家呑み-鳳の舞 AGEHA no MAI 純米吟醸 濾過生原酒 こいおまち
初めていただくお酒です。広島県呉市の榎酒造株式会社の「鳳の舞(あげはのまい)」純米吟醸酒無濾過生原酒です。
栓を抜いたときに立ち上がる上立ち香ですが、うっすらと吟醸香を感じます。ほぼ無色透明ですが、ほんの少し黄緑色がかっていて、白緑をさらに薄くした様な色合いです。
冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、旨味と舌上にピリピリとしたガス感をを感じます。次いで果実系の酸味が出てきて、お酒の辛さもあります。呑み込むと旨味と酸味が残り、コクの様なものも残ります。
口中で転がすと、酸味が出てきます。室内に置いて少し温ませると、ピリピリとしたガス感は無くなって、味わいがやや円くなりました。酸味がチョイと出てきました。
ガス感が無濾過生原酒らしい爽やかさを感じさせて、旨味とコクも楽しめます。
開栓から約1週間後に再びいただくと旨味主体の味わいに変化はありませんでしたが、ピリピリとしたガス感は無くなりました。その後はほぼ1週間置きにいただいてましたが、味わいの変化は感じませんでした。
食事中や食後、その時の気分でいただいてました。食中酒としては〆鯖やひじき炊き込みご飯などと合わせた時は、お酒が料理の味を引き立てていました。変わったところではスパゲティ ボンゴレ・ビアンコも相性が良かったですねぇ。
ここの蔵元のお酒では「花鳩(はなはと)」を外呑みで何度かいただいていてましたが、この「鳳の舞」は2021年に新たに立ち上げた新銘柄だそうです。旨味が前面に出ていて酸味が味の支え役になっている、アチキには好みの味わいのお酒でした。
鳳の舞 AGEHA no MAI 純米吟醸 濾過生原酒 こいおまち
醸造元:榎酒造株式会社(広島県呉山市)
原料米:こいおまち,精米歩合:55%
アルコール度数:15度,日本酒度:+7
酵母:広島令和1号,酸度:1.6,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2023年3月
購入場所:宮田酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)
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