家呑み-玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker 2022BY
前回に引き続き、このお酒も2023年の夏酒です。京都府京丹後市の木下酒造有限会社の「玉川(たまがわ)」純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breakerです。
栓を抜くと、柑橘系かなと思わせる上立ち香を感じます。器に注いだお酒の色合いは、少し濃い黄色系の色合いで枯草色が近いかと思います。
先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、旨味と柑橘系の柔らかい酸味が重なり合って口中に拡がります。ほんのチョイと甘味も感じます。呑み込むと、酸味と若干甘味が口中に残り、コクの様なものも感じます。
口中で転がすと酸味とコクが少し強調されますが、お酒の辛さも少し出てきます。室内に置いて温ませると、旨味が少し前に出てきて甘味も増してきました。
アルコール同数が17~18度と夏酒としては高めで、しっかりとお酒の味を楽しめます。
開栓後はほぼ1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向は殆ど変わりませんでした。
食後にいただくお酒に向いてるかなと思いながらも、食中酒としても試してみました。ソース味の鯖カツやトラウトサーモンの刺身、豆腐と枝豆の和風あんなどが相性が良かったです。
お酒についてくる、杜氏のフィリップ・ハーパー氏が書かれているリーフレットに、「ワイングラスに氷を入れ」てお酒を注ぐロックがお薦めとありましたので、ロックでも試してみました。生憎ワイングラスは持っていませんので唎き酒猪口で試したところ、口当たりが柔らかくなり、柑橘系の様な酸味とほんのチョイと甘味が一服の涼を感じさせてくれました。
夏酒ですがアルコール度数が高めの無濾過生原酒なので、温度帯によっては少し濃く感じることもあります。それが蔵元Websiteでお薦めのキンキンに冷えている状態かロックでいただくと、案外呑み易くなったのが、いただいていて面白かったです。
玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker 2022BY
醸造元:木下酒造有限会社(京都府京丹後市)
原料米:滋賀県産日本晴,精米歩合:60%
アルコール度数:17度以上18度未満,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2023年7月
杜氏:フィリップ・ハーパー
購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,100円+消費税(1800ml)
※原料米は蔵元Websiteから転記
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