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2023年2月

2023/02/26

家呑み-太平海 純米吟醸 無加圧 生酒

茨城県石岡市の府中誉株式会社の「太平海(たいへいかい)」を初めていただきました。今回いただいたのは、純米吟醸生酒無加圧です。圧力を加えずに搾ったお酒との事です。
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開栓すると、林檎系の爽やかな香りを感じます。ほぼ透明なお酒です。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、青林檎かサイダーの様な酸味を先ず感じてから旨味と甘味が顔を出してきます。舌上にほんのチョイとピリピリとしたガス感を感じます。呑み込むと旨味が残りますが、少し感じる苦味が後味のアクセントになっています。

口中で転がすと林檎の様な香りが口中に拡がって、酸味が増しました。室内に置いて少し温ませると、旨味が前に出てきて味わいが円くなりました。

嫌な雑味が無い奇麗な味わいです。まるで川底が見える位綺麗な清流の様な印象を、開栓時に持ちました。

開栓から2日後に再度いただきましたが、旨味が増してきました。旨味と酸味のバランスが、アチキ好みになりました。また、開栓時にあった苦味は感じませんでした。以後は旨味が前に出てくる味わいに変化はありませんでした。

味わいで旨味が前に出てからは料理に合わせやすいかなと思い、食中酒としていただく事が多かったです。酒粕入り石狩鍋や鱸の粕漬け焼など酒粕を使った料理や温奴ポン酢掛けと合わせてみると、お酒が料理の味を引き立てていましたねぇ。

ここの蔵元では「渡船(わたりぶね)」という銘柄のお酒を以前いただきましたが、当時も美味しくいただけました。因みに「渡船」の記事はこちら
 家呑み-渡船 純米吟醸 五十五

今回家呑みした「太平海」は開栓時と日にちが経ってからでは味わいに変化がありましたが、どちらも綺麗な印象で美味しくいただきました。


太平海 純米吟醸 無加圧 生酒
  醸造元:府中誉株式会社(茨城県石岡市)
  原料米:国産米,精米歩合:55%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年12月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:2,950円+消費税(1800ml)


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2023/02/19

家呑み-寶劔 純米酒 極辛口

広島県のお酒「寶劔(ほうけん)」を12年振りに家呑みしました。今回いただいたのは、純米酒極辛口です。蔵元は広島県呉市の宝剣酒造株式会社です。
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栓を抜くと、果実様の香りを微かに感じます。極薄い黄緑色系の色合いで、白緑が近いでしょうか。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、葡萄に近い酸味と旨味を感じた後にお酒の辛さが出てきます。呑み込むと旨味が口中に残りますが、スッと消えるキレの良さがあります。

口中で転がすと旨味が少し出てきて、果実様の香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて少し温んでくると、口当たりが柔らかくなって旨味中心の味わいに変わり、お酒の辛さも少し控え目になりました。

酸味と旨味を程よく感じられます。また、お酒の辛さから来るキレの良さが、味わいをシャープな印象を与えています。

開栓から5日後に再度いただいたところ、シャープな印象はそのままですが旨味主体の味わいに変わりました。以後、4,5日から1週間置きにいただいてましたが、旨味主体の味わいに変化はありませんでした。

比較的料理に合わせやすいかなと思い、食中酒としていただく事が多かったです。相性がよかったのは、銀だらの粕漬け焼、真鰺のお刺身、胡麻味噌坦々鍋といったところでしょうか。

「寶劔」は外呑みでも度々いただいてますが、原料米や造りの違いで味わいに変化はあるものの、キレの良さ、シャープな印象は総じて感じていました。今回いただいたお酒も同じ印象で、呑んでいて「これは寶劔だなぁ」と感じられるお酒でした。


寶劔 純米酒 極辛口
  醸造元:宝剣酒造株式会社(広島県呉市)
  原料米:広島県産八反錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年8月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,800円+消費税(1800ml)


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2023/02/05

家呑み-乾坤一 純米うすにごり 生

2023年の元旦からいただいているお酒です。宮城県柴田郡村田町の有限会社大沼酒造店の「乾坤一(けんこんいち)」純米うすにごり生酒酒です。
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開栓する前に瓶を逆さまにして滓を均一にします。上立ち香は爽やかな香りです。器に注いだお酒は、乳白色か白磁に近い色合いです。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、爽やかな酸味を感じてから次いで旨味が出てきます。チョイと苦味もあります。呑み込むと後味で旨味が残りますが、スッと消えていきます。キレがありますねぇ。

口中で転がすと酸味をより強く感じます。室内に置いて温ませると、酸味は一歩下がって旨味が前に出てきます。

酸味と旨味が程よく感じられて、いただいていて心地よい優しい味わいです。

開栓後は3日から1週間置きにいただいてましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。

食後でいただくことが多かったですが、食中酒としてはお雑煮やお節料理の他に鶏の水炊きや山菜炊き込みご飯などと相性がよかったです。

爽やかな酸味と旨味のバランスがアチキには丁度よく呑み易いお酒でした。


乾坤一 純米うすにごり 生
  醸造元:有限会社大沼酒造店(宮城県柴田郡村田町)
  原料米:宮城県産ササニシキ,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,400円+消費税(1800ml)


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