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2005/09/22

武蔵野市民交響楽団創立30周年記念演奏会 アンサンブル・ダ・カーポ第70回吹奏楽定期演奏会

武蔵野市民交響楽団(MCSO)は、去る9月18日(日)14:00 武蔵野市民文化会館大ホールにて第70回吹奏楽定期演奏会を開催しました。この演奏会は楽団創立30周年記念演奏会の第1段の演奏会です。

当日のプログラムは次の通りです。

指 揮:上原 宏(東京佼成ウインドオーケストラ首席ホルン奏者,当団アンサンブル・ダ・カーポ常任指揮者)
クラリネット独奏:山崎泰子(フリー・クラリネット奏者,当団管楽器主任トレーナー)

曲目:
【第1部】
・フォックス・ファイヤー序曲/J.バーンズ
・万霊節/R.シュトラウス(A.O.デイヴィス編,F.フェネル校訂)
・ゲール・フォース/P.グレイアム
・クラリネット協奏曲/P.スパーク
【第2部】
・チェスター ~バンドのための序曲~ /W.シューマン
・交響曲第一番「指輪物語」/J.デ=メイ

今回のプログラムで注目は、スパークのクラリネット協奏曲とデ=メイの交響曲第一番「指輪物語」でしょうか。Cla協奏曲はソリストに当団トレーナーの山崎泰子先生を招いての演奏、RagやJazzの要素も取り入れた「聴いてても楽しい曲」。「指輪物語」は映画にもなったトールキン原作の小説を題材にした全五楽章の交響曲で、演奏時間は約45分にも及ぶ大曲です。MCSOでもこれだけ長い曲を演奏するのは多分初めてだと思います。

私はバス・クラリネットを担当、Cla協奏曲以外の曲を演奏しました。演奏の出来ですけど、小事故は色々とありましたが、全体としてはまとまった演奏ができたんじゃないか、と思います。

が、個人的には反省点ばかりです。夏場に体調崩したり他の用事が重なったりして練習に参加できなかった時期があって、その分を取り返すことは難しかったです。きれいなフレーズを演奏しているところでリードミスもしてしまいました。「指輪物語」の五楽章に入る前にリガチュアが緩んでリードがずれてしまい、出だしの音が出せませんでした(T_T) 私は元々リガチュアは強く締めないのですが、今回はチト裏目に出てしまいました。仕掛けについては課題が残りました。

泰子先生のソロのCla協奏曲はいつもと違う舞台セッティングで演奏してました。具体的には、編成は1パート1~2名の最小編成、DrumセットとCt. Bassを中央に配置し、しかもCt.BassはPAを使用(ピックアップを介してアンプで増幅)といった内容です。私は舞台袖で演奏を聴いていましたが、先生の演奏は素晴らしかったです。スパークが書いたソロクラリネットの旋律は低音から高音まで満遍なく聴かせるもので、ある時はリズミカルに、ある時はメロディックに唄います。先生は楽章毎に演奏スタイルも変えて「聴いてても楽しくなる」演奏でした。ちょっと驚いたのは伴奏の皆さん。MCSOはPopsやJazz等の演奏が正直言って上手ではありません。苦手な方だと思います。それが今回の演奏では今までとは違っていました。三楽章なんかはちゃんとJazzらしく聴こえてきました。MCSOでもこんな演奏できるんだ、と感心しました。

今回の演奏会では、他の曲でもセッティングが今までと違ってました。大きな変更箇所では、客先前列を潰してオケピットを舞台に上げてステージとして使用したこと。ソリストの立ち位置もそうですが、「指輪物語」やアンコール等全員(約100名!)が乗る曲ではオケピット側まで奏者席を拡げました。今までの舞台だけでのセッティングは少々窮屈だったので、これは演奏しやすかったです。最初は後列の金管楽器/パーカッション群が遠くなって時差を感じましたが、それもリハーサルをやっていく内に少しずつ改善できたと思います。また、前列の木管楽器群の音がオケピットから反射されるのでしょうか、今までよりよく聴こえるようになったそうです。今後もこのセッティングで演奏してみたいです。

さて、こんなそんなで演奏会を開催する事ができましたが肝心のお客様はと言うと、これも前回より増員する事ができました。やっぱりお客様が多い演奏会は緊張もしますが楽しいですね。MCSOは11月に管弦楽定期,12月に準団員定期と30周年記念演奏会が続きます。その合間をぬって市民大運動会や市民文化祭に参加したりと各種行事が予定されています。今回の勢いで、今後も盛り上げて行きたいですね。

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