家呑み-酔鯨 純米吟醸 吟麗未濾過すっぴん
高知県高知市にある酔鯨酒造株式会社の「酔鯨(すいげい)」純米吟醸の新酒生酒です。濾過工程をできる限り減らしたので「未濾過」とつけている様です。
栓を抜くと、柑橘系の香りが漂います。無色透明なお酒です。
冷蔵庫で充分に冷やした状態での一口目、キリッとした口当たりです。口に含むと柑橘系の酸味がジュワッと拡がります。呑み込むと旨味がやや遅れて口中に残ります。雑味は無く、お酒の辛さにチョイと硬さも感じます。
口中で転がすと、酸味と辛さが増しました。少し温ませると、旨味が出てきました。
所謂淡麗辛口のお酒ですが、水っぽくなく酸味や旨味をちゃんと味わうことができます。充分冷えていると酸味主体ですが、ほんのチョイと温むと旨味が出てくるので、温度の違いによる味わいの変化も楽しめます。
その味わいから。食中酒向きかなと想います。魚の粕漬け焼なぞと合わせてみると、食と呑みが進むかもしれません。
開栓後は1-2週間置きに呑んでいましたが、最初に感じた硬さは段々と感じなくなりましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。キンキンに冷えている状態ではなく、少し温んで旨味が出てきた方がアチキは好みでした。
「酔鯨」を家呑みしたのは、今回が初めてでした。元々「淡麗辛口」のイメージがありましたが、これはお酒の味を充分感じられました。
酔鯨 純米吟醸 吟麗未濾過すっぴん
醸造元:酔鯨酒造株式会社(高知県高知市)
原料米:松山三井, 中手新千本,精米歩合:50%
アルコール度数:17度,日本酒度:+6.5
酵母:熊本酵母(KA-1),酸度:1.8,アミノ酸度:1.2
製造年月:2019年1月
購入場所:髙原商店,価格:2,670円+消費税(1800ml)
※原料米,日本酒度,酵母,酸度,アミノ酸度は蔵元Websiteから転記
最近のコメント