春の大田黒公園を散策
今日の予定がキャンセルになりポッカリ時間が空いてしまった昼間、荻窪三丁目にある大田黒公園まで散歩がてら出かけました。
この公園は、大正時代から音楽評論家として活躍していた大田黒 元雄氏の屋敷跡地を杉並区が日本庭園として整備したものです。この公園の場所は以前から知っていたのですが、自動車で移動中に正門の前を通る程度で、中に入ったことはありませんでした。今日が初めての散策です。
正門です。ここから入りイチョウ並木を通って奥へと進みます。イチョウは樹齢70~80年の大木だそうですが、まだ葉が生えていない裸ん坊でした。イチョウ並木の奥には竹林や様々な草木が植えられています。ヤマブキの花が咲いてました。
70mの並木道を通り抜けると右側に事務室や休憩室と茶室がある管理棟があります。その奥に木立に囲まれた庭園が見えてきます。
樹木はケヤキやカエデに松などが多いですが、桜も何本かありました。ヤマザクラとしだれ桜です。
ヤマザクラは散り始め、しだれ桜は半分ほど咲いてました。
公園化に際して区はできる限り原型保存に努めたそうで、従前からあった池も再現したんだそうです。公園内に流れがあり奥にある池に流れています。水は循環式のようです。
池には大きな錦鯉が放されています。
大田黒氏が仕事部屋として使用していたレンガ色の建物は記念館として公開されています。氏が生前愛用していた蓄音機やピアノ、氏が自宅で開催していた演奏会「ピアノの夕べ」の招待状やパンフレットなどが展示されています。レンガ色の建物、判るかなぁ...
公園の南西側には庭園とは区別された催物広場があります。ここにはサトザクラが植えられていました。写真撮るの忘れた(-_-;
公園内には数種類の小鳥が生息していて、高い樹木を見上げると鳥が行き交うのが見えます。オナガが見えましたが、写真には納められませんでした。
今日の昼間の陽気は、公園内をのんびりと見て回るのには丁度良かったです。鳥のさえずりが公園内に響き渡っているので、外の音はそれほど気になりません。 浮き世を忘れて気分をリフレッシュするにはいい空間です。この公園は普段は午後5時には閉めてしまうのですが、秋の紅葉時期には夜間も解放して紅葉のライトアップもしているそうです。その頃にも行ってみたいです。
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