家呑み-HAKUKO NATSU

もう秋のお酒が主流ですが、夏酒の感想です。広島県のお酒「白鴻(はくこう)」の夏酒、「HAKUKOU NATSU」をいただきました。蔵元は広島県呉市の盛川酒造株式会社です。

栓を開けた際の上立ち香は、殆ど感じません。器に注いだお酒は、薄い黄緑色系で夏虫色に近い色合いをしています。

いつものように冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し堅めの口当たりです。お酒を口に含むと、旨味と柑橘系の酸味を感じます。また、舌上にピリッとしたガス感もあります。お酒を呑み込むと、旨味が残ってるなと思ったらすぐに消えました。キレがありますねぇ。

口中で転がすと、酸味が少し出てきますが、少し苦味も感じます。室内に置いて温ませると、旨味主体の味わいにほんのチョイと甘味も加わりました。

旨味と酸味では旨味が少し前に出ている味わいで、キレもあります。

開栓後は3,4日から1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向は殆ど変わりませんでした。開栓時に感じたピリピリとしたガス感は、3,4日で無くなりました。

主に食中酒として食事中にいただくことが多かったです。合わせてみた料理は、真鰺の刺身、ひじきの炊き込みご飯、豆腐味噌田楽や茄子と茗荷の浅漬け等、変わったところでは酸味の効いた酸辣湯麺にも合わせてみましたが、お酒のキレの意外と合っていました(^o^)

味の濃さがよい意味で中庸なので、蒸し暑い真夏でも呑み飽きしないでいただけたお酒でした。


HAKUKOU NATSU
　　醸造元：盛川酒造株式会社(広島県呉市)
　　原料米：国産米，精米歩合：記載無し
　　アルコール度数：13度，日本酒度：記載無し
　　酵母：記載無し，酸度：記載無し，アミノ酸度：記載無し
　　製造年月：2025年6月
　　購入場所：三ツ矢酒店，価格：2,800円+消費税(1800ml)



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