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2021/08/08

家呑み-黄金澤 山廃純米酒 うすにごり原酒 玉響

2021年の夏にいただいているうす濁りのお酒です。宮城県遠田郡美里町にある合名会社川敬商店の「小金澤(こがねさわ)」で、山廃純米うすにごり原酒「玉響(たまゆら)」です。
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栓を抜く前に瓶を静かに逆さまにして、滓を均一にします。開栓すると林檎の様な爽やかな上立ち香が注ぎ口から立ち上がってきます。うす濁りのお酒ですので、うっすらと白い色合いのお酒です。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。穏やかな口当たりです。お酒を口に含むと、林檎の様な酸味が口中に拡がり、次いで感じる旨味は味わいのアクセントになっています。呑み込むと酸味が口中に残り、ゆっくりと消えていきます。

口中で転がすと旨味が少し出てきますが、苦味もチョイと感じます。室内に置いてお酒が温んでくると、旨味に加えて甘味も感じます。この時酸味は一歩下がって味わいの下支えといった印象でした。

キンキンに冷えている時は酸味主体の味わいですが、温んでくると旨味が前に出てくるので、温度帯によって味わいの違いが楽しめそうです。

開栓後は3-4日から1週間毎に呑んでいましたが、冷えている状態での味わいが酸味主体から旨味中心の味わいへ徐々に変化していきました。

冷えている時の味わいの印象から食後に呑む事が多かったです。食中酒としては、帆立の貝柱のお刺身をわさびソースでいただいた際にこのお酒を合わせると、お酒によって帆立の旨味がさらに引き出された様に感じました。また、枝豆の炊き込みご飯との相性もよかったですねぇ。

ラベルには原料米の記載がありませんでしたが、ネットで調べてみると宮城県産のひとめぼれが使われているようです。

開栓から暫くの間感じられた林檎の様な酸味が爽やかな印象なので、蒸し暑い夏に一服の涼を得られました。旨味が前に出てきても強すぎず、夏場でも呑み疲れしにくいお酒だと思います。


黄金澤 山廃純米酒 うすにごり原酒 玉響
  醸造元:合名会社川敬商店(宮城県遠田郡美里町)
  原料米:国産米,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度以上17度未満,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年6月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,600円+消費税(1800ml)


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