カテゴリー「家呑み」の記事

2025/05/14

家呑み-北島 純米吟醸 無濾過生 大入りひっぱりだこ

滋賀県県湖南市の北島酒造株式会社が造る「北島(きたじま)」純米吟醸無濾過生酒 大入りひっぱりだこをいただきました。滓がらみのお酒です。

Img_5284
開栓する前に、瓶を静かに逆さまにして滓を均一にします。その後に栓を抜くと、葡萄の様な香りを感じます。滓がらみのお酒なので、器に注いだお酒は少し白みがかった黄緑色系の裏葉柳に近い色合いです。

それではいつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、葡萄の様な酸味と香りを感じてからお米の旨味が次いで出てきます。味の濃さは濃すぎず薄すぎず、アチキには丁度いい塩梅です。お酒を呑み込むと、後味として酸味が残るかなと思ったらすぐに消えて、旨味とお酒の辛さを暫し感じます。

口中で転がすと、酸味とと旨味が少し出てきて、爽やかな香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて温ませると、旨味がチョイと主張してきますが、最初にいただいたときよりも少し固い印象になりました。

酸味や旨味、お酒の辛さ、どれかが突出せず程よいバランスで感じられて呑み易い味わいです。

開栓後は3,4日から1週間置きにいただいてましたが、味わいに大きな変化は感じませんでした。

味の濃さが個人的に程よかったので、食事中や食後、いただく場面はその日の気分で選んでました。食中酒としては、〆鯖や鰤の照焼、湯豆腐や小松菜と油揚げの煮浸しなど和食を中心に合わせてました。和食以外では回鍋肉などの味が濃い中華料理を食べた後にこのお酒をいただくと、お酒の味わいが口中をスッキリさせてくれて、食も呑みも進みましたねぇ。

お酒の表ラベルですが、酒名の「ひっぱりだこ」に因んで蛸が描かれています。このお酒を酒屋さんで初めて見たとき、この表ラベルのインパクトが強かったので思わず購入しましたが、味わいは尖っておらず、繰り返しになりますが呑み易いお酒でした。


北島 純米吟醸 無濾過生 大入りひっぱりだこ
  醸造元: 北島酒造株式会社(滋賀県湖南市)
  原料米:近江産吟吹雪,精米歩合:55%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2025年2月
  購入場所:大塚屋,価格:2,900円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/05/01

家呑み-浦里 純米酒

初めていただくお酒です。茨城県つくば市の合資会社浦里酒造店の「浦里(うらざと)」純米酒です。こちらの蔵元が造るお酒は「霧筑波(きりつくば)」が主要銘柄で、「浦里」は2020年に登場した新しい銘柄のお酒です。

Img_5262
栓を抜くと、吟醸香をうっすらと感じます。器に注いだお酒は、黄緑色系の裏葉柳に近い色合いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、果実系で柔らかな酸味を先ず感じてからお酒の辛さと旨味が出てきますが、苦味や甘味もチョイとあります。呑み込んでからの後味は、酸味から旨味へと変わります。

口中で転がすと、酸味が強くなりますが渋味?の様な味も感じます。室内に置いて温ませると、旨味が少し出てきて、味わいが少し落ち着いてきた様に思えます。

一口で様々な味が感じられる、複雑系の味わいです。

開栓後かは4,5日から1週間置きにいただいてました。味わいの傾向はほぼ同じでしたが、苦味はいつしか感じられなくなり、代わりにコクのようなものが出てきました。

主に食中酒としていただいてました。合わせてみた料理は、〆鯖、穴子の蒲焼き丼等の魚料理、菜花の辛子和えやたたき胡瓜のピリ辛和え、モヤシのナムル等の野菜を使った副菜、おろしポン酢をかけた豆腐ステーキや豚肉と厚揚げの味噌炒めといった少し手を加えた豆腐料理など。お酒の味わいが料理の味を引き出してましたねぇ。

今回いただいた「浦里」は、協会10号酵母として日本醸造協会でも頒布されている「小川酵母」を使用しています。小川酵母で醸したお酒の特徴は酸が少なく穏やかな香りのお酒だそうで、封開け時の感想とほぼ同じでした。

旨味と酸味、お酒の辛さなどが、どれも突出せずに程よく感じられて且つ料理にも合わせ易い、食中酒向きなお酒でした。


浦里 純米酒
  醸造元: 合資会社浦里酒造店(茨城県つくば市)
  原料米:国産米(茨城県産),精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:宮田商店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/04/10

家呑み-東北泉 純米大吟醸 Mt.Chokai

山形県のお酒「東北泉(とうほくいずみ)」を久し振りに家呑みしました。今回いただいたのは、東北泉 純米大吟醸 Mt.Chokai、蔵元は山形県飽海郡遊佐町の合資会社高橋酒造店です。

Img_5253
栓を抜くと、林檎か洋梨の様な上立ち香を感じます。器に注いだお酒は、少し灰色がかった黄緑色系の色合いで、山葵色が近いかなと思いました。

一口目はいつものように冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、酸味を感じてから旨味が出てきます。何となく洋梨の様な味わいです。お酒を呑み込むと、やはり洋梨のような味わいが口中に残りますが、徐々に消えていきます。

口中で転がすと酸味が強調されますが、甘味もチョイと感じます。室内に置いて温ませると、旨味が少し出てきて少し円みを帯びた味わいになりました。

洋梨のような味わいで、酸味と旨味を程よく感じられて呑み易いです。

開栓後は2,3日から1週間置きにいただいてました。開栓後数日間は味わいに変化は感じられませんでしたが、1週間ほど経つと旨味が少し出てきました。その後も旨味が少しずつ前に出てきて、呑み終える頃は旨味が味わいの真ん中にいました。

何となくですが、このお酒をいただいていると気分が穏やかになるので、食後のまったりした時間にいただくことが多く、時々食中酒としてもいただいてました。食中酒としてこのお酒と合わせてみた料理は、時期的に野菜を沢山入れた湯豆腐や菜花の辛子和えなどの和食の他に、茸のリゾットや鮪の中落ちと大根のカルパッチョといったイタリア料理とも相性がよかったですねぇ。

蔵元のWeb Siteにある商品紹介のページを見ると、「普段飲みができるコストパフォーマンスに優れている」と書かれている通り、純米大吟醸酒としてはお手頃な価格です。にも増して、酸味と旨味のバランスがよく呑み易い味わいが、このお酒の最大の魅力かな、と思いました。


東北泉 純米大吟醸 Mt.Chokai
  醸造元: 合資会社高橋酒造店(山形県飽海郡遊佐町)
  原料米:国産米,精米歩合:45%
  アルコール度数:15%,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:髙原商店,価格:2,800円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/03/25

家呑み-尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるま

季節は冬から春に変わりつつありますが、今回も冬のお酒の感想です。群馬県館林市の龍神酒造株式会社の「尾瀬の雪どけ(おぜのゆきどけ)」純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるまで、薄にごりのお酒です。

Img_5244
開栓する前に、瓶を静かに逆さまにして滓を均一にします。栓を抜いたときに感じる上立ち香は、林檎の様な爽やかな香りです。薄にごりのお酒なので、色合いは白く濁っていますが少し緑がかっていて薄雲鼠か蕎麦切色が近いです。

それどは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態の一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、林檎の様な酸味に苦味が若干混じった味わいです。舌上にピリピリとしたガス感を感じます。呑み込むと酸味は消えて旨味にほんのチョイと甘味が口中に残りますが、いつの間にか消えてました。

口中で転がすと、酸味が少し強くなりますが苦味も出てきます。室内に置いて温ませると、ピリピリとしたガス感は無くなって旨味が少し出てきました。

酸味主体の味わいですが、強すぎずに程よく感じられて、呑み易いです。

開栓後は3,4日から1週間置きにいただいてました。開栓から約10日程度は味わいに変化は感じませんでしたが、2週間程度経つと旨味が出てくるようになりました。

食事中か食後でいただくことが多かったです。食中酒としては、銀だらの粕漬け焼や鯛しゃぶなどの魚料理を始め、焦がしバター醤油味の豆腐ステーキやなめ茸温豆腐といった豆腐料理に水菜の酢醤油和えやモヤシのナムルの様な簡単な野菜料理等々、和食を中心に合わせてみましたが、程よい酸味が料理の味を引き立ててくれましたねぇ。

「尾瀬の雪どけ」は外呑みで時々いただきますが、拙ブログで取り上げるのは2016年8月以来で約8年半振りです。随分と久し振りになりました。当時の記事はこちら↓
  家呑み-尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 夏吟

2016年に取り上げたのは夏酒でしたのでお酒の味わいは今回とは違ったものになっていますが、呑み易い印象は同じでした。個人的には好感が持てるお酒です。


尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるま
  醸造元: 龍神酒造株式会社(群馬県館林市)
  原料米:国産米,精米歩合:50%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年12月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,180円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/03/20

家呑み-吉乃川 みなも 爽彩純米 無濾過生原酒

新潟県長岡市ある吉乃川株式会社の「吉乃川(よしのがわ)」みなも 爽彩純米(そうさいじゅんまい) 無濾過生原酒です。

Img_5240
開栓すると、注ぎ口からは吟醸香がほんのチョイと立ち上がってきます。器に注いだお酒は、薄い黄緑色系の白緑に近い色合いです。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、青林檎かサイダーを思わせる酸味と舌上に感じるピリピリとしたガス感が爽やかな印象を与えてくれます。呑み込むと酸味に加えて甘味が口中に残りますが、波を引くように消えていきます。

口中で転がすと、ピリピリ感が増して爽快な香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて温ませると、旨味と甘味が前に出てきますがガス感は無くなりました。

冷えているときは、酸味とピリピリとしたガス感が爽やかな印象を感じさせてくれます。

開栓後は大凡2日から1週間置きにいただいてましたが、旨味が徐々に出てくる反面ピリピリ感は段々と弱まって、いつの間にか感じなくなりました。

何となくですが料理に合わせ易いかなと思い、主に食中酒としていただいてました。合わせてみた料理は、炙った太刀魚の刺身に塩ちゃんこ鍋、小松菜と竹輪のわさび和えや春菊の胡麻和え、水切り豆腐の酢味噌和えや生牡蠣をポン酢でいただいたり、和食以外では茸のリゾットや銀だらの切り身のアクアパッツァなど。様々な料理に合わせてみましたが、お酒の味わいが主張しすぎず料理の味を引き立てていましたねぇ。

銘柄に「爽」の字が使われている様に、爽やかな印象で料理との相性もいい、食中酒向きのお酒でした。


吉乃川 みなも 爽彩純米 無濾過生原酒
  醸造元: 吉乃川株式会社(新潟県長岡市)
  原料米:国産米,精米歩合:65%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:3,000円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/03/13

家呑み-澤の花さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒

今頃2025年の元旦からいただいているお酒の感想です。長野県佐久市の伴野酒造株式会社が醸す「澤の花(さわのはな)」さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒、薄にごりのお酒です。

Img_5194
栓を抜くと林檎の様な上立ち香を感じます。器に注いだお酒は、うっすらと白い色合いです。

では冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、林檎の様な酸味を先ず感じてから旨味が出てきます。舌上にチョイとピリピリ感も感じます。呑み込むと口中に酸味が残り、徐々に消えていきます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けていき、旨味が少し強調されます。室内に置いて温ませると、旨味が味わいの主役になりました。

爽やかな酸味と旨味のバランスが、個人的には好みの味わいのお酒です。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、ピリピリとしたガス感は段々と弱くなりましたが、味わいに大きな変化は感じられませんでした。

元旦からいただいたお酒ですのでお節料理や関東風のお雑煮と合わせてみましたが、お酒の爽やかさが口中を一度リセットしてくれるので、次の料理も美味しくいただけました。その他に合わせてみて相性がいいなと思った料理は、鯖の味醂干し焼き、山菜炊き込みご飯や温豆腐茸あん、醤油味の煮込みラーメン等々でした。

開栓時から呑み終わりまで、終始爽やかな印象を与えてくれるお酒でした。


澤の花さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒
  醸造元:伴野酒造株式会社(長野県佐久市)
  原料米:長野県産美山錦,精米歩合:50%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  ※製造年月:メモするの忘れた
  購入場所:髙原商店,価格:3,250円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2025/02/23

家呑み-松の司 純米酒 R5BY

外呑みでは時々いただいてましたが、家呑みでは初めてのお酒です。滋賀県蒲生郡竜王町にある松瀬酒造株式会社の「松の司(まつのつかさ)」純米酒R5BYです。

Img_5178
栓を抜くと葡萄系の香りがうっすらと感じます。器に注いだお酒は、少し濃いめの黄緑色系の色合いです。

いつものように一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、柔らかい酸味が口中に拡がり、次いで旨味とお酒の辛さを感じます。舌上は何となくですが、ビロードのような感触があります。呑み込むと旨味とお酒の辛さが口中に残ります。

口中で転がすと、葡萄系の香りが鼻腔を抜けていき、お酒の辛さがやや強調されます。チョイと苦味も感じます。室内に置いて温ませてみましたが、味わいの傾向に大きな変化は感じられませんでした。

葡萄系の酸味とお米の旨味のバランスがアチキには程よく、嫌な雑味も感じません。

開栓後は2日から1週間置きにいただいてましたが、味わいは少しずつ旨味が主張してきました。開栓から1週間ほど経つと、コクのようなものも感じるようになりました。

食中酒としていただくことが多く、海胆や鮃のお寿司、野菜を沢山入れた湯豆腐に、白菜の浅漬けや小松菜とエノキの海苔和えなど和食との相性がよく、食が進みましたねぇ。

酸味と旨味を程よく感じられ、料理の味を引き立ててくれる、食中酒向きのお酒でした。


松の司 純米酒 R5BY
  醸造元:松瀬酒造株式会社(滋賀県蒲生郡竜王町)
  原料米:滋賀県竜王町産米,精米歩合:65%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  ※製造年月:メモするの忘れた(-_-)
  購入場所:味ノマチダヤ,価格:2,573円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2025/02/05

家呑み-明鏡止水 純米生酒 初しぼり (R6BY)

長野県のお酒、「明鏡止水(めいきょうしすい)」純米生酒 初しぼりを約3年振りにいただきました。蔵元は長野県佐久市の大澤酒造株式会社です。

Img_5164
栓を抜くと果実系の様な香りが立ち上がってきます。器に注いだお酒は、うっすらとした黄緑色系の色合いで、白緑が近いでしょうか。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、お米の旨味を感じてから果実系の酸味が口中に拡がります。嫌な雑味は感じません。呑み込むと酸味が残りますが、お酒の辛さもほんのチョイと感じます。

口中で転がすと、酸味とお酒の辛さが少し出てきます。室内に置いて温ませると、キンキンに冷えた状態よりも口当たりが円くなり、酸味と旨味が混じり合って冷酒よりも呑み易い味わいになりました。

酸味と旨味が程よく感じられて、外連味がなく澄んでいる印象の味わいです。

開栓後は2日から1週間置きにいただいてました。その間、味わいが大きく変わることはありませんでしたが、開栓から1ヶ月程経つと甘味やコクのようなものを感じるようになりました。

奇麗な味わいですのでいただく場面は特に拘らず、食事中や食後、その日の最後の一献など、いただきたい時に呑んでました。食中酒としていただいた際は、青森県のブランド養殖魚海峡サーモンの刺身や野菜を沢山入れた湯豆腐などと合わせましたが、お酒の味わいが料理の味を引き立ててましたねぇ。

「明鏡止水」純米生酒初しぼりを拙ブログで取り上げるのは、今回が4回目です。過去3回の感想はこちら↓
 家呑み-明鏡止水 純米生酒 初しぼり 日本の冬 (H26BY)
 家呑み-明鏡止水 純米生酒 初しぼり 日本の冬 (H28BY)
 家呑み-明鏡止水 純米生酒 初しぼり 日本の冬 (R3BY)
読み返してみると、味わいの表現はその時々で異なるものの、大きな枠では同じ傾向かなと思います。好きな味わいのお酒です。

このお酒は好みの味わいに加えて毎年変わるラベルの絵が好きで、酒販店で見かけるとついつい手が出てしまいます。(^o^)
今回いただいたR6BYは、駄菓子屋さんで楽しむ子供達が描かれていて、毎回そうですが、何となく懐かしい気分になります。今回も味わいが大きくぶれることはなく、チョイとではなく結構昔を思い出させてくれる、いただいていてまったりとさせてくれるお酒でした。


明鏡止水 純米生酒 初しぼり (R6BY)
  醸造元:大澤酒造株式会社(長野県佐久市)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:16%,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,600円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2025/01/12

家呑み-肥前蔵心 特別純米 おりがらみ生

初めていただくお酒です。佐賀県鹿島市にある矢野酒造株式会社の「肥前蔵心(ひぜんくらごころ)」特別純米おりがらみ生です。

Img_5163
開栓する前に、瓶を静かに逆さまにして瓶底に溜まっている滓を均一にします。栓を抜くと、シュッとガスが抜ける音がします。注ぎ口からはバナナか洋梨を思わせる香りが立ち上がってきます。器に注いだお酒は、白色よりは少し灰色がかった千草鼠が近いと思います。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。キリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、舌上にピリピリとしたガス感を感じてから爽やかな酸味が口中に拡がり、次いで旨味が出てきます。呑み込むと酸味が残ったかなと思うと直ぐ様消えて、旨味が最後まで残ります。

口中で転がすと、ピリピリ感が増して酸味をより強く感じます。室内に置いて温ませると、旨味主体の味わいになりました。

爽やかな酸味主体の味わいで重たくなく、軽やかで呑み易い味わいです。

開栓後は2日から1週間置きにいただいてましたが、ピリピリとしたガス感は徐々に弱くなり旨味が少しずつ増してきました。

食事中や食後など、吞みたいときにいただいてました。食中酒として様々な料理と合わせてみましたが、鰹のたたきや湯豆腐横須賀風と合わせた際は、お酒の味わいが料理の味を引き立ててくれました。また、ビターチョコを少しかじってからこのお酒をいただくと、カカオの香りがより強く感じました。

開栓から時間が経つと、生酒故ガス感や味わいが少しずつ変わりましたが、軽やかで呑み易い印象は変わる事無く、アチキとしてはいただく場面を選ばない重宝するお酒でした。


肥前蔵心 特別純米 おりがらみ生
  醸造元:矢野酒造株式会社(佐賀県鹿島市)
  原料米:雄山錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:15%,日本酒度:-1.8
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年12月
  購入場所:大塚屋,価格:2,800円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村
2023-06-04 12:53:04

2024/12/22

家呑み-越生梅林 特別純米酒

初めていただくお酒です。埼玉県入間郡越生町の有限会社佐藤酒造店が造る「越生梅林(おごせばいりん)」特別純米酒です。

Img_5145
栓を抜くと、上立ち香として吟醸香をうっすらと感じます。器に注いだお酒は、少し濃い黄緑色系の色合いで、柳色が近いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、先ず旨味が出てきてから柑橘系の酸味とお酒の辛さが感じます。呑み込むと、旨味が残った後にコクのようなものをチョイと強く感じます。

口中で転がすと、お酒の辛さとコクのようなものがより強く感じました。室内に置いて温ませると、旨味に酸味が絡まって味わいが複雑になりました。

旨味が主体の味わいです。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、味わいは大きく変わりませんでしたが、コクのようなものが少しずつ増した様に思いました。

何となくですが、食中酒としていただくことが多かったです。合わせてみたのは、オリーブぶりの刺身、ひじきの炊き込みご飯、鶏腿肉と野菜の梅肉炒め、厚揚げ焼き、小松菜と舞茸のわさび和え、焼き大根のポン酢和え等々。様々な料理と相性がよかったですねぇ。また、食後にビターチョコと「越生梅林」の組み合わせを試しましたが、違和感なくいただきました(^o^)

アチキとしては味が強すぎず中庸な濃さに感じたので、料理とも合わせ易く食事を楽しませてくれたお酒でした。


越生梅林 特別純米酒
  醸造元:有限会社佐藤酒造店(埼玉県入間郡越生町)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:15%,日本酒度:+3
  酵母:自社酵母,酸度:1.3,アミノ酸度:1.0
  製造年月:2024年10月
  購入場所:髙原商店,価格:2,750円+消費税(1800ml)
  ※日本酒度,酵母,酸度,アミノ酸度は蔵元Websiteから転記


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

より以前の記事一覧

フォト
2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

にほんブログ村

無料ブログはココログ