今日の呑み-荻窪いちべえ(2006/4/20)
どっかで挫ける「自炊」と言う言葉。今日も挫けて呑みに町へ。日本酒が呑みたくていつもの荻窪いちべえへ。そこそこの入りだったけど、カウンターが空いていたのでそちらへ。
今日食したのは、鳥から揚げいちべえ風(揚げ物注文するのは数ヶ月ぶり、マジで),じゃこ豆腐,ツナサラダ,丸干しに赤だし。それに合わせたお酒は覚えている限りで次の通り。
・中生ビール(サッポロ)・・・初めはこれ
・弁天 純米
・大那 自社田山田錦 純米おりがらみ
・南 純米吟醸 斗瓶取り壱号
・東洋美人 純米吟醸 愛山 限定生
・天の戸 純米(たしか) 黒麹
大那のおりがらみは多分今回初めて頂きました。
以前蔵元がいちべえにいらっしゃった時に「大那は究極の食中酒を目指している」と仰っていました。今日頂いたおりがらみでも酸味より旨味を感じさせて、なるほど食べながら頂くには按配の良い造りです。今回食したのは油を使った物が幾つかあってそれらにも合うし、生魚も合うかなと思いました。昨年より今年の造りがアチキ好みです。これからが楽しみなお酒の一つです。
南 斗瓶取り壱号は活性にごり酒で、お猪口に注いでもガスがプツプツと湧き上がります。冷やでは酸味が強調されますが少し温度が上がると甘味も感じられて、温度による味の変化が楽しめて面白いお酒です。
画像がちょっと暗いですが、青地に銀文字で「東洋美人」「愛山」と書いてあります。
東洋美人は他の酒種は呑んだ事がありますが、純吟愛山は未経験。限定品との事でややお値段も張ります。期待していただきました。
先ず口に含んでみると柔らかい舌触りに充分米の旨味が感じられます。美味しい!!。二口目、香なども気にしてみますと、決して味を邪魔しない程良い純吟香で至って呑みやすいです。「東洋美人」は元来呑みやすいお酒なのですが、この純吟愛山はさらに呑みやすくでも水っぽくなく酒の旨味を感じさせて、私にとっては「好い」お酒です。反面ある意味危険なお酒でもあります。今夜は1杯で我慢しましたが、某店長や某店員達に唆されると....何杯も呑んでしまいそうです。お酒の旨味だけ強調されているわけでもないので、食中酒として料理を食べた後の口休めに頂いても良し、また今日のアチキみたいに日本酒そのものを味わう為に呑んでも良し、と色々な場面に合わせられるお酒だと思います。チト褒めすぎかな。
最後に頂いた「天の戸 黒麹」はその名にある様に麹に焼酎や泡盛に使用している黒麹を用いたお酒です。通常日本酒には一般的に黄麹が使用されます。さてさてその味はと言うと、これまでの日本酒とは異なる酸味が強く感じられます。何だろう、例えは悪いかもしれませんが、リンゴ酢や黒酢を薄めたものを飲んでいる様な「酸っぱさ」です。これはこれで、話題の一つに供しても良いかなと思いました。黒麹と米を使った醸造酒がどれももこの味になるとは思えませんが、ちょっと味の嗜好が他の日本酒とは異なるお酒でした。
ともあれ、今日も長っちりしてしまいました。アチキとしてはここ1,2ヶ月気になっていた「東洋美人 純吟愛山」が呑めて楽しかったです。次は何時行きましょうかねぇ。
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