家呑み-天青 千峰 夏 純米吟醸
2020年の夏酒です。神奈川県茅ヶ崎市にある熊澤酒造株式会社の「天青(てんせい)」純米吟醸です。一回火入れの生詰め酒です。
栓を抜くと柑橘系の上立ち香がうっすらと感じます。無色透明なお酒です。
いつもの様に一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で、少しキリッとした口当たりです。爽やかな酸味を伴った旨味です。呑み込むとスッと味が消えます。
口中で転がすと爽やかな酸味が口中に拡がる他、コクの様なものも感じます。室内において温ませると、酸味は一歩引いて旨味が前に出てきました。ほんのチョイと苦味も感じます。
アルコール度数が低く(14度)抑えられているからでしょうか、爽やかで軽やかな印象の味わいです。食事中の口直しのお酒に向いていると思います。
開栓後は4日から1週間置きに呑んでいましたが、爽やかな味わいは殆ど変わりませんでした。ただし開栓からほぼ1週間過ぎたあたりから、キリッとした口当たりが滑らかな印象に変わりました。
前に書いた様に食事中の口直しで呑む機会が多かったですが、食後に探偵小説を読み耽りながら呑む、なんて事もしてました:p
「天青」は外呑みでは時々いただくのですが、家呑み記事として拙ブログに書くのは初めてです。今回いただいた夏酒は、終始爽やかで軽やかな味わいでしたので、呑み疲れしませんでした。もう少し日が経って夜も蒸し暑くなってくると、このお酒で一服の涼を感じたくなるんでしょうねぇ。
天青 千峰 夏 純米吟醸
醸造元:熊澤酒造株式会社(神奈川県茅ヶ崎市)
原料米:山田錦, 精米歩合:50%
アルコール度数:14度,日本酒度:+2
酵母:熊本九号,酸度:1.5,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2020年5月
購入場所:髙原商店,価格:2,750円+消費税(1800ml)
※原料米,日本酒度,酸度は蔵元Websiteから転記
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