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2025/05/01

家呑み-浦里 純米酒

初めていただくお酒です。茨城県つくば市の合資会社浦里酒造店の「浦里(うらざと)」純米酒です。こちらの蔵元が造るお酒は「霧筑波(きりつくば)」が主要銘柄で、「浦里」は2020年に登場した新しい銘柄のお酒です。

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栓を抜くと、吟醸香をうっすらと感じます。器に注いだお酒は、黄緑色系の裏葉柳に近い色合いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、果実系で柔らかな酸味を先ず感じてからお酒の辛さと旨味が出てきますが、苦味や甘味もチョイとあります。呑み込んでからの後味は、酸味から旨味へと変わります。

口中で転がすと、酸味が強くなりますが渋味?の様な味も感じます。室内に置いて温ませると、旨味が少し出てきて、味わいが少し落ち着いてきた様に思えます。

一口で様々な味が感じられる、複雑系の味わいです。

開栓後かは4,5日から1週間置きにいただいてました。味わいの傾向はほぼ同じでしたが、苦味はいつしか感じられなくなり、代わりにコクのようなものが出てきました。

主に食中酒としていただいてました。合わせてみた料理は、〆鯖、穴子の蒲焼き丼等の魚料理、菜花の辛子和えやたたき胡瓜のピリ辛和え、モヤシのナムル等の野菜を使った副菜、おろしポン酢をかけた豆腐ステーキや豚肉と厚揚げの味噌炒めといった少し手を加えた豆腐料理など。お酒の味わいが料理の味を引き出してましたねぇ。

今回いただいた「浦里」は、協会10号酵母として日本醸造協会でも頒布されている「小川酵母」を使用しています。小川酵母で醸したお酒の特徴は酸が少なく穏やかな香りのお酒だそうで、封開け時の感想とほぼ同じでした。

旨味と酸味、お酒の辛さなどが、どれも突出せずに程よく感じられて且つ料理にも合わせ易い、食中酒向きなお酒でした。


浦里 純米酒
  醸造元: 合資会社浦里酒造店(茨城県つくば市)
  原料米:国産米(茨城県産),精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:宮田商店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2023-06-04 12:53:04

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