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2024年10月

2024/10/31

家呑み-甲子 純米 大辛口 冷やおろし

2024年にいただいていた冷やおろしのお酒の一酒です。千葉県印旛郡酒々井町にある株式会社飯沼本家の「甲子(きのえね)」純米 大辛口 冷やおろしです。

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栓を抜くと、葡萄の様な香りを感じます。器に注いだお酒は、夏虫色に近いうっすらとした黄緑色系の色合いです。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、舌上にピリピリとしたガス感と爽やかな酸味を感じてから旨味が出てきます。呑み込むと後味として旨味が残りますが、やがてスッと消えます。キレがありますねぇ。

口中で転がすと、旨味が前に出てきますがお酒の辛さも感じます。室内に置いて温ませると、旨味にお酒の辛さが味わいの主体になります。

大辛口とありますが、アチキにはお酒の辛さは少しだけ感じます。

開栓後は3日から1週間置きにいただいていて、味わいは殆ど変わらなかったのですが、ピリピリとしたガス感は気がついたら無くなってました。

食事中にいただく事が多かったです。鰹のたたきや鮪の中落ち、秋刀魚の蒲焼きなどの魚料理や、湯豆腐横須賀風に豆腐味噌田楽、大根と油揚げの炒め物など、和食と相性がよかったですねぇ。

ここの蔵元のお酒は外呑みでは時たまいただいてましたが、家呑みは2011年9月以来、実に13年振りでした。随分と間が空きました(^_^; 今回いただいたお酒は、辛口ですがドライ感というよりはキレの良さを強く感じます。味が強くなく程よい濃さなので、呑み疲れしませんでした。

秋の夜長に旬の食材を味わいながらゆるりといただく、そんな呑み方をしていました。


甲子 純米 大辛口 冷やおろし
  醸造元:株式会社飯沼本家(千葉県印旛郡酒々井町)
  原料米:国産米,精米歩合:80%
  アルコール度数:16度,日本酒度:+8.5
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年9月
  購入場所:髙原商店,価格:2,600円+消費税(1800ml)


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2024/10/21

家呑み-奈良萬 純米酒 ひやおろし

福島県喜多方市にある夢心酒造株式会社の「奈良萬(ならまん)」純米酒 ひやおろしです。

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栓を抜くと、葡萄の様な香りをうっすらと感じます。器に注いだお酒は、無色透明です。

それでは一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、先ず旨味が出てきてから葡萄の様な酸味とお酒の辛さを感じます。呑み込むと熟成香を思わせる香りが鼻腔を抜けてから、口中には酸味が残りますがゆっくりと消えていきます。

口中で転がすと、熟成香が少し強くなって苦味がほんのチョイと出てきました。室内に置いて温ませると、旨味主体で熟成香は薄くなりました。

旨味が味わいの中心にいますが、熟成香、お酒の辛さ、酸味が絡まって、やや複雑な味わいになっています。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、口当たりが少し円くなった他は味わいに変化は感じられませんでした。

食事中か食後、その日の気分によって吞む場面を変えていました。食中酒としては、秋刀魚の塩焼き、鯖の味醂干し焼き、オリーブ真鯛の刺身などの魚料理、沖縄風豚角煮ご飯や茄子の味噌煮にたたき胡瓜のピリ辛和え等の料理と相性がよく、お酒の味わいが料理の味を引き立てていましたねぇ。

「奈良萬」は以前から好きなお酒で外呑みでは度々いただいてますが、一升瓶を購入して家呑みしたのは2016年春以来、凡そ8年半振りだったのはチョイと驚きでした。しかも「ひやおろし」を家呑みしたのは今回が初めてでした。新酒ですと爽やかな酸味と旨味が調和している印象がありますが、今回いただいた「ひやおろし」は旨味主体ながら熟成感も感じられる、複雑な味わいのお酒でした。


奈良萬 純米酒 ひやおろし
  醸造元:夢心酒造株式会社(福島県喜多方市)
  原料米:国産米,精米歩合:55%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年9月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2024/10/20

演奏会のご案内(2024/11/24) ~UDトラックス吹奏楽部第54回定期演奏会~

#本記事は演奏会終了まで、Topに掲載します。

アチキが所属している、UDトラックス吹奏楽部の定期演奏会のご案内です。
==============================================================
UDトラックス吹奏楽部 第54回定期演奏会

日 時:2024年11月24日(日) 13:30開演(13:00開場)
場 所:あげお富士住建ホール 大ホール (上尾市文化センター)
入場料:300円(全席自由、高校生以下無料)
交 通:JR高崎線上尾駅東口より徒歩約15分, またはバス利用 上尾文化センター前下車
指 揮:石井 敬孝(当部講師) 他
曲 目
・スラヴ行進曲 / P.I.チャイコフスキー
・アニメ・メドレー「ハウルの動く城」より / 久石 譲, 木村 弓 (鈴木 英史編)
・シー・オブ・ウィズダム ~知恵を持つ海~ / 清水 大輔
・喜歌劇「こうもり」序曲 / J.シュトラウス2世 他

お問い合わせ
 吹奏楽部Web Site:https://www.ud-wind.com/

※会場までお越しの際は、駐車場に限りがございますので、公共交通機関をご利用下さい。

UDトラックス吹奏楽部は、UDトラックス(株)グループ社員・吹奏楽愛好者で構成され、
定期演奏会の開催や上尾市民音楽祭への参加などの活動をしています。

今回の演奏会はこれまでの演奏会と同様に、吹奏楽曲、管弦楽曲の編曲、行進曲、映画音楽、ラテン音楽に童謡と、多彩なジャンルの曲を選曲しました。プロクラムの後半は空を飛ぶものに因んだ曲を選曲しています。

アチキは今回の演奏会も、全曲バスクラリネットを担当します。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
54th_concert_flyer

2024/10/14

家呑み-天寶一 Style "あさがお" 純米吟醸

2024年10月の半ばになり巷では冷やおろし、秋あがりのお酒が多く流通していますが、今回拙ブログで取り上げるお酒は2024年の夏酒だったりします(^o^) 広島県福山市にある株式会社天寶一の「天寶一(てんぽういち)」純米吟醸酒 あさがおです。

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栓を抜くと、バナナを思わせる上立ち香がうっすらと立ち上がってきます。器に注いだお酒は、少し灰色がかった黄緑色系の裏葉柳に近い色合いをしています。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。やや締まった感じの口当たりです。お酒を口に含むと、ビロードの様な感触を舌上に感じます。そして、旨味が出てきたなと思った直ぐ様、パイン系の酸味が口中に拡がります。呑み込むと酸味が口中に残りますが、苦味とお酒の辛さも少々感じます。これらの後味はいつまでも残らずにスーッと消えます。

口中で転がすと、旨味とお酒の辛さが前面に出てきます。室内に置いて温ませると、口当たりが滑らかになり、やはり旨味とお酒の辛さを感じます。

冷酒だと辛口ですが、酸味が味わいの真ん中にいます。温んでくると旨味が出てきますので、お酒の温度によって味わいの変化が楽しめます。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてました。その間、冷えている状態では味わいの傾向は変わりませんでしたが、温んでくると旨味に加えてカラメルの様な甘味が出てきました。

主に食中酒としていただいてました。合わせてみた料理は、茸の炊き込みご飯、〆鯖やオリーブハマチの刺身、焼き茄子や梅きゅうに厚揚げ焼き、変わったところではイカスミのパスタ等。様々な料理と合わせてみましたが、お酒と料理の味わいがお互いに引き立ててている様に思いました。

ラベルには使用酵母の記載がありませんでしたが、ネットで調べてみると福山市の花である「バラ」の酵母を使用しているようです。

2024年の夏も酷暑でした。少しでもバテると食欲が細くなりがちですが、今回いただいた「天寶一」は一服の涼を感じさせて、尚且つ食事が進む味わいのお酒でした。


天寶一 Style "あさがお" 純米吟醸
  醸造元:株式会社天寶一(広島県福山市)
  原料米:広島県産八反錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年7月
  購入場所:髙原商店,価格:3,055円+消費税(1800ml)


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