家呑み-奥播磨 純米おりがらみ生酒
2022年最初の記事は、昨年の12月から呑んでいるうす濁りのお酒です。兵庫県姫路市は株式会社下村酒造店の「奥播磨(おくはりま)」純米おりがらみ生酒です。兵庫県のお酒を拙Blogで取り上げるのは、意外にも初めてになります。
瓶底に澱が沈殿しているので、開栓前に瓶を静かに逆さまにして澱を均一にします。そうしてから栓を抜くと、華やかな上立ち香を感じます。器に注いだお酒はうっすらと白く濁っていて、裏葉柳が色合いとして近いでしょうか。
冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。口に含むと果実様の酸味と旨味が控え目に出てきます。チョイと渋味もあって、これが味わいのアクセントになっています。呑み込むと酸味と渋味が残りますが、いつまでも続くわけでは無くスッと消えます。
口中で転がすと爽やかな香りが鼻腔を抜けていきますが、渋味が増してきました。室内に置いて少し温ませると酸味が少し強くなって渋味が消えました。
キレがあってスッキリした味わいなので、口直しのお酒に向いているかもしれません。
開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、旨味が段々と出てきて渋味はいつしか感じなくなりました。開栓直後より、少し日にちが経った頃の味わいの方がアチキ好みでした。
食中酒としていただくことが多かったです。ひじきの炊き込みご飯や目張の刺身の後にこのお酒を呑むと、料理の旨味をより感じられました。また、キレがあるので口中がスッキリしましたねぇ。
アルコール度数は高めですが、味が濃くないので呑み易いと思います。ある意味危険(^o^)、なお酒でした。
奥播磨 純米おりがらみ生酒
醸造元:株式会社下村酒造店(兵庫県姫路市)
原料米:兵庫県産兵庫夢錦,精米歩合55%
アルコール度数:17.0度以上18.0度未満,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2021年12月
購入場所:髙原商店,価格:2,982円+消費税(1800ml)
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