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2025年3月

2025/03/25

家呑み-尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるま

季節は冬から春に変わりつつありますが、今回も冬のお酒の感想です。群馬県館林市の龍神酒造株式会社の「尾瀬の雪どけ(おぜのゆきどけ)」純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるまで、薄にごりのお酒です。

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開栓する前に、瓶を静かに逆さまにして滓を均一にします。栓を抜いたときに感じる上立ち香は、林檎の様な爽やかな香りです。薄にごりのお酒なので、色合いは白く濁っていますが少し緑がかっていて薄雲鼠か蕎麦切色が近いです。

それどは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態の一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、林檎の様な酸味に苦味が若干混じった味わいです。舌上にピリピリとしたガス感を感じます。呑み込むと酸味は消えて旨味にほんのチョイと甘味が口中に残りますが、いつの間にか消えてました。

口中で転がすと、酸味が少し強くなりますが苦味も出てきます。室内に置いて温ませると、ピリピリとしたガス感は無くなって旨味が少し出てきました。

酸味主体の味わいですが、強すぎずに程よく感じられて、呑み易いです。

開栓後は3,4日から1週間置きにいただいてました。開栓から約10日程度は味わいに変化は感じませんでしたが、2週間程度経つと旨味が出てくるようになりました。

食事中か食後でいただくことが多かったです。食中酒としては、銀だらの粕漬け焼や鯛しゃぶなどの魚料理を始め、焦がしバター醤油味の豆腐ステーキやなめ茸温豆腐といった豆腐料理に水菜の酢醤油和えやモヤシのナムルの様な簡単な野菜料理等々、和食を中心に合わせてみましたが、程よい酸味が料理の味を引き立ててくれましたねぇ。

「尾瀬の雪どけ」は外呑みで時々いただきますが、拙ブログで取り上げるのは2016年8月以来で約8年半振りです。随分と久し振りになりました。当時の記事はこちら↓
  家呑み-尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 夏吟

2016年に取り上げたのは夏酒でしたのでお酒の味わいは今回とは違ったものになっていますが、呑み易い印象は同じでした。個人的には好感が持てるお酒です。


尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 生酒 おぜゆきだるま
  醸造元: 龍神酒造株式会社(群馬県館林市)
  原料米:国産米,精米歩合:50%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年12月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,180円+消費税(1800ml)


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2023-06-04 12:53:04

2025/03/20

家呑み-吉乃川 みなも 爽彩純米 無濾過生原酒

新潟県長岡市ある吉乃川株式会社の「吉乃川(よしのがわ)」みなも 爽彩純米(そうさいじゅんまい) 無濾過生原酒です。

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開栓すると、注ぎ口からは吟醸香がほんのチョイと立ち上がってきます。器に注いだお酒は、薄い黄緑色系の白緑に近い色合いです。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、青林檎かサイダーを思わせる酸味と舌上に感じるピリピリとしたガス感が爽やかな印象を与えてくれます。呑み込むと酸味に加えて甘味が口中に残りますが、波を引くように消えていきます。

口中で転がすと、ピリピリ感が増して爽快な香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて温ませると、旨味と甘味が前に出てきますがガス感は無くなりました。

冷えているときは、酸味とピリピリとしたガス感が爽やかな印象を感じさせてくれます。

開栓後は大凡2日から1週間置きにいただいてましたが、旨味が徐々に出てくる反面ピリピリ感は段々と弱まって、いつの間にか感じなくなりました。

何となくですが料理に合わせ易いかなと思い、主に食中酒としていただいてました。合わせてみた料理は、炙った太刀魚の刺身に塩ちゃんこ鍋、小松菜と竹輪のわさび和えや春菊の胡麻和え、水切り豆腐の酢味噌和えや生牡蠣をポン酢でいただいたり、和食以外では茸のリゾットや銀だらの切り身のアクアパッツァなど。様々な料理に合わせてみましたが、お酒の味わいが主張しすぎず料理の味を引き立てていましたねぇ。

銘柄に「爽」の字が使われている様に、爽やかな印象で料理との相性もいい、食中酒向きのお酒でした。


吉乃川 みなも 爽彩純米 無濾過生原酒
  醸造元: 吉乃川株式会社(新潟県長岡市)
  原料米:国産米,精米歩合:65%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年11月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:3,000円+消費税(1800ml)


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2023-06-04 12:53:04

2025/03/13

家呑み-澤の花さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒

今頃2025年の元旦からいただいているお酒の感想です。長野県佐久市の伴野酒造株式会社が醸す「澤の花(さわのはな)」さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒、薄にごりのお酒です。

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栓を抜くと林檎の様な上立ち香を感じます。器に注いだお酒は、うっすらと白い色合いです。

では冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、林檎の様な酸味を先ず感じてから旨味が出てきます。舌上にチョイとピリピリ感も感じます。呑み込むと口中に酸味が残り、徐々に消えていきます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けていき、旨味が少し強調されます。室内に置いて温ませると、旨味が味わいの主役になりました。

爽やかな酸味と旨味のバランスが、個人的には好みの味わいのお酒です。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、ピリピリとしたガス感は段々と弱くなりましたが、味わいに大きな変化は感じられませんでした。

元旦からいただいたお酒ですのでお節料理や関東風のお雑煮と合わせてみましたが、お酒の爽やかさが口中を一度リセットしてくれるので、次の料理も美味しくいただけました。その他に合わせてみて相性がいいなと思った料理は、鯖の味醂干し焼き、山菜炊き込みご飯や温豆腐茸あん、醤油味の煮込みラーメン等々でした。

開栓時から呑み終わりまで、終始爽やかな印象を与えてくれるお酒でした。


澤の花さら雪純米大吟醸無ろ過生原酒
  醸造元:伴野酒造株式会社(長野県佐久市)
  原料米:長野県産美山錦,精米歩合:50%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  ※製造年月:メモするの忘れた
  購入場所:髙原商店,価格:3,250円+消費税(1800ml)


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2023-06-04 12:53:04

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