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2006/10/25

泥酔しても帰宅できるのには訳がある

泥酔してもいつのまにか帰宅できた、目覚めれば自宅だった、何て事を何度も経験してます。酒呑みの方は同じような経験をした事があるんじゃないでしょうか。そんな無意識に帰れる「能力」は脳の神経細胞が寄与していることが判ったそうです。讀賣新聞のWeb Siteから、

泥酔無事帰宅の“能力”に脳の神経細胞が寄与

 道順を記憶している脳の神経細胞(ニューロン)があることを、日本大学大学院の泰羅(たいら)雅登教授、米ロチェスター大学の佐藤暢哉・研究員らのチームが突き止め、24日の米科学アカデミー紀要電子版で発表した。

 「酒を飲み過ぎて何も覚えていないが、ちゃんと自宅に帰っていた」などという“能力”も、この神経細胞のお陰らしい。

 泰羅教授らは、人が脳の頭頂葉内側部を損傷すると、知っている場所でも道順がわからなくなることに着目。レバーを操作して画面上の仮想空間を移動できるシステムを使い、ニホンザルに2階建てのビル内を目的の部屋まで移動する訓練を行った。

 道順を覚えた後、脳の働きを調べたところ、ビル内の特定の場所で曲がった時に活動したり、特定の行き先を目指している時だけに活動する神経細胞が、頭頂葉内側部にあることが見つかった。

 どの方向に進めば良いかというルート知識、道案内システムが脳内に蓄えられていることが細胞レベルで裏付けられたのは初めてだという。

頭頂葉は頭のてっぺんからやや後ろの辺りの部位で、体の感覚を認識したり複雑な動作をする命令をだしたりするんだそうです。

泥酔してても脳は道順をちゃんと覚えていた、と言うことです。当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、それが科学的に証明されたことになります。でも泥酔して途中で寝てしまったら何にもならないですよね。ね、そこのあなた!そうならないようにどこかで自制は必要っちゅうことですね。できるかなぁ。

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コメント

こんにちはー。この記事、私も読みましたよ。
一度だけ、外で飲んで記憶とんだ事あります σ^_^;
「神経細胞さん、ありがとうー。」ですよね(笑)

親切な小人さんが家に連れて帰った訳じゃないねんなぁ?(。_・☆\ ベキバキ

>もりさん

 記憶飛んだの一度だけですか。うらやましい、アチキは年何回あるか数えられません(^_^;

>きよさん

 ちゃんと帰れるのは、残念ながら小人さんのおかげじゃないみたいですね~ってきよさんもいつの間にか帰宅していた事あるの?

 この現象(僕自身は未体験だが)って、よく考えたら怖いね。「無意識に近い状態で帰宅」となると、無事に帰れればいいが、事故に遭う可能性が高い。やはり、飲みすぎには要注意だね。

 僕はこの現象をよく知らない(知識としては知っているが、体験はないから・・・。)から、「体感としては、酒を飲んだらパッと瞬間移動!?」などと思っていたが、本文に「目覚めれば自宅だった」と書いてあるね。やはり、「寝て目覚めたら自宅」という感覚!?

>MORITAさん

コメントを見逃していました。すみませんm(_ _)m
目覚めたら自宅、というのは何度か経験しています。
最近はそこまで泥酔せずに、程々にして記憶があるうちに帰宅しているので、目覚めたら自宅、はありませんが。

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