杉並区 カラス対策で黄色いゴミ袋を販売
杉並区役所のWeb Siteより(10月7日)
10月14日からカラス対策「黄色いごみ袋」を区内で販売10月14日(金)から杉並区推奨可燃ごみ収集袋第1号「黄色いごみ袋」が以下の区内スーパー(サミットストア)などで販売されます。
【販売している場所】 区内のスーパー,区役所1階売店
【価格】 260円(45リットル)
都市部のカラス対策、自治体は頭を悩ませています。東京都は駆除を積極的に行っています。結果、ピーク時よりは減ったもののそれでも10,000羽以上のカラスがいるとの事です。
杉並区でもカラス被害はかなりありました。私が住んでいる地域でも荻窪駅周辺の朝方はカラスが多く飛来し、ゴミを啄み撒き散らしていました。時々自宅周辺の住宅街にまでやってきます。何度か自分達の捨てたゴミが荒らされた事もあります。
区としては防鳥ネットの配布や駅周辺での早朝回収とかを実施していましたが、決定的なものはありませんでした。何処かのTV番組でみましたが、ネットをかけてもカラスはくちばしを器用に使ってネットをずらしてゴミ袋をだしゃうんですよね。
カラスは何で餌(生ゴミ)を見つけているかというと、嗅覚ではなく視覚、目なんだそうです。カラスが都市部で多くなったのは分別ゴミ回収が始まりそれまで黒ビニール袋だったのが半透明の袋で捨てる事になった頃からで、今まで袋の中身が見えなかったのが視認できるようになったから、だそうです。そんな視力の良いカラスですが、黄色だけは中身が認識できないらしく、そこで今回販売される黄色いゴミ袋が開発されたそうです。一部地域で試験的に使用してみたところ、カラスの被害はかなり減り効果が証明されたので、杉並区の正式採用となったそうです。
この袋、ちょっと難点なのは値段が普通のゴミ袋より高い(約1.5倍)事とサイズが45Lしかない事です。一人暮らしの身にとっては大きすぎます。45Lなんて量のゴミは年末の大掃除とかしないと出ません。いつも捨てる量は西友のビニール袋だから10~15L位でしょうか。小さいサイズも販売してくれると買うんですけどね。
さて、この黄色いゴミ袋、どのような結果になるでしょうか。人間の知恵が勝つかカラスの知恵が勝つか。
« 一日中酔いたい時はあるんだよ | トップページ | 荻窪いちべえ 大那 唎き酒会 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 妖精反応(2008.09.06)
- 「本生」商標登録認めず(2007.03.29)
- 納豆狂騒曲その2(2007.01.20)
- 冬の雷雨後初夏の晴れ(2006.12.27)
- 泥酔しても帰宅できるのには訳がある(2006.10.25)
「杉並区」カテゴリの記事
- 冬木立の大田黒公園(2019.02.16)
- 第6回 カレーなる戦い in 杉並(2018.05.04)
- 大田黒公園でチョイと森林浴(2017.05.06)
- 善福寺川の工事状況(2016.01.12)
- 大田黒公園の紅葉ライトアップその2(2015.12.08)
コメント