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2023/11/05

家呑み-香露 純米酒 濃醇 ひやおろし

巷では新酒がチラホラお目にかかりますが、もうチョイ秋のお酒を取り上げます。熊本県熊本市中央区にある株式会社熊本県酒造研究所の「香露(こうろ)」純米酒 濃醇 ひやおろしです。ここは「きょうかい9号酵母」の元株である「熊本酵母」の発祥元として酵母を維持・管理している研究機関と、日本酒「香露」醸造元の2つの顔を持っている蔵元です。
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栓を開けると、パイン系かなと思わせる上立ち香を感じます。器に注いだお酒は、ごく薄く霞がかかったような白緑に近い、灰色が混じった黄緑色系の色合いです。

先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、旨味とパイン系の酸味が口中に拡がります。コクのようなものも感じます。呑み込むと口中に酸味が残りますが、いつまでも残らずにサーッと消えていきます。

口中で転がすと酸味が強調されますが、ほんのチョイと苦味も出てきます。室内に暫し置いて温ませると、口当たりが軽くなって旨味が冷酒よりも出てきました。

旨味とパイン系の酸味を十分に出ていてコクもある、開栓時に感じた味わいでした。

開栓後から暫くは旨味と酸味を程よく感じられましたが、3週間ほど経ちますと味わいに変化が出てきて、旨味とコクにカラメル様の甘味が加わりました。この時点で酸味は殆ど感じなくなりました。以後の味わいは大きく変わる事はありませんでした。

開栓時の旨味と酸味を感じる味わいの頃に食中酒としていただく事が多く、秋刀魚の刺身や牛丼などの脂がのった料理と合わせると、料理の余韻を残しつつお酒の味わいが口中をスッキリさせてくれました。味わいに変化が出てからは、野菜沢山入れた湯豆腐などが相性がよかったですねぇ。

開栓時に感じた味わいが時間が経つにつれて変化していったのは、呑み進めていて面白かったです。ラベルには「ぬる燗か常温でお召し上がりください」と書いてありましたが、試す事無く呑み終わってしまいました。またの機会があれば、お燗も試してみたいです。


香露 純米酒 濃醇 ひやおろし
  醸造元:株式会社熊本県酒造研究所(熊本県熊本市中央区)
  原料米:国産米,精米歩合:65%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:熊本酵母,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2023年9月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,546円+消費税(1800ml)


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