家呑み-獺祭 発泡にごり酒 50 シャンパン瓶
2013年の元日に封開けしたお酒です。山口県の銘酒「獺祭(だっさい)」の発泡にごり酒、蔵元は山口県岩国市の旭酒造株式会社です。「獺祭」は全量純米大吟醸クラスで酒米は山田錦を使用しています。
銘柄にある50は精米歩合が50%だからだそうで、「獺祭」の発泡にごり酒はこの他に精米歩合39%まで磨いたお米を使用したお酒もあるとの事です。
このお酒は生酒で発泡性が強いので、呑む直前まで冷蔵庫で十分冷やす、静かに栓を抜く等開栓時の注意事項を漫画で書いたリーフレットが添付されていました。
漫画に習って買ってきてから直ぐには呑まず(購入は前年12月末)、数日間冷蔵庫で静かに保管してから抜栓しました。慎重にシャンパン栓を抜いた瞬間は「ポン」と大きな音が。発酵によって炭酸ガスが充満していたのが判ります。栓をちゃんと持っていないと飛んでいってしまいそうな勢いでした。
幸いにもお酒は吹きこぼれず(^_^)v 抜栓してから少しの間、澱が均一になるまで待ってから、器に注いでいただきました。
乳白色をしたお酒は、口に含んだ瞬間に炭酸ガスのピリピリ感と爽やかな酸味を感じます。その後にお米の旨味が口中に拡がりますが、仄かに甘味も感じます。キレもあり、呑み込んだ後も爽やかな感じがします。しっかりと味があるのに、瓶内発酵による炭酸ガスが爽快感を演出しています。
次に呑んだのは元日から10日程経ってから。栓を抜く時のガス圧は健在でした。炭酸ガスのピリピリ感やヨーグルト風?な酸味に仄かな甘味、お米の旨味にキレの良さなど、味わいの変化は殆ど感じません。ちゃんと冷蔵庫に保管してたからから酵母菌が大人しくしていたのかもしれませんね。クイクイと呑み進めて、いつの間にか呑み干してしまいました。
数ある濁り酒の中でも爽やかな味わいです。アルコール度数も生酒としてはやや低めの15度ですから、比較的多くの方が呑み易いお酒かなと思いました。
呑み進めながら、この時期の何処ぞの宴席に供するのも一興かなとふと考えましたが、抜栓までどの程度静置しておけば安全なのか想像できなかった為却下しました。抜栓時に爆発させて迷惑かをけたくないですから。
美味しくて取り扱い注意なお酒です。
獺祭 発泡にごり酒 50 シャンパン瓶
醸造元:旭酒造株式会社 (山口県岩国市)
原料米:米(国産),精米歩合:50%
アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
製造年月:2012年12月
購入場所:髙原商店,価格:1,680円(720ml,税込・当時)
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