« 2022年11月 | トップページ | 2023年1月 »

2022年12月

2022/12/31

2022年の振り返り

2022年の大晦日に、今年はどんなだったかチョイと振り返ります。

先ずは読書から、2022年に読んだ・読んでいる本を並べたらこんな感じ。
Img_4329
全部で66冊。月平均にすると5.5冊、去年が年間95冊だったので約3割減。今年は仕事が忙しくて読書に充てる時間が減ったのが響きました。仕方ないです。

66冊中、邦人作家55冊、外国人作家10冊でアンソロジーが1冊。作家別に分けると
綾辻行人   2冊
有栖川有栖  4冊
泡坂妻夫   1冊
江戸川乱歩  1冊
大下宇陀児  1冊
門井慶喜   1冊
北村薫    3冊
島田荘司   5冊
下村敦史   3冊
周木律    3冊
武田綾乃   1冊
辻村深月   2冊
中山七里   4冊
東野圭吾   3冊
福田和代   1冊
誉田哲也   2冊
松岡圭祐   6冊
湊かなえ   2冊
宮部みゆき  4冊
望月麻衣   2冊
薬丸岳    2冊
柚月裕子   2冊

エラリー・クイーン    1冊
アガサ・クリスティー   7冊
アンソニー・ホロヴィッツ 1冊
エリー・アレグザンダー  1冊

世界推理短編傑作集 1冊

もっと読みたかったんですけどねぇ。再読も含め、来年はもう少し読書に時間を割く事ができればなぁ、と思ってます。
----------------------------------------------------------------------------------------
音楽は聴く方ばかりの中、所属しているUDトラックス吹奏楽部の活動が10月から再開して、練習にも参加しています。といっても仕事その他で2ヶ月欠席してますが(^_^;)
楽器演奏は2年8ヶ月ぶりだったので散々でしたが、少しずつ前に進んでいる感じです。
----------------------------------------------------------------------------------------
続いてお酒の振り返り。
昨年より外呑みの機会が増えましたが、通うは馴染みのお店ばかりなりで、新規開拓はあまりできず。気になるお店もあるので、来年はそれらのお店にも行ければなぁと思ってます。1年間外呑みしていて感じたのは、お店の賑わいも段々と元に戻りつつある事、それはそれで嬉しい事です。

家呑みもそこそこしていて、拙ブログに挙げた家呑み感想記事は、全部で39本でした。
特定名称別に内訳を調べてみると、
純米酒    18酒
特別純米酒   5酒
純米吟醸酒  11酒
純米大吟醸酒  4酒
不明その他   1酒

純米酒と純米吟醸酒で全体の3/4程度になります。この傾向は来年も続きそうです。
----------------------------------------------------------------------------------------
2023年はどんな年になるんですかねぇ。アチキとしては、今年よりも読書・音楽・お酒に費やせる時間が増えてほしいものです。

2022/12/25

家呑み-榮光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒おりがらみ 白耀

山形県鶴岡市の冨士酒造株式会社が醸す「榮光冨士(えいこうふじ)」純米吟醸 無濾過生原酒おりがらみです。「榮光冨士」を家呑みするのは、昨年の夏以来、3回目です。

Img_4266
瓶を静かに逆さまにして、瓶底に溜まっている滓を均一にしてから開栓します。栓を抜くと、ガスが抜ける感触があります。注ぎ口から立ち上がってくる香りは、林檎の様な香りです。おがらみのお酒なので、白く濁った乳白色の色合いです。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、シュワッとした炭酸ガスの感触を感じてから林檎の様な酸味が口中に拡がり、遅れて旨味が顔を覗かせます。呑み込むと旨味とチョイと甘味が後味として残りますが、波が遠ざかる様に消えていきます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けていき、旨味が少し前に出てきます。室内に置いて温ませると、ガス感は無くなって旨味主体の味わいに変わりました。

発酵由来のガス感と酸味が、爽やかな印象を与えてくれます。

開栓後はほぼ1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向はほぼ同じでした。

爽やかな印象から口直しのお酒向きかなと思い、食事中にいただく事が多かったです。比較的濃い味付けの肉豆腐や、チキンペッパーフライやコザンブといった南インドのカレー等と合わせると、口中をさっぱりさせてくれて食事が進みました。

新酒の爽やかさを十分味わえるお酒でした。

榮光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒おりがらみ 白耀
  醸造元:冨士酒造株式会社(山形県鶴岡市)
  原料米:美山錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16.6度,日本酒度:-2.0
  酵母:山形酵母,酸度:1.7,アミノ酸度:0.8
  製造年月:2022年11月
  購入場所:髙原商店,価格:2,500円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2022/12/11

家呑み-あたごのまつ 純米吟醸 ささら おりがらみ生酒

この冬の新酒です。宮城県大崎市にある株式会社新澤醸造店の「あたごのまつ」純米吟醸 おりがらみ 生酒です。

Img_4248
開栓前に瓶を静かに逆さまにして、瓶底に溜まっている滓を均一にします。栓を抜くと、ガスが抜ける感触がチョイとあります。上立ち香は青林檎の様な香りです。滓がらみのお酒なので、薄く濁った色合いで灰青が近いでしょうか。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、爽やかな酸味が旨味を伴って口中に拡がります。呑み込むと酸味が口中に残りますが、波が引けていく様にさーっと消えていきます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けていき、酸味がチョイと増します。温んでくると旨味が前に出てきますが、少し堅めの味わいになりました。

新酒で時々感じる暴れた感じが無く、落ち着きのある印象で呑み易いです。

開栓後はほぼ1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向はほぼ同じでした。

開栓時の印象から食中酒としていただく事が多く、木更津産陸上養殖トラウトサーモンのお刺身のとろっとした食感や味わいとの相性がよく、食事が楽しくなりました。また、鱈ちりやひじきの炊き込みご飯等と合わせてみても、お酒が料理の味を引き立てていましたねぇ。、

冷えている状態では、全体的にオブラートで包んだ様な、何処か角が取れて円みを帯びた様な、そんな風に感じる味わいで、料理に合わせやすいお酒でした。

あたごのまつ 純米吟醸 ささら おりがらみ生酒
  醸造元:株式会社新澤醸造店(宮城県大崎市)
  原料米:国産米,精米歩合:55%
  アルコール度数:15度,日本酒度:+4
  酵母:記載無し,酸度:1.7,アミノ酸度:1.2
  製造年月:2022年11月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:2,900円+消費税(1800ml)
  ※日本酒度.酸度.アミノ酸度は蔵元Websiteから転記


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2022/12/04

家呑み-賀茂金秀 特別純米 秋あがり よりそい秋味

東京荻窪界隈では紅葉がそろそろ終わりを告げようとしていますが、拙ブログでも2022年の秋のお酒はこのお酒でお終いです。広島県東広島市の金光酒造合資会社の「賀茂金秀(かもきんしゅう)」特別純米秋あがり よりそい秋味です。

Img_4239
開栓すると注ぎ口から吟醸香を、うっすらと感じます。器に注いだお酒は、ほんのチョイと黄緑色系の白緑に近い色合いです。

先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと、お米の旨味を感じてから果実系の優しい酸味が次いで出てきます。呑み込むと酸味が口中に残ります。

口中で転がすと、優しい酸味が少し出てきます。室内に置いて温ませると、味わいが少し円やかになりました。

旨味主体の味わいで呑み易いです。

開栓後はほぼ1週間置きにいただいてましたが、味わいの傾向はほぼ同じでした。

開栓時にいただいた印象から、料理に合わせやすいかなと思いました。実際に穴子の蒲焼き丼や胡瓜と茗荷の浅漬け、鍋料理と合わせてみましたが、お酒が料理の味を引き立てていましたねぇ。

「賀茂金秀」は外呑みで時々注文していますが、いつ何時も期待を裏切らないので安心していただいています。今回いただいた秋あがりのお酒も料理との相性も良く、食事が楽しくなる期待通りのお酒でした。


賀茂金秀 特別純米 秋あがり よりそい秋味
  醸造元:金光酒造合資会社(広島県東広島市)
  原料米:国産米,精米歩合:麹米:50%,掛米:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年10月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

« 2022年11月 | トップページ | 2023年1月 »

フォト
2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

にほんブログ村

無料ブログはココログ