幻影の世界
先ずは業務連絡っていうか一部の人にお詫び。
昨日、22:00以降に連絡を頂いた方々、応対していたその時間呑んでおりました。すみません。いやいや、どうしても昨日までに読み終えたかった本が1冊あった訳で。残り30頁程度、しかも本文ではなく解題,解説,後書きなんだけど、ともかく読みきりたかったので。でも、電話で話していた時やメールに返信していた時は正気でした。ホントです。
アチキ、本を読むのは帰りの電車と呑みの場が殆どなんです。行きの電車は混雑していてとても本を読める環境じゃないし、何故か自宅では余り読む気にならないんですな、これが。飲食しながら何か読む、余り行儀が良いとは言えませんが、案外集中できるものです。それでも呑みながらだから限界はあります。ビールだとXXXXcc,日本酒だとX合以上だと頭に入らない事が経験上判っているから、その以上呑みたくなったら読書の時間は終わりです。
今読んでいるのはある日本人作家の文庫版全集。小説は勿論その他主な随筆,評論やコラムなどその作家が書いた物は殆ど収録していて、出版社,発行年による記述の差分も「解題」として挙げていて資料的価値もかなり高いと思われる物です。装丁もかなり拘ってます。
その作家の世界はある面では勧善懲悪で必ず主人公が勝つという世界、一方では蠱惑的且つ恥美的な世界。本を一頁捲る毎に幻影の世界に足を踏み入れたような感覚に陥ります。現世を暫しの間忘れさせてくれる時間です。この全集は全30巻、1冊あたりの頁数が約600~900。今の読書ペースだと、月に1冊読み終えるのが限度。2002年から読んでいるから、もう3年以上この作家の虜になってます。残り8冊だから年内には読み終えたいなと思ってますが、さてさて。
来週からは新たな幻影の世界に足を踏み入れる事にしよう。
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