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2007年3月

2007/03/31

@niftyのフォーラムが終了

以前、このblogにも書きましたが、@niftyのサービスの一つであるフォーラム@niftyが今日をもってサービスを終了します。

日付が変われば、掲示板への書き込みとRT(チャット)はできなくなります。一部の掲示板の閲覧は6月28日(木)15:00までできるそうです。

アチキは幾つかのフォーラムに加入してましたが、掲示板(当時は会議室と呼んでいた)への書き込みは極少なく、大抵は掲示板の内容をダウンロードしてから後でゆっくりと読んだり調べ事をするのに利用していました。

最後まで加入していたクラシック音楽フォーラム(FCLA)では、何度かオフ会にも参加しました。見知らぬ方ばっかりのところに行き、立ち回れるんかいなと思いましたが、あるお方に声をかけてもらってうち解けることができました。でも、そのお方は昨年亡くなられて、もうお会いすることはできません。寂しいです。追悼オフも催されましたが、本番と重なっていたのでアチキは参加できませんでした。楽器は吹かなくても聴衆として参加したかったです。

後30分程で終了です。パソコン通信の頃から利用していましたから、9年間になります。ありがとうごさいました。

2007年の桜その1

東京は桜が満開、今年も桜を撮りました。

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品川区の鮫洲公園の桜です。ちょっと判りづらいですかね。公園にはお花見をしている家族連れもいらっしゃいました。
これから約1ヶ月間、週末は鮫洲通いです。

2007/03/29

「本生」商標登録認めず

日本酒ではなく発泡酒の事です。

アサヒビールが販売している発泡酒の名称に使っている「本生」の商標登録について、28日知財高裁で判決が下されました。日本経済新聞のWeb Siteから、

アサヒ「本生」商標登録を認めず・知財高裁

 アサヒビール(東京)が申請した発泡酒「本生」の商標登録を特許庁が認めなかった審決に対し、同社が取り消しを求めていた訴訟で、知財高裁は28日、審決を支持し、請求を棄却した。

 飯村敏明裁判長は「『本生』は加熱殺菌されていない本格的なものというほどの意味合いで使われる言葉で、他の商品との識別標識としての標識を果たし得ない」として、特許庁の判断を支持した。

アサヒビールは「本生」や「アサヒ本生」などの商標登録を特許庁に出願したところ、「アサヒ本生」などは認められましたが、「本生」は認められなかったので、知的高裁に提訴していました。何でも「『本生』と言えば、消費者はアサヒビールの発泡酒と認識できるほど知れ渡っている」という主張をしたそうですが、これが認められなかった訳ですね。

アサヒビールの主張には無理があるんじゃないでしょうか。「本生」と謳っているのは発泡酒だけでなく、日本酒や他の食品にもあります。ネットで「本生」を検索してみると、確かに発泡酒の「本生」に関する内容が最も多いのですが、次いで日本酒、そしてうどん等の食品が引っかかりました。これからしても、「本生」は発泡酒だけで無いと言えるのではないでしょうか。

日本酒に於ける「本生」とは、通常2回行われる火入れ(殺菌処理)を全く施していないお酒の事で、1回火入れの「生貯蔵」「生詰め」と区別するために付けられています。「本生」以外には「生生」とか「生酒」ただ単に「生」としている銘柄もあります。経験的に「生酒」が多いかな。

もし、「本生」が商標登録されてしまったら、日本酒その他の食品に「本生」が使えなくなるところだったかもしれません。今回の裁定で今後も変わらず日本酒などで「本生」が使えるので、混乱とかはないでしょう。別に申請していた「アサヒ本生」の標章登録は認められたのだから、それで充分ではと思うんですがどうなんでしょう。

2007/03/23

杉並公会堂でカール・ライスターの演奏を聴く

昨日3月22日、杉並公会堂大ホールで行われた次の演奏会を聴きました。

杉並公会堂リサイタルシリーズ2007
小山実稚恵プロデュース "ピアノ・スピリット"第2回
KOSIGE with ライスター ~ドイツがつなぐ縁~

Piano:小菅 優
Clarinet:カール・ライスター

プログラム
 ・幻想曲ハ長調 "グラーツのファンタジー" D.605A/F. シューベルト
 ・クラリネット・ソナタ 変ホ長調/F.メンデルスゾーン
 ・4つの小品 op.119/J.ブラームス
 ・クラリネット・ソナタ第2番/J.ブラームス

杉並公会堂の主催公演でピアノを中心としたシリーズの一つです。カール・ライスターの演奏が聴けると言うことで、行ってきました。新しくなった杉並公会堂で演奏会を聴くのは2回目、当然ながらきれいなホールです。

プログラムの前半は演奏機会の少ない作品を、後半はブラームスの作品で構成されています。カール・ライスターの出番はクラリネット・ソナタ2曲です。メンデルスゾーンのソナタは作曲者が15歳の時に書いた曲だそうで、アチキは今回初めて聴きました。伸びやかな旋律が多く、何となく若々しい感じがします。演奏はライスターがリードしていて、小菅さんが合わせていきます。ブラームスのソナタでは二人で会話しているような感じの演奏でした。

ライスターの音色は一つ芯が通っているような真っ直ぐな感じなんですが、それでいてどこか丸みを帯びた柔らかさも感じます。70歳とは思えない生き生きした音色でした。

アンコールはシューベルト等の小品を3曲、曲の紹介はライスターが「日本語」でしていました。

艶やかな小菅さんのピアノとまだまだ現役のライスターのクラリネット、聴いていて心地よかったです。

2007/03/18

今日の呑み-Japanese Bar 志ノ蔵

いつもの荻窪ではなく、たまには阿佐ヶ谷で日本酒を呑んでみようとJapanese Bar 志ノ蔵へ初めて出かけました。場所は中杉通り沿い、やや青梅街道寄りでセブンイレブンの隣のビルの地下1階にあります。そんなに目立つような看板ではないので、注意しないと通り過ぎてしまうかもしれません。

お店は黒色を基調とした設えでカウンター6席,テーブル3脚の落ち着いた雰囲気です。中に入るとカウンターへ通されました。メニューを見ると、お酒は日本酒が約30種,焼酎が20種に地ビールなどの取りそろえ、料理は全て国産の素材を使うといった拘りのある内容です。

あれこれ悩んで選んだ料理は、ほうれん草と紅菜苔の和え物,名古屋コーチンの塩焼き,志ノ蔵流どて煮(鶏肉とこんにゃくの味噌煮)の3品、それに合わせたお酒は次の通りです。

 ・博石館生ビール(ラガー)
 ・いづみ橋 恵 海老名耕地 平成17BY (冷)
 ・小笹屋竹鶴 純米 2005年BY (燗)
 ・るみ子の酒 ブレンド熟成 (燗)
 ・生酛のどぶ (燗)

先ずは地ビールで喉を潤します。博石館ビールは岐阜のビールだそうです。きれいな琥珀色をしていて、ややフルーティな香りにコクがあるビールです。久しぶりに感じた味わいです。

日本酒は先ずは「いづみ橋 恵」を冷やで。ワイングラスに注いでくれます。仄かな吟醸香が立っていますが、口に含むと案外しっかりした辛口の味わいです。酸味や旨味はそんなに感じません。

以降は全てお燗にしました。「小笹屋竹鶴」はよく名前を聞くのでどんな味かなと思い注文しました。ここのお店のお燗は湯煎です。主に人肌燗辺りで呑んでみましたが、酸味と旨味のバランスが取れている感じがしました。ただ、このお酒は無濾過の原酒で、アルコール度数が18~19度と高く後半はやや呑み疲れてしまいました。

「るみ子の酒」は今回始めていただきました。3種類の古酒をブレンドしたものです。上立ち香はしっかりした熟成香です。口に含むと香りは余り感じず、コクがあります。味の濃い「どて煮」を食べながら呑みましたが、料理に負けないしっかりした味わいです。人肌燗辺りから徐々に温度を上げていって上燗程度まで試してみましたが、温度が高い方が呑み応えがありました。

最後にいただいたのはお店の方のお勧めでにごり酒の「生酛のどぶ」を燗で。にごり酒というと、酸味か甘味が強いといった印象のお酒が多いのですが、このお酒はキレのあるやや辛口で思ったより呑みやすいお酒です。

お店の方と少し話をしましたが、このお店の品揃えはお燗に向いているお酒が多いそうです。確かに今日いただいたお酒は冷やよりはお燗の方が呑みやすいと思うお酒ばかりでした。料理は素材の旨さを活かしていて美味しくいただきました。難点を挙げるとちょっとお値段が高めかな。無農薬野菜など素材を厳選している分、仕方ないかもしれません。ガッツリ食べて呑む、というよりは2軒目としてまったりとしてお酒と料理を味わう、といった呑み方が合っているかもしれません。機会があればまた行ってみましょう。

2007/03/17

いちべえ高瀬斉先生のトーク&蔵元旨酒(2007年3月)

3月10日は荻窪いちべえに於いて漫画家で日本酒評論家の高瀬斉先生による日本酒講座が催されました。テーマは「訪問蔵元とその周辺思い出トーク」。高瀬先生がこれまで訪れた酒蔵についての話です。北は青森から純に話は始まりました。話の中で興味のあったことを幾つか書き抜きます。


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2007/03/15

今日の呑み-荻窪いちべえ(2007/3/14)

今晩は食事がてら毎度お世話になっている荻窪いちべえで呑み。今日は示し合わせたわけではないのですが、常連さんがお店を訪れてました。こんな日は珍しいです。

今日食したのは、じゃこ豆腐,菜の花からし和え(季節ものですな),ほっけの開き,アピオス塩茹での4品。それに合わせたのは次の通りです。

 ・中生ビール(サッポロ)
 ・いづみ橋 赤トンボ 茜3号 亀の尾 槽場直詰め 無濾過生原酒 純米
 ・火牛(かぎゅう) 特別純米 無濾過生原酒
 ・武勇
 他2品

「赤とんぼ」はこれまで2,3回いただいたことがありますが、亀の尾で醸したのは初めてだと思います。吟醸香が心地よいです。口に含んでみると、舌の辛みを感じる部分が最も強く反応します。呑み込んだ後に苦みを感じます。思ったより辛口のお酒です。上槽したその場で瓶詰めして恐らく熟成させていないでしょうから、このまま瓶熟成させて数ヶ月後には酒質がどう変化するか見てみたいです。

「火牛」も久しぶりに呑みました。呑み口は少しとろっとしていて柔らかいです。純米酒に多いややしっかりとした味わいで仄かな旨味が、料理に合って食欲をそそります。このお酒も呑み込んだ後にほんの僅かですが、苦みを感じます。

「武勇」は今日最後にいただきました。結構酔っていたので、細かい事は覚えていません。確か「武勇」を呑むのも久しぶりだった気がします。低めの香りで程よい旨味ながらしっかりした味わいが、呑み応えあります。

今日は一人呑みしたり友人と呑んだりと、なんだかまったりと呑んでしまいました。楽しかったです。

2007/03/14

確定申告

今日、駆け込みで確定申告出しました。医療費控除を受けるためです。
去年はうっかり忘れていたので、2年分。改めて計算すると、払っているなぁ医療費(-_-メ 確かに去年は色々な医者にかかってたからなぁ。

払った医療費に対して還付金額は僅かですけど、今後の医療費の数回分にはなりますから、申告して損はないですよね。

税務署の申告窓口に行って書類を渡してきましたけど、並んでました。15分待ったかな。明日だともっと待つことになったかもしれないです。やっぱり早めの申告が肝心、なのかな。

2007/03/11

dancyu 2007年4月号

今月発売のdancyuは恒例の日本酒特集です。

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今年のテーマは「この美味しさに出会えてよかった! 日本酒の春」。例年より1ヶ月遅れの特集です。普段dancyuは立ち読みだけで買わないのですが、今年はどんな記事書いているのか読みたかったので発売日に早速買いました。昨年の記事にはがっかりしてたので。

一通り読んでみましたが、今年は色々な酒蔵、お酒を紹介しています。全体的に食中酒としての日本酒の美味しい面を強調しています。記事の中で最も力入れていると思われるのは、代表的な酒販店等が推薦した中から識者が選んだお酒の紹介でしょうか。酒米別やカテゴリ別に点数を付けて上位のお酒を紹介しています。その中にはアチキが呑んだことがあるお酒もあって、ちょっと嬉しかったですね。どんなお酒が選ばれているかは本誌を読んで下さい。敢えて書きません。

その他には、注目の蔵元紹介やお酒を味わいの特徴で区別した上での料理とのマッチング、有機米で醸したお酒の特集などの記事が書いてあります。その中で日本酒の「言葉遊び」の記事は、日頃お酒の味わいを表現するのに苦労しているので面白かったですね。特集広告には「家飲み」を扱ったものがありましたが、その殆どが蔵元紹介に費やされていて、もう少し「家飲み」の楽しさを紹介して欲しかったなと思いました。

本誌の後半の特集は寿司です。紹介されている寿司屋はどこも一流店で(あたりまえか)、正直アチキの範疇外です。そんなにお金は出せません。アチキは地元の安いお店かクルクル回る寿司でいいです。

正直、本誌で紹介されているお酒やお店の中には個人的には「えーーー?」というのもあります。が、昨年よりはマシな紙面作りだったと思います。どんな日本酒を呑んだらいいかとお迷いの方は、今月のdancyuを参考にしてみては如何でしょう?

でも、アチキがしょっちゅう呑んでいて本誌で紹介されているお酒が、品薄になったらチト困る...

2007/03/10

家呑み-美丈夫 舞 うすにごり

今日は家での呑み、夕飯にロング缶ビール1本を、少ししてから日本酒をちびちびと。その中で、今日買ったものをば書きます。

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高知県安芸郡田野町にある有限会社濱川商店が醸した「美丈夫(びじょうふ)」のうすにごりです。家にあったお酒が味が濃いお酒だったので、発泡性があってスッキリした味わいをと酒販店に言ったらこのお酒を勧められました。

瓶には「吹きこぼれ注意」と書いてあります。栓を緩めると炭酸ガスが吹き上がってきます。一気に開栓しないで途中で止めてガスが抜けるのを待ちます。ガスが落ち着いたかな、と言うところで一旦開栓して直ぐふたを閉じて瓶を上下にします。中身を均一にするためです。

グラスに注ぐとシュワーと炭酸ガスが音を立てます。「うすにごり」と書いてあるようにやや薄い乳白色をしています。少しリンゴのような爽やかな香りがします。口に含むと炭酸ガスのピリピリ感が心地よいです。キレがあります。味はスッキリした酸味の中に仄かな旨味が感じられます。お米の炭酸飲料(但しアルコール入り)といった感じです。アルコールをそんなに感じないので、グラスが空いたらまた注いでしまう、そんな具合に呑みすぎてしまいそうです。今日はそんなお酒を求めてたので満足です。


美丈夫 舞 うすにごり生
  醸造元:有限会社濱川商店(高知県安芸郡田野町)
  原料米:松山三井(愛媛県産),精米歩合:50%
  酵母:SHELA,アルコール度数:14度以上15度未満
  日本酒度:+3,酸度:1.6,アミノ酸度:0.9
  製造年月:2007年2月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:1,527円(720ml,税込・当時)

2007/03/06

磯自慢 蔵見学

3月4日(日)は荻窪いちべえのイベントに参加。静岡県焼津市まで出かけ、磯自慢酒造(株)を訪ねて蔵内を見学させていただきました。

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