家呑み-澤屋まつもと 守破離 五百万石
京都府のお酒を意外にも拙ブログで初めて取り上げます。蔵元は京都府京都市伏見区の松本酒造株式会社で「澤屋まつもと 守破離(さわやまつもと しゅはり)」です。酒米は富山県南砺市産の五百万石が使われています。製造年月は2020年2月で、1年以上寝かせてから出荷されたお酒です。
開栓するとガスが抜ける感触がします。上立ち香を確認しますが殆ど感じません。器に注いだお酒は無色透明です。
先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。お酒を口に含むと、青リンゴの様な酸味と旨味に加えて、シュワッとしたガス感もあります。呑み込むと酸味が口中に残りますがスッと消えていきます。
口中で転がすと青リンゴの様な酸味が強調されて、爽やかな香りが鼻腔を抜けていきます。室内に置いて温ませると旨味が出てきますが、全体的に味が濃くなった様な感じがします。
爽やかな印象のお酒ですが、味わいはしっかりと出ています。
開栓後は3-4日から1週間置きに呑んでいましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。開栓時に感じたガス感は段々と弱まって、開栓から1週間経つと感触は無くなりました。
開栓時の印象から料理に合わせ易いかなと思い、食中酒として呑む事が多かったです。鰹のたたきに合わせた時は、鰹の旨味がお酒によって引き立ちました。その他、茄子と茗荷の浅漬けや鶏塩鍋などと合わせたりしていましたが、楽しく食事が進みましたねぇ。
伝統を守りつつそれを破り新しい価値観を見いだす「守破離」のコンセプトで造られたお酒との事ですが、五百万石で造られたお酒らしい爽やかな印象に加えて味がのっているな、といった印象のお酒でした。
澤屋まつもと 守破離 五百万石
醸造元:松本酒造株式会社(京都府京都市伏見区)
原料米:五百万石,精米歩合:記載無し
アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2020年2月(出荷年月:2021年6月)
購入場所:髙原商店,価格:2,400円+消費税(1800ml)
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