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2016年2月

2016/02/20

只今予習中

何度かこのブログでも書いていますが、アチキの読書の場は電車中(主に帰宅時)か、居酒屋で一人呑みしている時です。

例えばこんな感じで...
Img_1168

最近読んでいるのは、江戸川乱歩の「幽霊塔」です。
乱歩の作品は何度か読んでいますが、とある場所に行く前に内容を思い出しておこうと、予習がてらの読書です。

「幽霊塔」は文庫本で二冊持っていますが、今持ち歩いているのは創元推理文庫版。
初出掲載時の挿絵も収められていて、往時の雰囲気も楽しむことができます。

この日読んだのは25頁程。1月下旬から読み始めて物語はそろそろ謎解きの場面。今月中には読み終えると思います。
そしたら、来月にはとある場所に行けるかな。

2016/02/17

家呑み-白隠正宗 生酛の純米酒 26BY

この冬のお燗酒にいいかなと思って購入したお酒です。「白隠正宗(はくいんまさむね)」の生酛の純米酒、蔵元は静岡県沼津市の高嶋酒造株式会社です。今回いただいたのはH26BYですので、醸造から8ヶ月から1年程度経った古酒になります。

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お燗酒用に購入したとはいえ呑み始めは冷蔵庫で充分冷やした状態で。栓を抜くと感じる上立ち香は、穏やかですが熟成された練れた感じの香りがします。お酒の色は緑色系の若菜色が最も近いでしょうか。

充分冷やした状態での一口目。やや固い感じの口当たりですが、お酒が口腔を覆うようなとろみを感じます。控えめな旨味と乳酸様な酸味の味わいで、呑み込むと喉の奥にまで味が残ります。口中で転がすと、酸味が強調されます。

さらさら~と浮ついた感じではなく、生酛のお酒らしいどっしりと腰を据えた深い味わいです。器に注がれた分をクイッと呑み干すのではなく、時間をかけてゆっくりと呑みたくなりました。

その後少し日を置いて呑み続けました。開栓から10日後では冷酒だとカラメルの様な甘さが少し出てきましたが、さらに10日程経つと熟成香は増しますが甘味は感じなくなりました。その後も冷酒では味わいの傾向に大きな変化はありませんでした。

それではお燗に点けるとどうなるか、開栓から10日後に試してみました。

30℃前後(日向燗)……おっと、試すの忘れてました。不覚(-_-)
35℃前後(人肌燗)……冷酒よりも酸味が増してきました。味わいは濃いのですが、冷酒よりも呑み易く酸味の他に旨味と仄かに甘味も感じます。
40℃前後(ぬる燗)……人肌燗よりも味が少し薄まりましたが、呑み易いかも。旨味が前面に出てきます。鯵の塩焼きが食べたくなりました。。
45℃前後(上燗)……味わいはまた濃くなったでしょうか。生酛のお酒らしい強めの酸味と旨味のバランスが、呑んでいて心地よいです。あくまで個人的な感想ですが、肉じゃがを食べながら呑みたい味わいでした。
50℃前後(熱燗)……旨味が前面に出てきて、それまで味わいの核だった酸味は奥から感じるようになりました。さらに甘味も仄かにあり、これまでで最も呑みやすい味わいになりました。それでも味は濃いので、脂が充分のっている本マグロの中トロや旬の時期の鰤の刺身とか、肉料理だと豚の角煮などと併せていただくのも楽しいでしょうねぇ。
55℃前後(飛びきり燗)……熱燗よりも味が薄まり、少しぼやけた感じがしました。チョイと温めすぎだったかもしれません。

上述を見ておわかりになると思いますが、今回試した温度帯で最も好みだったのは熱燗で、その次は上燗でした。これらの温度帯で呑んでいると、あの料理とはどうだろうとか、この料理と併せると美味しいかもとか、色々と想像できて楽しかったです。

醸造時に乳酸菌を加えるのではなく、蔵元に住み着いている天然の乳酸菌を取り込む昔ながらの生酛造りで且つ1年前後寝かせたお酒。生酛らしい乳酸由来の酸味と熟成感を感じさせる香りは人によって好みが分かれるでしょうが、アチキはお燗酒でいただいた時の味わいが程良くて楽しむ事ができました。当面、お燗酒はこのお酒でいただく事になりそうです。

でもほんの5℃違うだけで味わいが変わってきたのはお燗酒の奥深さでしょうか。このお酒のお燗にはこの温度帯!!を見つけるのは毎度の事ながら試行錯誤の連続です。


白隠正宗 生酛の純米酒 26BY
  醸造元:高嶋酒造株式会社(静岡県沼津市)
  原料米:誉富士(静岡県産), あいちのかおり(静岡県産),
  精米歩合:麹米 誉富士 65%, 掛米 あいちのかおり 65%
  アルコール度数:15.0度,日本酒度:記載無し
  酵母:静岡酵母NEW-5,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2015年11月
  購入場所:髙原商店,価格:2,500円+消費税(1800ml)


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2016/02/01

家呑み-蓬莱泉 特別純米酒 しぼりたて生酒

愛知県のお酒、「蓬莱泉(ほうらいせん)」の特別純米酒しぼりたて生酒です。蔵元は愛知県北設楽郡設楽町にある関谷醸造株式会社です。

Img_1007毎回そうですが、今回も開栓時は充分に冷やした状態でいただきます。器に注いだお酒は無色透明で上立ち香は控えめです。

一口目を口に含んだ瞬間、酸味を伴った旨味が口中にじゅわっと拡がります。呑み込んだ後もしばらくは口中に旨味が残るので、お酒の余韻に浸れます。

まるでお米のジュースの様な味わいです。

口中で転がすと、フルーツの様な香りが鼻腔に抜けていきます。少し室内に置くと甘味が出てきました。さらに温んでくると旨味主体の味わいになりました。

ジューシーな味わいなので、食事中に呑むのではなく食後に一息ついてからゆるりと呑んでいたい、それが開栓時の印象でした。

その後、数日毎に呑んでいましたが、味わいが段々と変わっていきました。

開栓から10日後、ジューシーな味わいではなく、酸味が弱まってお酒の辛味が出てきました。食中酒向きの味わいです。この日のおかずだったしめ鯖との相性もよかったです。

開栓から2週間後、今度はヨーグルト風な酸味と甘味が出てきました。

開栓から約1ヶ月後、ヨーグルト風な酸味と旨味に仄かに苦味が出てきました。でも決していやな苦味ではありません。

そして開栓から約1ヶ月半経った頃は味の変化は殆ど無く、ヨーグルト風な酸味と旨味主体の味わいに仄かな苦味が味を引き締めています。

開栓時のジューシーな味わいが時が進むにつれてどのように変化するのか、菌が生きている生酒ならではの楽しみ方かもしれません。、


蓬莱泉 特別純米酒 しぼりたて生酒
  醸造元:関谷醸造株式会社(愛知県北設楽群設楽町)
  原料米:麹米 夢山水/掛米 一般米, 精米歩合:55%
  アルコール度数:17度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2015年10月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,500円+消費税(1800ml)
  ※原料米は蔵元Web Siteより


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