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角川マガジンズから荻窪を特集した「荻窪Walker」が先週19日(金)に発売され、興味本位で購入しました。
写真は表紙の一部、背景は荻窪駅北口ではなく、荻窪南口仲通り商店街です。今日現在で微妙に1~2分進んでいる時計が見えます(^_^;
「荻窪のディープなネタを1冊に凝縮!」との事で、次のような内容でした。
・荻窪の地元自慢ランキング
・ラーメン
・グルメ
・親子で楽しめるスポット(公園やコミュニティの紹介)
・荻窪ゆかりの文豪
対象範囲が荻窪駅周辺だけでなく環八の西側や荻窪、天沼全域も含まれているので、1月テレ東の「アド街」で放送された内容+αといったところでしょうか。
荻窪に住んで15年以上になるので、掲載されているお店や施設は行った事のある所・何かしらで知っている所が殆どでしたが、このムックを読んで初めて知った所もいくつかありました。
昨年劇場公開されたあのアニメの制作会社が荻窪にあったなんて、チョイと驚きでした。
親子向けの記事もありましたが、このムックのシリーズでは定番なのでしょうけど、杉並区では先日保育園がらみでニュースになっちまった事が気になってしまいます。
総じてずっと荻窪と縁のある人にはこの地域の再確認として、荻窪に興味のある方にはガイドブックとして使うのに便利な内容だと思いました。
にしても、「アド街」の感想でも書いたけど、何故あのお店が掲載されているのか全くもって不可解でした。
ここでも○ネ○○ョ○を使ったんですかねぇ。
晴天に東京タワーは映えます(^_^)
塔頂部も工事は続いてるそうですが、大きな養生が無くなってます。
今冬のお燗酒として購入し呑んでいたお酒です。広島県竹原市にある老舗竹鶴酒造株式会社の銘酒「小笹屋竹鶴(おざさやたけつる)」の無濾過純米原酒、2009年に醸造し低温熟成した後に出荷されたお酒です。3年物の古酒になりますかね。
お燗向きのお酒と知りつつも、先ずは冷蔵庫から出してに冷えた状態で開栓してからいただきました。
芥子色?山吹茶?如何にも古酒といった色合いのお酒からはスモーキーな熟成香がします。
口に含むと酸味を伴った濃醇でパンチの効いた味わいがカーッと拡がり、熟成香が鼻腔を通ります。その後からカラメル風な甘さも仄かに感じるのですが、全体的に少しトゲのある印象です。他の日本酒と比べるとアルコール度数が19度~20度と高いので、呑み込んだ後に喉が熱くなりました。
お酒を器に注いだままにして少し温んでから唎いてみると、口当たりがチョイと柔らかくなりましたがパンチの効いた味わいは殆ど変わりませんでした。
冷酒では熟成酒のスモーキーな味わいを堪能できますが、一度に沢山呑むのではなく少しずつゆるりといただくのが、アチキには丁度良い呑み方でした。
続けてこのお酒の本題、お燗酒として色々な温度帯での味の変化を唎きます。
30℃前後(日向燗)……酸味は控えめになって濃醇な味わいが際立ちます。口中で転がすと少し酸味が戻ってきました。
35℃前後(人肌燗)……口当たりが少し円くなり旨味も出てきました。やはり口中で転がすと酸味も感じます。
40℃前後(ぬる燗)……再び酸味が強くなってきました。人肌燗で感じた旨味も残っていて、お互いを協調し合っている様に思える味わいです。
45℃前後(上燗)……旨味が前面に出てきて酸味は脇役に回っています。ちょっと苦味もあったかも?この温度帯でも十分美味しいのですが、何か物足りなさを感じました。
50℃前後(熱燗)……上燗まではややもすると味が強すぎるかなと感じる事もあるのですが、熱燗以上はすっかり柔らかい味わいになりました。酸味と旨味が交じり合って呑み易いです。
55℃前後(飛びきり燗)……味わいの傾向は熱燗と変わりませんが、ほんの少し酸が強いですかね。熱燗との微妙な味の違いは、好みが分かれそうな気がしました。
燗冷まし(15℃位)……柔らかい口当たりで呑み易いのですが、後味で苦味を少し感じました。
この日の結果では、上燗と熱燗を境にして味わいの傾向が分かれました。熱燗以上ですと食中酒として色々な料理に合わせやすいと思います。一方、熟成酒としての香りや味を楽しむなら、上燗以下の温度帯でしょう。
その後、開栓してから何日か開けてから再び呑んでみると、お燗での味わいに大きな変化はありませんでしたが、冷酒では開栓時に感じたトゲのある感じは弱まって円やかな感じになりました。
どっしりと一本芯が通っているお酒です。お燗でも温度帯で味の傾向が変わるので、呑み手の好みの味になる温度帯を探しながらいただくのも一興かと思います。
今回購入したお酒は酒米に地元竹原市宿根(すくね)産の雄町を使用していますが、他に三原市大和(だいわ)産の雄町で醸したお酒もあり、呑み比べてみたくなりましたがそれはまた別の機会に。
小笹屋竹鶴 宿根雄町 無濾過純米原酒 (H21BY)
醸造元:竹鶴酒造株式会社(広島県竹原市)
原料米:竹原市宿根(すくね)産雄町100%,精米歩合:65%
アルコール度数:19度以上20度未満,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2010年3月,醸造年度:2009(平成21)酒造年度
購入場所:三ツ矢酒店,価格:1,575円(720ml,税込・当時)
2月から3月にかけて家呑みしていたお酒です。高知県安芸郡田野町の有限会社濱川商店が醸す「美丈夫(びじょうふ)」の限定酒、純米しぼりたて生原酒です。
生酒なので要冷蔵品です。いつもの様に冷蔵庫で十分冷やしてからいただきました。開栓すると華やかな香りがたちます。器に注ぐとほんのうっすらと黄色味がかっているのが判ります。
先ずは一口目、酸味が前面に出ていてその後から甘味を感じます。口当たりや舌触りはすっきりしていて呑み込んだ後はスーッと味が引き、キレもあります。爽やかな味わいですが、甘味もあるので何となくメロン?を連想する時もあります。
二口目、そんなメロン様な味わいは一口目よりは感じず、爽やかさが増しました。甘味が弱まり酸味がさらに出てきたのかもしれません。
器に注いでからしばし置き少し温んだ状態でも唎いてみました。口に含んで直ぐの味わいは変わらず酸味を軸とした味ですが、呑み込むと奥から少しだけ苦味を感じました。苦味といっても味わいにちょっとだけアクセントをつける程度のもので、味のバランスを悪くするのではありません。
もっと温めると・・・このお酒は冷えている状態で呑むのがアチキ好みかなと思い、あえてお燗には点けませんでした。
一度に呑み干すのではなく日を空けて呑んでましたが、開栓時の若々しい味わいから酸味が段々と影を潜めて味が落ち着いてくるのを感じました。少しずつですが熟成していったんですねぇ。ほんの少しですが、味わいの変化も楽しめました。
このお酒はいつも食後に呑んでいましたが、食前酒として呑むのも楽しいのかもしれません。呑み干した後に思いました。チト残念(-_-)
ラベルに酒米の品種が記載していなかったのでネットで調べてみましたが、サイトによって品種名が違っていたので、結論はでませんでした。
美丈夫 純米酒 しぼりたて生原酒
醸造元:有限会社濱川商店 (高知県安芸郡田野町)
原料米:米(国産米100%),精米歩合:60%
アルコール度数:16.0度以上17.0度未満,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2012年12月
購入場所:髙原商店,価格:2,300円(1800ml,税込・当時)
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