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2021年6月

2021/06/27

家呑み-黒龍 夏しぼり

約9年半ぶりに「黒龍(こくりゅう)」を家呑みしました。今回いただいたのは「黒龍」の夏酒で、精米歩合から純米吟醸相当のお酒です。蔵元は福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造株式会社です。
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開栓すると、華やかな吟醸香が立ち上がってきます。無色透明なお酒です。

いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。口に含むと、旨味を程よく感じます。呑み込むと酸味を喉の奥に感じる他に旨味が口中に残りますが、それもスッと消えていきます。

口中で転がすと酸味が少し出てきました。温んでくると旨味が増して、少々コクも出てきました。

旨味主体の味わいです。下記の日本酒度の値はかなりの辛口になりますが、数値ほどお酒の辛さは感じません。味が濃すぎず程よく出ているので、暑い日でも呑み易いと思います。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、口当たりが少し滑らかになった他に、味わいが大きく変わることはありませんでした。

食中酒としていただくことが多く、胡瓜と茗荷の浅漬けや小松菜とシメジのわさび漬けなどの野菜料理とも合いますし、銀むつのムニエルや鱧の湯引きなど魚料理との相性もよかったですねぇ。

主張しすぎない味わいが様々な料理と合わせたくなる、万能型のお酒でした。


黒龍 夏しぼり
  醸造元:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
  原料米:福井県産五百万石,精米歩合:55%
  アルコール度数:17度,日本酒度:+9.5
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年5月
  購入場所:髙原商店,価格:2,950円+消費税(1800ml)
  ※日本酒度は蔵元Websiteから転記


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2021/06/20

家呑み-亀の海 蝉しぐれ 純米吟醸 生酒

初めていただくお酒です。長野県佐久市の株式会社土屋酒造店が醸す「亀の海(かめのうみ)」純米吟醸の夏酒「蝉しぐれ」です。生酒は限定品との事です。
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栓を抜いてから上立ち香を確認しますが、殆ど感じません。器に注いだお酒は無色透明です。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。口当たりは滑らかです。口に含むとサクランボか青リンゴの様な酸味と旨味が口中に拡がります。酸味がやや強いですかね。甘味も仄かに感じます。呑み込むと酸味が口中に残ります。

口中で転がすと果実系の酸味がより出てきますが、コクも感じます。室内に置いて温ませると、酸味が柔らかくなりました。

アルコール度数が14度とやや低めですが、酸味を中心とした味わいはしっかりと感じられます。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、酸味が少しずつ柔らかくなりました。開栓時よりも少し時間が経って味わいが柔らかくなった方が、アチキの好みでした。

食事中よりも食後に呑む事が多かったです。カカオ72%のビターチョコやマンゴーのドライフルーツ等をつまみながら呑んでました。

やや強めの酸味にチョイと甘味もあって、爽やかな味わいのお酒でした。


亀の海 蝉しぐれ 純米吟醸 生酒
  醸造元:株式会社土屋酒造店(長野県佐久市)
  原料米:金紋錦,精米歩合:59%
  アルコール度数:14度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年4月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)
  ※原料米は蔵元Websiteから転記


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2021/06/13

家呑み-賀茂金秀 辛口純米 夏純

広島県東広島市にある金光酒造株式会社の「賀茂金秀(かもきんしゅう)」の夏酒です。
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開栓すると、上立ち香は殆ど感じません。無色透明なお酒です。

一口目はいつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少し滑らかな口当たりです。口に含むとサイダーの様な酸味の後から旨味を感じます。呑み込むと旨味が後味として残りますが、スッと消えていきます。

口中で転がすと酸味が強調されますが、苦味もチョイと感じます。温んでくると旨味主体の味わいになり、お酒の辛さも少し出てきました。さらに温むと柑橘系?の酸味が出てきました。

爽やかな印象のお酒です。少し薄めの味わいなので、蒸し暑い日でも呑み易いと思います。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、旨味が少しずつ前に出てきて、酸味は後から感じる様になりました。

食事中か食後にいただいてましたが、様々な場面で呑めるお酒だと思います。湯引きした金目鯛のお刺身と合わせた時は、お酒によって魚の旨味が引き立ってました。

やや淡麗な味わいですが旨味や酸味は程よく感じられる、夏向きのお酒でした。


賀茂金秀 辛口純米 夏純
  醸造元:金光酒造株式会社(広島県東広島市)
  原料米:八反錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:+7
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年5月
  購入場所:髙原商店,価格:2,500円+消費税(1800ml)
  ※原料米と日本酒度は蔵元Websiteから転記


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2021/06/06

家呑み-豊の秋 純米 夏の生酒 薫風の涼

2021年の夏酒且つ初めていただく銘柄のお酒です。島根県松江市の米田酒造株式会社の「豊の秋(とよのあき)」純米 夏の生酒 薫風の涼です。
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開栓すると、穀物系の香りがうっすらと漂います。器に注いだお酒は、少し黄色味がかっています。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。口に含むと、豊かな旨味が口中に拡がってから優しい酸味を奥の方に感じます。呑み込むと穀物系の香りが鼻腔を抜けて、口中には旨味が暫し残ります。お酒の辛さもあります。

三口目位から柑橘系の酸味が前に出てきました。

口中で転がすと、穀物系の香りと酸味が前に出てきます。室内に置いて温ませると、やはり柑橘系の酸味が前に出てきます。

アルコール度数が低めなので軽やかな印象ですが、味はちゃんと感じます。キンキンに冷えた状態での旨味と、少し温むと出てくる柑橘系の酸味と、お酒の温度によって味わいが変わるのが面白いです。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいました。口当たりが滑らかになりましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。

食中酒として呑む事が多かったです。キンキンに冷えて旨味が前に出ている味わいでは、肉じゃがの様な少し濃い味付けの料理にも合いましたねぇ。

温度帯によって味わいに変化があるので、好みの味を探すのも一興かと思います。キンキンに冷えている時に感じた旨味主体の味わいが、アチキの好みでした。


豊の秋 純米 夏の生酒 薫風の涼
  醸造元:米田酒造株式会社(島根県松江市)
  原料米:島根県産五百万石,精米歩合:麹米:65%,掛米:70%
  アルコール度数:14度,日本酒度:+5.5
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年4月
  杜氏:上濱 智信(出雲杜氏)
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,650円+消費税(1800ml)


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