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2005/11/30

武蔵野市民交響楽団創立30周年記念演奏会 第63回管弦楽定期演奏会

11月27日(日)14:00より、武蔵野市民文化会館(ARTE)大ホールにて武蔵野市民交響楽団(MCSO)第63回管弦楽定期演奏会を開催しました。この演奏会は創立30周年記念演奏会の第2段の演奏会です。当日のプログラムは次の通りです。

指揮:曽我 大介(指揮者,作曲家,当団名誉団員)

曲目:
・海を渡る声/曽我 大介(世界初演)
・交響曲第9番「新世界より」Op.95/A.ドヴォルザーク
・ボレロ/M.ラヴェル
・交響詩「ローマの松」/O.レスピーギ

「海を渡る声」は曽我先生の新作です。天草国際音楽祭の為に準備していた曲の一つが原点になっているそうで、天草地方の子守唄も聴かれる短い序曲です。「新世界より」と「ボレロ」はTV等メディアで頻繁に流れているので、曲名は知らなくても多くの方が聴いた事のある曲。「ローマの松」は曲の後半でバンダ(舞台外で演奏する)も交えて大音量で盛り上がる曲。まぁ、普通の演奏会でメインになるような曲が幾つも並びました。

私は「ローマの松」のバスクラリネットを担当しました。この曲は好きな曲の一つ、それもバスクラリネットを好きになったきっかけの曲で、どうしてもバスクラリネットで演りたかった曲でした。吹奏楽では1度演奏経験があるのですがオリジナルの管弦楽ではまだ無く、機会があれば絶対に....と思っていた曲です。

「ローマの松」は永いローマ史の生き証人,象徴として「松」を取り上げ、ローマの代表的な風景を描写した曲です。全部で4部構成になっていて、それぞれ「ボルゲーゼ公園の松」「カタコンベ付近の松」「ジャニコロの松」「アッピア街道の松」と題されています。「ボルゲーゼ公園の松」は低音楽器は殆ど使われず、チェロ・バスーン・ホルン・バスクラリネットに高音域での演奏を要求し、子供達が公園で遊んでいる様を表現しています。一転して「カタコンベ付近の松」は中低音の弦楽器によるコラール風な導入部で始まる厳かな曲、グレゴリア聖歌をモチーフに古代ローマ時代に圧制されたキリスト教徒の悲しみを描いています。中間部ではオフステージ(舞台裏)でトランペットソロが奏でられます。「ジャニコロの松」は月夜の光を受けて姿を映しているジャニコロの丘の松を表現していて、クラリネットの美しいソロが聴かれます。全体的に幻想的な雰囲気が漂い、終結部ではナイチンゲールの鳴き声をホール内に流す、という演出が指定されています。最後の「アッピア街道の松」は霧につつまれたアッピア街道を凱旋行進するローマ軍の様子を表していて、後半では3パート6声のバンダが活躍します。大概バンダにはトランペットとトロンボーンが使用されるのですが、今回は左記の楽器の他にバストランペットやユーフォニアムも使用して総勢14人の迫力ある編成になり、上手花道に配しました。

全体的な演奏のできはというと、かなりよく出来た演奏だったんじゃないかなと思います。細かい事を挙げるとキリが無いし上を見るとまだまだですけど。私個人としても「ボルゲーゼ公園の松」では欲しい音が当たらなかったり結構ミスをしてしまいましたが、「アッピア街道の松」とかでそこそこに演奏できたので、まぁ満足しています。勿論、この曲をまた演奏する機会があつたら今回以上の演奏をしたいと思ってます。

本番の出来が良かった反面、普段の練習での課題も浮き彫りになりました。合奏する時の心構えとか判らない人には判っている周りの人達が教えてあげなくちゃいけないなぁと思いました。

今回の集客ですが、何と満員!!!!!満員ですよ満員。初めて定期演奏会で満員になりました。開場30分前位にホール入り口前を歩いた時、既に開場待ちのお客様が沢山いらしてました。その時は今回は1000人前後かなぁと思ってましたが、どうやら予想を上回るお客様の人数で開場時間を早めた程でした。沢山のお客様の前での演奏は、緊張もしますがやっぱり嬉しいです。演奏後の沢山の拍手、じーんときました。願わくは毎回満員にしたいですねぇ。

これで4つ目の本番終わり、と思ったら来月も本番あり。もう一踏ん張り。

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コメント

演奏会、おつかれさま~。
その日、私は別なオケで受付してました。(^_^;)
そこも「新世界」だったなぁ、そう言えば。

> ハイ◇ピッチーさん

新世界、聴くのは好きですが演奏するのは大変だったようです。

アチキは演奏とはまた別の部分で疲れました。でも心地よい疲れです。

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