荻窪いちべえ 尾瀬の雪どけ 唎き酒会
2月19日(月)は荻窪いちべえ恒例の唎き酒会でした。今回は群馬県館林市にある龍神酒造株式会社の「尾瀬の雪どけ」です。
今回は40名位集まったでしょうか。19:30頃に会が始まり、フルネットの中野社長と漫画家の高瀬斉先生のお言葉の後、蔵元のご挨拶、今回は社長の毛塚氏がいらっしゃいました。社長のお話によると、酒造りの中で洗米には拘りがあって機械洗米ではなく手磨きによる洗米を行っているそうです。蔵人にとっては大変な重労働です。
今回供されたお酒は7種(だったと思ふ)。感想をつらつらと書きます。
尾瀬の雪どけ 秘蔵大吟醸
……乾杯酒、香りはそんなに高くなかったと思います。コクを少し感じましたが、比較的呑みやすかったと思います。
尾瀬の雪どけ 純米吟醸 蔵内熟成原酒
……円やかで酸と旨味のバランスが良い、お燗にすると香りがよくなります。
尾瀬の雪どけ 純米吟醸 びん囲い
……冷えた状態では酸が立っていて味が濃いです。力強さも感じます。燗ではこれも香りが高くなります。呑みやすくなりました。
尾瀬の雪どけ 純米吟醸 備前雄町
……少し温んだ状態でいただきました。口に含むと先ず甘さが感じられますが、呑み込むと少し苦みもあります。これも燗にすると香りが立ちました。
尾瀬の雪どけ 純米吟醸 山田錦
……冷えた状態では滑らかな口当たりで旨味を強調した味わい。お燗にすると滑らかさが増します。個人的にはもう少し香りがある方が好みですね。
尾瀬の雪どけ 特別純米
……さらっとした呑み口で少し苦みがあります。
尾瀬の雪どけ 純米吟醸 蔵内熟成原酒(生)
……呑み口は滑らかで旨味が強く感じますが呑みやすいです。
今回の感想では呑み口が「滑らか」とか「円やか」などの言葉が多かったのですが、それがこのお酒の特徴なのかなと思います。飛び抜けてこれが一番、というお酒はありませんでしたが、殆どのお酒が呑んでいて美味しかったですね。その中で敢えて選ぶとすると、純吟蔵内熟成原酒の火入れでしょうか。昨年の秋頃からでしょうか、「尾瀬の雪どけ」を呑んで楽しくなることが多くなりました。これから期待したい蔵です。
おまけ
この蔵は地ビール「オゼノユキドケ」も造っていて、今回それらもいただきました。好い香りとコクがあって美味しかったです。
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