嗄れ声
しわがれごえ・・・・かすれたような声。しゃがれ声。(大辞林 第二版より)
一般的には「しゃがれ声」と読む事が多いこの言葉。今読んでいる某探偵小説作家は「しわがれごえ」と読ませてます。この「嗄れ声」と言う言葉が使われる場面は大体決まってます。その小説の犯人らしき人物が主人公の探偵か被害者に対して事件の予告・脅迫や犯罪実行の宣告する時に、人物を特定されない為にこの声で会話がなされます。この声は老若男女が特定できなくて会話している相手に「背筋がゾーっ」とする恐怖を与えます。読み手には、小説の怪奇な部分が強調されてどんどん小説の世界に引き込まれていきます。「しゃがれ声」の人はいつの時代も男女の区別無く存在したでしょう。この作家は「この世のものとは思えぬ恐ろしい」という意味で敢えて「しわがれ声」と読ませたんだと思います。
話し変わって、今のアチキの声、正にこの「嗄れ声」の状態です。先週末から風邪をひいてしまい、熱はでるし喉は痛いわで辛かったです。熱は2日位で下がったのですが、喉の痛みだけは残り終いには声が思うように出せなくなってしまいました。「嗄れ声」状態です。暫くは市販薬を服用していたのですが全く効かず、28日に医者を訪ね薬を処方してもらいました。その後、喉の痛みは大分無くなりましたが、時々咳が出るし声は相変わらず元に戻りません。
昨日、2週間ぶりに楽団の練習に行きましたが、皆には声がいつもと違うので驚かれました。「違う人みたい」何て言われました。そうだよなぁ、自分でもそう思うもん。んでもってこの日指導していただいた先生からは声を出して音形をイメージする練習などもして頂いたのですが、こちとら殆ど声が出せないのですから正直面白くなかったです。普段なら楽しい練習だったのですが、チト残念です。
いつまでもこんな声では不便なので、今日もう一度医者に行ってみるつもりですが、声帯までやられていたら長引くかもしれません。
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