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2024年12月

2024/12/31

2024年の振り返り

2024年の大晦日、チョイと今年を振り返り。

先ずは読書から、2024年に読んだ・読んでいる本を並べたらこんな感じ。
Img_5198
全部で29冊。30冊に届きませんでした。月平均3冊以下、ここ数年で最小。今年は妙に忙しく、自宅で読書する時間が中々作れませんでした。

29冊中、邦人作家24冊で外国人作家5冊。作家別に分けると
青崎有吾 1
綾辻行人 1
有栖川有栖 1
泡坂妻夫 1
井伏鱒二 1
門井慶喜 1
北村薫 1
小林泰三 1
小林由香 1
島田荘司 3
下村敦史 1
武田綾乃 3
中山七里 1
松岡圭祐 1
湊かなえ 1
宮田愛萌 2
宮部みゆき 1
望月麻衣 2

アガサ・クリスティー 3
エラリー・クイーン 2

冊数は少なかったのですが、最後の場面で衝撃の展開があったり、謎解きで作者にしてやられた感かあったり、読後に静かな感動があったりと、どれも読んで満足のいく本ばかりでした。来年はもっと様々な本と出会いたいですねぇ。
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続いて音楽の振り返り。所属しているUDトラックス吹奏楽部での活動は、ここでも妙な忙しさの影響で上半期は全く参加できず、7月末から練習に参加し始めたものの出遅れ感は否めず、それが演奏会当日まで響きました。チョイと悔いが残る1年でした。
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最後はお酒。
やはり妙な忙しさが響き、外呑み家呑み問わず飲酒の機会は例年よりも少なくなりました。
家呑みして拙ブログに挙げた家呑み感想記事は27本、昨年は34本なので飲酒機会の減少が数字で表れています。
特定名称別に内訳を調べてみると、
純米酒    13酒
特別純米酒   6酒
吟醸酒     1酒
純米吟醸酒   4酒
特定名称記載無し 3酒

こうしてみると、大吟醸酒/純米大吟醸酒が1つも無かったのが以外でした。外呑みでは極たまに頂いていたんですけどねぇ。
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こうして振り返ると、2024年は妙な忙しさがずっと影を落としていた1年でした。2025年は少しでも忙しさから解放されて、自分の時間を増やしたいです。

2024/12/22

家呑み-越生梅林 特別純米酒

初めていただくお酒です。埼玉県入間郡越生町の有限会社佐藤酒造店が造る「越生梅林(おごせばいりん)」特別純米酒です。

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栓を抜くと、上立ち香として吟醸香をうっすらと感じます。器に注いだお酒は、少し濃い黄緑色系の色合いで、柳色が近いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、先ず旨味が出てきてから柑橘系の酸味とお酒の辛さが感じます。呑み込むと、旨味が残った後にコクのようなものをチョイと強く感じます。

口中で転がすと、お酒の辛さとコクのようなものがより強く感じました。室内に置いて温ませると、旨味に酸味が絡まって味わいが複雑になりました。

旨味が主体の味わいです。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、味わいは大きく変わりませんでしたが、コクのようなものが少しずつ増した様に思いました。

何となくですが、食中酒としていただくことが多かったです。合わせてみたのは、オリーブぶりの刺身、ひじきの炊き込みご飯、鶏腿肉と野菜の梅肉炒め、厚揚げ焼き、小松菜と舞茸のわさび和え、焼き大根のポン酢和え等々。様々な料理と相性がよかったですねぇ。また、食後にビターチョコと「越生梅林」の組み合わせを試しましたが、違和感なくいただきました(^o^)

アチキとしては味が強すぎず中庸な濃さに感じたので、料理とも合わせ易く食事を楽しませてくれたお酒でした。


越生梅林 特別純米酒
  醸造元:有限会社佐藤酒造店(埼玉県入間郡越生町)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:15%,日本酒度:+3
  酵母:自社酵母,酸度:1.3,アミノ酸度:1.0
  製造年月:2024年10月
  購入場所:髙原商店,価格:2,750円+消費税(1800ml)
  ※日本酒度,酵母,酸度,アミノ酸度は蔵元Websiteから転記


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2024/12/08

家呑み-加賀桜月 純米吟醸

石川県金沢市の老舗蔵元株式会社福光屋と酒販店のコラボレーション企画で誕生した「加賀桜月(かがさくらづき)」純米吟醸です。

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栓を抜くと、白桃を思わせる爽やかな上立ち香が注ぎ口から立ち上がってきます。器に注いだお酒は、うっすらとした黄緑色系の色合いで、若葉色が近いですかねぇ。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。柔らかい口当たりです。お酒を口に含むと、白桃のような柔らかい酸味を感じてから、旨味が出てきます。呑み込むと後味として残る酸味が、口中をスッキリさせてくれて心地よさを感じます。その酸味に加えてお酒の辛さとコクの様なものも後味として出てきます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けて旨味がチョイと出てきますが、苦味も少々感じます。室内に置いて温ませると、旨味主体の味わいになりますが冷酒で感じた心地よさはそのままでした。

第一印象は、優しい味わい。味が濃すぎず呑み易いです。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、味わいは殆ど変わりませんでした。

酸味が口中をスッキリさせてくれるので、食事中にいただく事が多かったです。真鰺の刺身に秋刀魚の塩焼き、鮭ハラスと舞茸の炊き込みご飯やなめ茸温豆腐、蒸し野菜(シメジや玉葱、小松菜などを蒸して、粗塩やごまだれでいただく)等々、様々な料理に合わせ易かったです。中でも紅葉おろしを加えたポン酢醤油をつけた蒸し牡蠣を食べた後に「加賀桜月」をいただくと、牡蠣の磯の香りが引き立つので、食事が楽しくなりました。

ここの蔵元はコンセプトの違いで様々なお酒を造っていますが、代表的な銘柄の一つ「加賀鳶(かがとび)」と「加賀桜月」の味わいを比較すると、「加賀鳶」の方は濃醇な辛口で力強い印象と記憶していますが、「加賀桜月」は辛口ですが先にも書きましたが柔らかくて優しい味わいでした。味わいや印象の違いは、好みが分かれるかもしれません。アチキはと言うと、どちらも甲乙つけがたく、贅沢言えばその時の気分や場面で呑み分けたいですねぇ。懐事情で無理ですけど(^_^; ...。


加賀桜月 純米吟醸
  醸造元:株式会社福光屋(石川県金沢市)
  原料米:国産米,精米歩合:55%
  アルコール度数:14%,日本酒度:記載無し
  酵母:協会9号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年6月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,300円+消費税(1800ml)


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