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2023年12月

2023/12/31

2023年の振り返り

ここ何年かやっている事ですが、2023年の大晦日に今年の振り返りをチョイトばかり。

先ずは読書から、2023年に読んだ・読んでいる本を並べたらこんな感じ。
Img_4781
全部で54冊。月平均にすると4.5冊、去年が年間66冊だったので約2割減。今年は何だか判らないけど、いつの間にか時間が過ぎて読書出来なかった日がポツポツありました。

54冊中、邦人作家48冊で外国人作家6冊。作家別に分けると
青崎有吾 1
綾辻行人 2
有栖川有栖 3
泡坂妻夫 5
大下宇陀児 1
北村薫 2
島田荘司 4
下村敦史 3
周木律 1
武田綾乃 5
辻村深月 2
中山七里 3
東野圭吾 2
誉田哲也 1
松岡圭祐 4
湊かなえ 1
宮田愛萌 1
宮部みゆき 2
望月麻衣 1
薬丸岳 2
柚月裕子 2

アガサ・クリスティー 5
アンソニー・ホロヴィッツ 1

先年から引き続き読んでいる作家に加えて、今年も初めて読んだ作家の小説もあって、時には楽しく時には感動したりしながら読んでました。
来年はもっと読書する時間を増やしたいですねぇ。
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続いて音楽の振り返り。所属しているUDトラックス吹奏楽部の活動が本格的になって、2月と10月はイベントでの演奏、11月は定期演奏会を開催しました。
演奏のできは......反省しきりです。今までとちった事の無い箇所で本番しくじりました。来年も活動は続きますが、もうチョイ本番に強くなりたいですねぇ。
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最後はお酒。
外呑みの方は流行病前の賑わいにほぼ戻った様に思います。賑やかなお店の中に身を置いて呑むお酒は、楽しく美味しい物です。
来年は、気になるけどまだ訪れていないお店が沢山あるので、そういったお店にも寄ってみたいです。

家呑みも去年同様そこそこしていました。拙ブログに挙げた家呑み感想記事は、全部で34本でした。
特定名称別に内訳を調べてみると、
純米酒    17酒
特別純米酒   2酒
純米吟醸酒  14酒
純米大吟醸酒  1酒

純米酒と純米吟醸酒で全体の大半になりました。
中には過去にもいただいたお酒もあり、その頃と味わいがほぼ同じだったり少し変わっていたりして、呑んでいて面白かったです。
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2024年はどんな年になるんですかねぇ。今年よりは少しでも好きな事に時間が割ける様になりたいものです。

2023/12/30

家呑み-酔鯨 純米酒 精米歩合六割 吟の夢

高知県高知市の酔鯨酒造株式会社の「酔鯨(すいげい)」純米酒です。酒米は高知県産の「吟の夢」が使われています。
Img_4697
開栓すると、うっすらと吟醸香を感じます。器に注いだお酒は、薄い黄緑色系で白緑が近いですかね。

先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりで、ビロードの様な舌触りです。お酒を口に含むと、柔らかい酸味を感じてから旨味が出てきます。お酒の辛さもチョイと感じます。呑み込むと後味として酸味が口中に残ります。

口中で転がすと酸味が少し強調されて、爽やかな香りが鼻腔を抜けていきます。室内に暫し置いて温ませると、口当たりが柔らかくなって旨味が前に出てきました。

辛口のお酒ですが、ソフトな印象があります。絵画に例えると、スフマートの技法で描かれた風景画、といった感じでしょうか。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、お酒の味わい大きく変化はありませんでしたが、少しずつお酒の辛さが前に出てきているなと感じました。

このお酒を開栓したのは10月末の事で、その頃まだ売られていた鰹の刺身に合わせてみましたが、やっぱり相性がよかったですねぇ。その他醤油ベースの牡蛎鍋やオリーブ鰤の刺身に菠薐草とシメジのわさび和え等に合わせた時も、食と呑みがすすみました(^o^)

味が濃すぎず程よい感じで、料理に合わせ易いお酒でした。


酔鯨 純米酒 精米歩合六割 吟の夢
  醸造元:酔鯨酒造株式会社(高知県高知市)
  原料米:吟の夢,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2023年8月
  購入場所:髙原商店,価格:2,600円+消費税(1800ml)


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2023/12/17

家呑み-るみ子の酒 純米酒 伊勢錦 秋あがり 秋のるみ子 (R4BY)

三重県伊賀市の合名会社森喜酒造場が醸す「るみ子の酒(るみこのさけ)」の秋上がりのお酒です。
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栓を抜くと、熟れた果実の様な香りをうっすらと感じます。器に注いだお酒は、薄い黄色系の色合いです。

いつもの様に一杯目は冷蔵庫で充分冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、お米の旨味を感じてから酸味とお酒の辛さが出てきます。呑み込むと口中にお米の旨味とドライ感が残ります。

口中で転がすと味わいが少し濃くなりました。室内に置いて温ませると、味わいが円みを帯び、チョイと呑み易くなりました。

旨味主体でややドライ感のある味わいです。冷酒だと少し味が濃く感じます。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでましたが、味わいの傾向は殆ど同じでした。

食中酒としていただく事が多かったです。帆立や鯛の寿司に鶏唐揚げ、温豆腐の茸あん、野菜を沢山入れた湯豆腐などに合わせてみると、相性がよく食も呑みも進みましたねぇ。

開栓時の印象から、お燗も試してみました。

5℃位(冷酒 雪冷え)……旨味主体で少々ドライ感もあります。
20℃位(所謂冷や)……冷酒よりも口当たりが軽やかになりました。旨味とドライ感のある味わいですが、ドライ感は冷酒よりも少し弱くなりました。
30℃前後(日向燗)……旨味が味わいの中心で、甘味が少しでてきました。ドライ感はさらに弱くなりました。
35℃前後(人肌燗)……口当たりが柔らかく少しふわっとした間食になりました。旨味主体の味わいは変わらず、一方でドライ感はほぼ感じませんでした。
40℃前後(ぬる燗)……傾向は人肌燗とほぼ同じでした。何となくですが、食後にゆるりと呑みたくなりました。
45℃前後(上燗)……傾向はやはり変わらず、抵抗感がなくスルスルと呑めてしまいそうです。
50℃前後(熱燗)……酸味が少し出てきました。個人的にはこの味わいも好みです。
55℃前後(飛びきり燗)……口当たりが最も軽く、呑み易いです。味わいが若干薄まりました。熱々のお酒ですが、料理にも合わせ易いと思います。
燗冷まし(25℃位)……冷酒よりもドライ感が少なく、呑み易いです。味わいも冷酒よりも少し薄くなりました。

色々試してみましたが、アチキの最も好みだったのは飛びきり燗で、次いで上燗でした。「るみ子の酒」をお燗を試すときに思うのですが、このお酒はお燗にすると呑み易くなる、燗上がりするお酒だなぁと、つくづく感じます。

「るみ子の酒」の秋あがりを拙ブログで取り上げるのは、今回が2回目となります。前回いただいたのは2016年、平成28年でした。その時の感想はこちら↓
 家呑み-るみ子の酒 純米酒 伊勢錦 秋上がり (H27BY)
過去の記事と今回の感想を比べると、似たようなことを書いてある箇所もあればチョイと違う感想もあったり酒質やラベルが微妙に違っていたりと、面白いものです。

このお酒で2023年の秋酒はお終いです。今年も美味しく楽しくいただきました(^o^)


るみ子の酒 純米酒 伊勢錦 秋あがり 秋のるみ子 (R4BY)
  醸造元:合名会社森喜酒造場(三重県伊賀市)
  原料米:伊賀産伊勢錦,安房山田錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16%,日本酒度:96
  酵母:協会9号,酸度:1.5,アミノ酸度:1.1
  酒造年度:R4BY,製造年月:2023年8月
  杜氏:豊本理恵
  購入場所:髙原商店,価格:2,650円+消費税(1800ml)


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