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2024/05/26

家呑み-東魁盛 純米吟醸 なのはな

暦の上では夏ですが、2024年の春酒の感想です。千葉県富津市にある小泉酒造合資会社の「東魁盛(とうかいざかり)」純米吟醸 なのはな です。
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栓を抜くと、注ぎ口から華やかな香りが立ち上がってきます。器に注いだお酒は、うっすらとした黄緑色系の色合いで、白緑が近いでしょうか。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、旨味を感じてから酸味が出てきますが舌上にピリピリとしたガス感もあります。呑み込むと後味として旨味と甘味が口中に残り、波が引いていく様に消えていきます。

口中で転がすと、吟醸香が鼻腔を抜けていき爽やかな酸味が少し強調されますが、チョイと苦味も出てきます。室内に置いて温ませると、ピリピリ感が無くなり旨味に加えて甘味がほんのりと混じった様な味わいになります。

爽やかな味わいで、新酒らしいフレッシュ感がある春らしいお酒です。

開栓後はほぼ1週間毎にいただきました。味わいの傾向は殆ど変わりませんでしたが、開栓時に感じたピリピリとしたガス感は段々と無くなりました。

爽やかな味わいでしたので、食中酒か食後にいただいてました。食中酒としては、肉豆腐や胡麻味噌坦々鍋といった鍋物や、季節柄菜花の辛子和えやホタルイカの酢味噌和え、鱸の切り身のアクアパッツァなど様々な料理と合わせてみましたが、どの料理の味わいとも相性がよかったですねぇ。

原料米ですが、ネットで調べてみると「山田錦」が使われてるようです。

拙ブログで「東魁盛」を扱うのは、2021年11月の秋あがり以来今回が2回目です。前回は食中酒か〆の一酒としていただいてましたが、今回の春酒も食中酒か食後にいただく事が多かったです。秋あがりとの違いは、爽やかなフレッシュ感を感じられた事でしょうか。

前回、今回と季節限定品が続きましたが、通年酒も呑んでみたくなりました。それはまたの機会という事で。


東魁盛 純米吟醸 なのはな
  醸造元:小泉酒造合資会社(千葉県富津市)
  原料米:国産米,精米歩合:55%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2024年3月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,200円+消費税(1800ml)


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