« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

2021年10月

2021/10/31

家呑み-萩の鶴 特別純米酒 秋あがり

宮城県栗原市の萩野酒造株式会社が醸す「萩の鶴(はぎのつる)」特別純米酒秋あがりです。
Img_3682
開栓すると、ナッツの様な香りを少し感じます。無色透明なお酒です。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。口に含むと少し控え目な柑橘系の酸味から旨味と口中に拡がります。呑み込むと旨味が後味としてうっすらと残りますが、苦味もチョイと感じてこれが味わいのアクセントになっています。

口中で転がすとエステル系の香りが少々出てきました。室内に置いて温んでくると口当たりがより滑らかになって、旨味が前に出てきました。

穏やかで嫌な雑味が無い、奇麗な味わいです。

開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。

個人的には食後に呑む事が多かったですが、食中酒としては鯛やサーモンのお刺身や茄子と茗荷の浅漬けなどと相性がよかったですねぇ。

酒米ですがネットで調べてみると美山錦が使われているようです。

控え目な酸味と旨味が、どこか落ち着いた印象を与えてくれるお酒でした。


萩の鶴 特別純米酒 秋あがり
  醸造元:萩野酒造株式会社(宮城県栗原市)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本s酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年9月
  購入場所:髙原商店,価格:2,500円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2021/10/17

家呑み-開運 純米 ひやおろし

外呑みで時々いただく「開運(かいうん)」を家呑みしました。今回いただいたのは純米ひやおろしで、蔵元は静岡県掛川市の株式会社土井酒造場です。
Img_3669
栓を抜くと、熟れた果実の様な上立ち香をチョイと感じます。器に注いだお酒の色合いはうっすらと黄緑色系で、白緑が近いでしょうか。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。口に含むとメロンの様な甘味と旨味、遅れて酸味を感じます。呑み込むと口中に旨味が暫し残って余韻に浸ることができます。

口中で転がすとメロンの様な味わいが口中に拡がります。温んでくると旨味が主張してきて、味わいにふくらみが出てきました。

味が尖って無くて優しい味わいなので、呑んでいてホッとします。

開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。

料理に合わせ易いかなと思い、食事中に呑む事が多かったです。鱸やメバチマグロの刺身、だだちゃ豆の塩茹で、小松菜とエノキの海苔和え、野菜の味噌バター炒め等と合わせたりしてましたが、お酒の味わいがどの料理の味を引き立ててくれるので、食事が楽しかったですねぇ。

正直言って個人的に好きな味わいです。初めていただいたのが何十年前なのか忘れてしまいましたが、いつ何時にいただいてもお酒の味わいはほぼ変わらずに安定しているので、アチキにとって安心して呑めるお酒です。


開運 純米 ひやおろし
  醸造元:株式会社土井酒造場(静岡県掛川市)
  原料米:山田錦,精米歩合:55%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年9月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,800円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2021/10/10

家呑み-羽根屋 純米吟醸 ひやおろし

富山県のお酒「羽根屋(はねや)」です。今回いただいたのは純米吟醸ひやおろしで、蔵元は富山県富山市の富美菊酒造株式会社です。1回火入れの生詰酒で、「羽根屋」を拙ブログで取り上げるのは約8年振りになります。
Img_3661
開栓するとフローラル系の香りを穏やかに感じます。薄い黄緑色系で若芽色とよく似た色合いのお酒です。

一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。口に含むとメロンを思わせる旨味と酸味がふくよかに感じますが、ほんのチョイと苦味も奥から覗かせます。呑み込むと旨味が口中に残ってゆっくりと消えていきます。

口中で転がすと酸味が少し出てきて、フローラルの様な香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて少し温ませると、やはり酸味が少し前に出てきます。

嫌な雑味が無く透明感のある味わいです。

開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。開栓時に感じた苦味はいつしか無くなりました。

最初に呑んだ印象から和食が合うかなと思い、食事中に呑む事が多かったです。様々な魚のお刺身や冬瓜の冷やし鉢等は、想像通り料理とお酒の相性がよく食事が進みました。

「羽根屋」は外呑みで何度となくいただいてきました。その度に雑味の少ない奇麗な味わいを楽しんでました。今回いただいたお酒も、呑んでいて「汚れ一つ無い奇麗で透明な硝子を一枚介して遠くを見ている」様な印象が浮かんできました。


羽根屋 純米吟醸 ひやおろし
  醸造元:富美菊酒造株式会社(富山県富山市)
  原料米:富山県産五百万石,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年8月
  購入場所:髙原商店,価格:2,960円+消費税(1800ml)
  ※原料米は蔵元Websiteより転記


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

2021/10/03

家呑み-三井の寿 秋純吟 ひやおろし ポルチーニ

2021年の秋のお酒です。福岡県三井郡大刀洗町にある株式会社みいの寿の「三井の寿(みいのことぶき)」純米吟醸ひやおろし「Porcini(ポルチーニ)」です。
Img_3653
栓を抜くと、熟れた果実の様な上立ち香を感じます。器に注いだお酒は薄い黄緑色系の色合いで、若菜色が近いでしょうか。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。口に含むと果実(洋梨?)の様な酸味を伴った旨味を感じます。呑み込むと旨味が残って、ゆっくりと消えていきます。ほんのチョイとですが、苦味もあります。

口中で転がすと旨味をより感じますが、味わいがやや堅くなった様に思えます。温ませるとやはり旨味が口中に拡がってコクの様なものも出てきますが、やはり味わいが堅くなりました。

お酒が搾られてから約半年の年月が経て得られる、少し熟成感がある味わいです。

開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、味わいの変化は感じませんでした。

食事中か食後で呑む事が殆どでした。食中酒としては鯖の味醂干しやローストビーフなどと合わせましたが、料理の味が引き立ち食事が進みました。

酒米ですが、ネットで調べてみると「吟のさと」が使われているようです。

秋あがりのお酒らしく、味わいにまとまりがあって料理にも合わせ易く、食事や呑みが楽しくなるお酒でした。


三井の寿 秋純吟 ひやおろし ポルチーニ
  醸造元:株式会社みいの寿(福岡県三井郡大刀洗町)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年8月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:2,600円+消費税(1800ml)


にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

フォト
2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

にほんブログ村

無料ブログはココログ