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2025年6月

2025/06/20

家呑み-宝剣 純米酒 生

広島県のお酒「宝剣(寶劔) (ほうけん)」を2年4ヶ月ぶりに家呑みしました。今回いただいたのは純米酒生酒です。蔵元は広島県呉市の宝剣酒造株式会社です。

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栓を抜くと、バナナのような香りが注ぎ口から立ち上がってきます。器に注いだお酒の色合いは、うっすらとした黄緑色系で山葵色が近いですかね。

いつものように冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、お米の旨味と舌上にピリピリとした刺激がチョイと感じます。呑み込むと酸味を感じてから、旨味とお酒の辛さが口中に残ります。

口中で転がすと、お酒の辛さと果実系の酸味が少し出てきます。室内に置いて温ませると、冷酒よりも旨味をより一層感じます。

旨味主体の味わいですが、お酒の辛さと酸味が味を引き締めています。

開栓後は2,3日から1週間置きにいただいてました。暫くは味わいの傾向に大きな変化は感じませんでしたが、開栓からら1ヶ月ほど経つとコクのような物が少し出てきました。

専ら食中酒として呑む事が多かったです。筍の炊き込みご飯に野菜を沢山入れた湯豆腐や鯛しゃぶなどの比較的あっさりした味の鍋料理、中トロやホウボウの刺身の類いやなめ茸温豆腐等々、主に和食と多く合わせてみましたが、お酒の味の濃さが程よくて、食も呑みも進みましたねぇ。

「宝剣(寶劔)」は外呑みでも時々いただく事がある、好きな銘柄のお酒です。今回取り上げた純米酒生酒も外呑みで何回かいただいていまして、家呑みしてても「この味わいだなぁ」と、どこか安心しながらいただいてました。

料理にも合わせ易いながらも、お酒の辛さと味わいをしっかり感じさせるお酒でした。


宝剣 純米酒 生
  醸造元: 宝剣酒造株式会社(広島県呉市)
  原料米:広島県産八反錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2025/06/08

家呑み-花笑み 純米 生酒

初めていただいたお酒です。大分県佐伯市にある大地酒造株式会社の「花笑み(はなえみ)」純米生酒です。

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栓を抜くと吟醸香をうっすらと感じます。器に注いだお酒の色合いは、少し濃い黄緑色系の苗色が近いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、旨味とパイン系の酸味が口中に拡がり、お酒の辛さも同時に感じます。呑み込むと後味として、酸味とお酒の辛さが暫く残ります。

口中で転がすと、お酒の辛さが強調される他、旨味も出てきます。室内に置いて温ませると、お酒の辛さが少し和らいで、旨味主体の味わいになりました。

辛口のお酒ですが、旨味と酸味も十分感じられる、濃醇な味わいです。

開栓後は2,3日から1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向に大きな変化は感じませんでした。

濃醇で辛口のお酒なので料理との相性もいいかなと思い、食中酒としていただくことが多かったです。合わせてみた料理は、伊佐木の刺身、アサリとキャベツの蒸し煮、厚揚げ焼き、小松菜の酢味噌和え、茄子と茗荷の浅漬けなどですが、お酒が料理の味を引き立ててくれました。変わったところでは鶏白湯生姜鍋も相性がよかったですねぇ。

料理との相性がよく、食中酒向きのお酒でした。


花笑み 純米 生酒
  醸造元: 大地酒造株式会社(大分県佐伯市)
  原料米:麹米:山田錦,掛米:美山錦,精米歩合:70%
  アルコール度数:15度,日本酒度:+7
  酵母:協会9号,酸度:1.8,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2025年4月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,436円+消費税(1800ml)


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2025/06/01

家呑み-敷嶋 季節限定酒 冬椿

季節は初夏から梅雨に移り変わりそうだってのに、まだ冬のお酒の感想です(^_^; 愛知県半田市の伊東株式会社が造る「敷嶋(しきしま)」の季節限定酒「冬椿(ふゆつばき)」生酒です。

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栓を抜く時に、ポンと瓶内のガスが抜ける音がします。注ぎ口から華やかな香りが立ち上がってきます。器に注いだお酒は薄い黄緑色系の色合いで、白緑が近いでしょうか。

いつものように一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、柔らかいけど少し強めな柑橘系の酸味を感じます。また、生酒らしいピリピリとしたガス感もあります。呑み込むと、柑橘系の酸味が後味として口中に暫く残ります。

口中で転がすと、酸味がより強調されますが、若干エステル系の香りも感じます。室内に置いて温ませると、旨味が少し出てくる他に甘味も仄かに感じます。

柑橘系の酸味が味わいの真ん中にあります。

開栓後は2,3日から1週間置きにいただいてました。開栓してから5日頃から、旨味とコクのような物が少し出てきました。以後は酸味と旨味、コクのような物がバランスよく感じる味わいが続き、舌上に感じていたピリピリとしたガス感は、いつの間にか感じなくなりました。

食中酒としていただくことが多かったです。合わせてみた料理は、オリーブサーモンの刺身やホタルイカの酢味噌和え、小松菜と油揚げの煮浸しに豆腐味噌田楽、鶏肉と野菜の梅ダレ炒めや酒粕石狩鍋等々和食が多いのはいつものこと。たまに作るイタリア料理ではトマト風味リゾットに新玉葱のコンソメスープ等。様々な料理と合わせてみましたが、お酒の味わいが料理の味を引き立ててくれて、食事が楽しかったですねぇ。

蔵元のWebsiteを見ますと「敷嶋」のコンセプトは「食中酒」との事で、なるほど食事に合わせやすいなと感じながらいただいてました。今回のお酒は冬の限定酒でしたが、機会があれば他のお酒もいただきたいと思います。


敷嶋 季節限定酒 冬椿
  醸造元: 伊東株式会社(愛知県半田市)
  原料米:五百万石,精米歩合:60%
  アルコール度数:18%,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年12月
  購入場所:味ノマチダヤ,価格:3,000円+消費税(1800ml)


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