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2013/04/10

家呑み-小笹屋竹鶴 宿根雄町 無濾過純米原酒 (H21BY)

今冬のお燗酒として購入し呑んでいたお酒です。広島県竹原市にある老舗竹鶴酒造株式会社の銘酒「小笹屋竹鶴(おざさやたけつる)」の無濾過純米原酒、2009年に醸造し低温熟成した後に出荷されたお酒です。3年物の古酒になりますかね。

130324_01120001お燗向きのお酒と知りつつも、先ずは冷蔵庫から出してに冷えた状態で開栓してからいただきました。

芥子色?山吹茶?如何にも古酒といった色合いのお酒からはスモーキーな熟成香がします。

口に含むと酸味を伴った濃醇でパンチの効いた味わいがカーッと拡がり、熟成香が鼻腔を通ります。その後からカラメル風な甘さも仄かに感じるのですが、全体的に少しトゲのある印象です。他の日本酒と比べるとアルコール度数が19度~20度と高いので、呑み込んだ後に喉が熱くなりました。

お酒を器に注いだままにして少し温んでから唎いてみると、口当たりがチョイと柔らかくなりましたがパンチの効いた味わいは殆ど変わりませんでした。

冷酒では熟成酒のスモーキーな味わいを堪能できますが、一度に沢山呑むのではなく少しずつゆるりといただくのが、アチキには丁度良い呑み方でした。


続けてこのお酒の本題、お燗酒として色々な温度帯での味の変化を唎きます。

30℃前後(日向燗)……酸味は控えめになって濃醇な味わいが際立ちます。口中で転がすと少し酸味が戻ってきました。
35℃前後(人肌燗)……口当たりが少し円くなり旨味も出てきました。やはり口中で転がすと酸味も感じます。
40℃前後(ぬる燗)……再び酸味が強くなってきました。人肌燗で感じた旨味も残っていて、お互いを協調し合っている様に思える味わいです。
45℃前後(上燗)……旨味が前面に出てきて酸味は脇役に回っています。ちょっと苦味もあったかも?この温度帯でも十分美味しいのですが、何か物足りなさを感じました。
50℃前後(熱燗)……上燗まではややもすると味が強すぎるかなと感じる事もあるのですが、熱燗以上はすっかり柔らかい味わいになりました。酸味と旨味が交じり合って呑み易いです。
55℃前後(飛びきり燗)……味わいの傾向は熱燗と変わりませんが、ほんの少し酸が強いですかね。熱燗との微妙な味の違いは、好みが分かれそうな気がしました。
燗冷まし(15℃位)……柔らかい口当たりで呑み易いのですが、後味で苦味を少し感じました。

この日の結果では、上燗と熱燗を境にして味わいの傾向が分かれました。熱燗以上ですと食中酒として色々な料理に合わせやすいと思います。一方、熟成酒としての香りや味を楽しむなら、上燗以下の温度帯でしょう。

その後、開栓してから何日か開けてから再び呑んでみると、お燗での味わいに大きな変化はありませんでしたが、冷酒では開栓時に感じたトゲのある感じは弱まって円やかな感じになりました。

どっしりと一本芯が通っているお酒です。お燗でも温度帯で味の傾向が変わるので、呑み手の好みの味になる温度帯を探しながらいただくのも一興かと思います。

今回購入したお酒は酒米に地元竹原市宿根(すくね)産の雄町を使用していますが、他に三原市大和(だいわ)産の雄町で醸したお酒もあり、呑み比べてみたくなりましたがそれはまた別の機会に。


小笹屋竹鶴 宿根雄町 無濾過純米原酒 (H21BY)
  醸造元:竹鶴酒造株式会社(広島県竹原市)
  原料米:竹原市宿根(すくね)産雄町100%,精米歩合:65%
  アルコール度数:19度以上20度未満,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2010年3月,醸造年度:2009(平成21)酒造年度
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:1,575円(720ml,税込・当時)


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