頂き物のお酒を楽しむ
今宵は自宅で呑み。
最近、ちょっとした事でお酒を頂戴する事が続いたので、夕食後にそれら2酒を開栓。
1酒目は、昨年の純米酒冷やおろし。関東のお酒ですが初めて呑むお酒です。
香りが控えめ目なこのお酒、、キンキンに冷えた状態ではさらっとしているなと思いきや、温んでくると酸味や旨味が出てきて味わい深くなりました。食中酒向きかなと思い、そそくさと台所へ。
短冊切りにしてさっと炙り、おろし生姜を乗せてから醤油を垂らしただけの油揚げを肴にして呑むと、これがまぁ、お酒が進む進む。元々量が少なかったので、あっという間に呑み干してしまいました(^_^;)
2酒目は一昨年に造られた灘のお酒の本醸造で、1年以上も室内で放ったらかしにされてたのを引き取ったもの。
ハッキリ言って何も期待せず逆に生老ねなんかを警戒していたんですが、開けてみると程良い熟成香に仄かに甘い味わいにあらビックリ。
なんと言う事でしょう。ちゃんと熟成されているではありませんか。
このお酒、チーズを食しながら呑むと、チーズの塩気で甘味は隠れ酸味と熟成香が口中に残るので、お酒の熟成間をより楽しむ事ができます。少し温むと酸味がさらに強調されます。
いい意味で裏切られたお酒でした。お燗に点けるともっと....と思ったのですが、この勢いだと半分以上呑んじまいやしないかチト不安になったので、この辺で今日の呑みはお終い。
明日も一応はお勤めですからねぇ。
まあ、この続きは何処かの週末で間違いなくやっちゃうでしょう。
と、ここまで書いたのは先週の事。いつの間にか眠ってしまってBlogにアップするのを忘れてしまいました。(^_^;)
んでもって今晩はその続きで、その一昨年の本醸造をお燗に点けました。
予想通り、お燗では口当たり円やかで味にふくらみもあって、美味しくなりました(^o^)。
菜の花や筍が店先に並び、花粉も飛び始めていて少しずつ春の足音が聞こえてきてますが、またまだ肌寒い夜は続きます。
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