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2020年5月

2020/05/29

家呑み-綾花 特別純米 瓶囲い

福岡県久留米市にある旭菊酒造株式会社の「綾花(あやか)」特別純米 瓶囲いです。こちらの蔵元の主力商品は「旭菊(あさひきく)」ですが、今回いただいた「綾花」は酒米に福岡県にて契約栽培している山田錦を使用しているそうです。
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栓を抜くと、仄かに果実系の香りがします。器に注いだお酒は、うっすらと黄色味がかっています。

いつもの様に一口目は冷蔵庫で十分に冷やしてから、穏やかな口当たりです。口に含むと、果実系の酸味を伴った旨味が口中に拡がります。呑み込むと後味として旨味が残りますが、それもスーッと消えていきます。嫌な雑味が無く、奇麗な味わいです。

口中で転がすと酸味が前に出てきて、果実系の香りが鼻腔を抜けていきます。室内において少し温ませると、旨味とコクの様なものが出てきました。

旨味や酸味を充分に感じさせますがキレがあるので、呑んでいて口中がスッキリします。食事の合間にいただく口直しのお酒に向いているかも、それが開栓時の印象でした。

開栓から3日後に再度いただきましたが、味わいの印象が少し変わりました。最初からコクの様なものを感じられ、酸味は控え目になりました。その後は傾向が大きく変わることはありませんでした。

食事時に呑む事が多かったですが、食後にチーズと合わせて呑んでも美味しかったのですねぇ。和食以外に洋食やイタリアン等と合わせてみても面白いかもしれません。

荒々しさや派手な印象は無く、どこか落ち着き感があってお米の旨味を感じさせるお酒でした。


綾花 特別純米 瓶囲い
  醸造元:旭菊酒造株式会社(福岡県久留米市)
  原料米:山田錦, 精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:+5
  酵母:記載無し,酸度:1.5,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2020年2月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2020/05/23

家呑み-水尾 特別純米酒 金紋錦仕込み

何度か外呑みしたことはありますが、拙ブログでは初めて取り上げるお酒です。長野県飯山市の株式会社田中屋酒造店が醸す「水尾(みずお)」特別純米です。酒米は希少品種の長野県産金紋錦が使われています。
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抜栓した際に感じる上立ち香は、うっすらとメロンの様な香り。無色透明なお酒です。

冷蔵庫で十分冷やしてからの一口目、少しキリッとした口当たりです。先ず旨味が口中に拡がり、やや遅れて酸味を感じます。上立ち香でも感じた、メロンの様な味わいです。呑み込んだ後は旨味が残りますが、それもスーッと消えていきます。

口中で転がすと旨味とコクの様なものを感じ、鼻腔から吟醸香が抜けていきます。室内において少し温ませると、柔らかい口当たりになって味も少し増してきました。

クリアで優しい味わいです。食前、食中、食後、どの場面でも呑みを楽しませてくれそうなお酒です。

開栓後はほぼ1週間おきに呑んでいましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。口当たりは少し柔らかくなりましたかねぇ。

食中酒としていただいた時は、伊佐木のお刺身や小松菜の辛子和えなどが合いましたねぇ。一方、食後にチェダーチーズやビターチョコをつまみながら呑んだりしましたが、これもまた相性がよくて、楽しい時間を過ごせました(^o^)

決して派手な味わいではなく、呑んでいて終始優しさを感じる事ができるお酒でした。


水尾 特別純米酒 金紋錦仕込み
  醸造元:株式会社田中屋酒造店(長野県飯山市)
  原料米:長野県産金紋錦, 精米歩合:59%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2020年2月
  購入場所:髙原商店,価格:2,900円+消費税(1800ml)


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2020/05/18

家呑み-三重錦 山廃仕込 H26BY

三重県伊賀市にある中井仁平酒造場の「三重錦(みえにしき)」の山廃仕込です。精米歩合が65%なので、純米酒相当です。醸造年度が平成26年度なので、5年程の古酒になります。
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栓を抜くと熟成香が辺りに漂います。器に注いだお酒は、芥子色か山吹茶といった色合いをしています。

いつもの様に冷蔵庫で充分冷やした状態での一口目、口当たりは思ったよりもキツくありません。口に含むと、熟成香が口中から鼻腔へ抜けていきます。ドライな印象ですが、ドライフルーツの様な酸味をやや感じた後に旨味が来ました。呑み込むと熟成香と旨味が口中に残ります。

口中で転がすと、ドライな印象がより強まりました。室内において少し温ませると、酸味が少し出てきました。さらに温ませるとドライ感は薄まって旨味が増してきました。

ドライですが、ただ辛いだけで無く、古酒らしい酸味と旨味を充分に感じられます。食後のまったりした時間にゆるりと呑みたい、そんな第一印象でした。

開栓後はほぼ1週間おきに呑んでいましたが、ドライな感じは徐々に弱くなりました。反面、酸味が少しずつ出てきた他、カラメルの様な甘味もチョイと感じる様になりました。

先に書いた様に、専ら食後にいただいてました。爽やかな印象のお酒ばかり呑んだ後に、このお酒の様なドライで熟成感たっぷりのお酒を、身も心も欲してました。ビターチョコなどが合いましたねぇ。

キンキンに冷えている状態よりも、少し温ませた方がアチキの好みの味わいでした。きっとお燗にしても美味しいだろうな、と思いつつ気がついたら残り僅かになってしまい、今回は断念しました(^_^; お燗を試すのは、またの機会ということで。


三重錦 山廃仕込 H26BY
  醸造元:中井仁平酒造場(三重県伊賀市)
  原料米:八反錦, 精米歩合:65%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2020年3月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,475円+消費税(1800ml)


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2020/05/09

家呑み-百々登勢 十年 長期熟成純米酒

自分へのご褒美として購入したお酒です。石川県金沢市にある老舗蔵元株式会社福光屋の古酒「百々登勢(ももとせ)」の十年物です。
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コルク栓を抜くと、スモーキーな熟成香が漂います。器に注いだお酒は茶色系の色合いで、黄茶か赤朽葉色が近いでしょうか。

一口目は冷蔵庫で充分冷やした状態で。口当たりはやや固めで、口に含むと直ぐに感じるのは酸味を伴った旨味、遅れてスモーキーな熟成香が口中に拡がります。呑み込むとこの熟成香が暫く口中に残ります。

口中で転がすと熟成香がより拡がり、鼻腔を抜けてゆきます。少し温んでも熟成香が口中に拡がりますが、口当たりは少し柔らかくなりました。

新酒の若々しさとは異なる、濃醇で熟成感たっぷりの味わいです。食事に併せてよりも、食後の一息ついた頃にビターチョコやブルーチーズを少し食べながら呑んでいました。

開栓後は1週間から10日おきに呑んでいましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。

お酒の温度が上がると味わいがどう変化するのか、お燗を試してみました。

20℃位(所謂冷や)……冷酒に比べて口当たりが柔らかくなり、口に含むと感じる熟成香が増してきました。
30℃前後(日向燗)……スモーキーな香りよりカラメルの様な風合いを、強く感じました。
35℃前後(人肌燗)……熟成感は薄まり、穏やかな味わいになってきました。酸味が少し出てきました。
40℃前後(ぬる燗)……口に含むとカカオの様な酸味を感じた後に旨味、酸味が味わいの中心になってきました。
45℃前後(上燗)……味わいの傾向が変わって、酸味は一歩退き旨味が前に出てきました。
50℃前後(熱燗)……再びカカオ風の酸味が出てきました。熟成香が少し薄まっている様に感じました。
55℃前後(飛びきり燗)……旨味が再び主張してきましたが、熟成香が飛んでしまいました。
燗冷まし(20℃位)……カカオ風の酸味を程よく感じます。熟成香は冷酒よりも少なめでした。

お酒の温度を上げるとカカオ風の酸味が徐々に主張してきましたが、5℃の違いで旨味とのバランスに変化があって比べてみて面白かったです。しかし、温度が高いと熟成香が薄まり、飛びきり燗では香りが全く飛んでしまいチョイと残念でした。

瓶の裏ラベルに記載されているお薦めの温度帯は常温、所謂冷やですが、アチキの最も好みだったのは上燗でした。

「百々登勢」をいただいたのは今回が2回目、前回呑んだのは5年前で五年物でした。その時の感想はこちら
 家呑み-百々登勢五年 長期熟成純米酒
 感想を比べると、熟成期間の違いで味わいにも違いがあるのは興味深いところです。当然ながら熟成感をより感じたのは、今回いただいた十年物でした。

3~5年程度の古酒は時々見かけますが、10年熟成させたお酒はまだまだ希有だと思います。このシリーズは20年物、30年物もあるそうですが(お値も張りますが...)、どんな味わいなんですかねぇ。試してみたいですが懐が(^_^;)......


百々登勢 十年 長期熟成純米酒
  醸造元:株式会社福光屋(石川県金沢市)
  原料米:米・米麹 国産米100%, 精米歩合:65%
  アルコール度数:17度,日本酒度:-3
  酵母:記載無し,酸度:2.0,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2018年11月
  購入場所:SAKE SHOP福光屋東京ミッドタウン店,価格:10,000円+消費税(720ml)


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