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2014/01/06

家呑み-ゆきの美人 純米酒 秋しぼりたて生酒

昨年11月から年始にかけて呑んでいたお酒です。秋田県秋田市の秋田醸造株式会社が醸す「ゆきの美人(ゆきのびじん)」純米酒です。秋に仕込んだ生酒だそうで、「秋あがり」や「冷やおろし」ではありません。

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開栓するとうっすらと甘い上立ち香がします。お酒の色は浅黄色をしています。

冷蔵庫で十分に冷やしてからの一口目、柔らかい口当たりで何となく舌にからみつく感じがします。ジューシーで果実のような酸味に、お米の旨味と少し甘味もあります。

呑み込んだ後もお酒の味が口中にしばらく残るので、余韻を楽しむ事ができます。

器に注いでからしばし室内に置くと後味に少し苦味を感じましたが、決して嫌な味ではありません。

呑み始めから数日経っても味わいに大きな変化はなく、ジューシーな酸味とお米の旨味を十分楽しめます。呑み始めに感じた後味の苦味は、日が経つに連れて弱まりスッキリした後味になってきました。


呑み進める中、お燗も試しました。

30℃前後(日向燗)……冷酒よりも香りと酸味が抑えられて、旨味と甘味が増す味わいでした。
35℃前後(人肌燗)……日向燗と殆ど変わらない味わいでした。
40℃前後(ぬる燗)……酸味、旨味、甘味のバランスがアチキには心地よいです。
45℃前後(上燗)……ぬる燗よりも少し酸味が出てきて、華やかな感じでした。
50℃前後(熱燗)……酸味と旨味が混ざり合っていると言うか、
55℃前後(飛びきり燗)……ここまで温度を上げられず、未確認(T_T)

お燗にする前は、温度が上がるに連れて酸味よりも旨味が増すのかなと想像していたのですが、上燗で酸味が出てきたのはチョイと驚きました。個人的には、ぬる燗が最も好みな味わいでした。

食後や食中酒として、昨年末から年初めにかけてこのお酒を楽しんでいました。刺身は勿論、炒め物や鍋料理等にも合うかと思います。


最新鋭の設備で通年お酒を仕込む事ができる四季醸造の蔵元なので、この秋仕込みの他に夏仕込みのお酒なども製造しているそうです。

冷酒でのジューシーな酸味と旨味を楽しむか、お燗にして旨味が増した味わいを楽しむか、その場その場で呑み分けるのも一興でしょう。


ゆきの美人 純米酒 秋しぼりたて生酒
  醸造元:秋田醸造株式会社(秋田県秋田市)
  原料米:麹米:山田錦,掛米:秋田酒こまち,精米歩合:60%
  アルコール度数:16.5度,日本酒度:+4
  酵母:記載無し,酸度:記載なし,アミノ酸度:記載なし
  製造年月:2013年10月
  購入場所:髙原商店,価格:2,310円(1800ml,税込・当時)


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