« 懺悔と反省・・・・武蔵野市民交響楽団アンサンブル・ダ・カーポ 第74回吹奏楽定期演奏会 | トップページ | 昨日の呑み-荻窪いちべえ(2007/9/28) »

2007/09/25

荻窪いちべえ 陸奥八仙 唎き酒会(2007年9月)

もう2週間前のことを。9月10日(月)に荻窪いちべえで行われた唎き酒会の報告です。

この日のお酒は、青森県八戸市にある八戸酒造株式会社が醸す「陸奥八仙」でした。

アチキは会が始まるちょっと前にお店に着きました。お店は50人ほどのお客様で今回も盛況です。会の始まりはフルネット中野社長と漫画家高瀬斉先生のお言葉から、そして蔵元から一言いただいて乾杯です。

070910_19350001

今回の出品酒は「陸奥八仙」が8種類、「陸奥男山」が1種類の計9種類。簡単に感想を書いていきます。

陸奥八仙 純米大吟醸 華想い40 17BY
……青森県産の酒米好適米「華想い」を40%まで磨いたお酒を1年寝かせたお酒。落ち着いた香りが口中にふわっと拡がります。
陸奥八仙 純米吟醸 華 中汲み 無濾過生原酒 17BY
……このお酒の酒米も青森県産の「華吹雪」です。円やかな口当たりで落ち着いた雰囲気があります。旨味ものっています。
陸奥八仙 純米吟醸 華 中汲み無濾過生原酒
……こちらは今年の冬に醸したお酒。冷えた状態では、青リンゴの様なさわやかな酸味の中に旨味が隠れています。ぬる燗では香りが立ち華やかな感じがします。酸も程良いです。
陸奥八仙 特別純米 中汲み 無濾過生原酒
……冷えた状態では、酸が立っていますがちょっとベタッとした感触がありました。ぬる燗にすると軽くなって呑みやすくなります。酒米は「華吹雪」と「むつほまれ」を使用しているそうです。
陸奥八仙 槽酒 特別純米 無濾過生原酒
……軽くて呑みやすいです。ぬる燗を冷ますと酸が増すような気がしました。このお酒も酒米は「華吹雪」と「むつほまれ」です。
陸奥八仙ISARIBI 特別純米 無濾過生詰め
……貯蔵時に1回火入れしたお酒ですね。冷えた状態では口中に拡がる酸と旨味のバランスが良いです。お燗では円やかな口当たりで呑みやすく、旨味が増します。お刺身との相性が良く、呑みと食が進みました。
陸奥八仙 特別純米 瓶火 無濾過生原酒 ひやおろし
……今年のひやおろしです。円やかな口当たりで味がのっている中に仄かな酸味を感じます。
陸奥八仙 吟醸 中汲み 無濾過生詰め
……今回の出品酒の中でただ一つのアル添酒です。上記のお酒に比べてやや硬さを感じます。酸が心地よいです。少し温むと硬さが薄まり呑みやすくなります。

陸奥男山 純米 がんじゃ里山の酒
……自社栽培によるオーガニック米で醸したお酒。お燗でいただきましたが、想像していたよりスッキリした呑み口でした。


以上のような感想です。レジメに記載されていた数値を見ると、アルコール度数は16~17%台、日本酒度は-3~3、酸度が1.4~2と酸度が高めの傾向があります。確かに酸味を強く感じるお酒が多かったと思います。その酸味が味を引き立てているのもあればやや強すぎるかなと感じたお酒もあり、この辺りの味のバランスをどう持っていくか今後の楽しみかな、と思います。

« 懺悔と反省・・・・武蔵野市民交響楽団アンサンブル・ダ・カーポ 第74回吹奏楽定期演奏会 | トップページ | 昨日の呑み-荻窪いちべえ(2007/9/28) »

お酒」カテゴリの記事

唎き酒会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 荻窪いちべえ 陸奥八仙 唎き酒会(2007年9月):

« 懺悔と反省・・・・武蔵野市民交響楽団アンサンブル・ダ・カーポ 第74回吹奏楽定期演奏会 | トップページ | 昨日の呑み-荻窪いちべえ(2007/9/28) »

フォト
2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

にほんブログ村

無料ブログはココログ