@nifty クラシック音楽フォーラム・夏オフ2005
私が加入しているプロバイダの@niftyにはフォーラムというコミュニティがあります。共通の趣味を持った仲間の集まりで、私は現在「クラシック音楽フォーラム」に加入しています。そこの毎年夏場の恒例のイベントで、東京に集まってオフラインミーティング「夏オフ」を開催しています。クラシック音楽好きの集まりですから、交響曲やオペラの抜粋,リコーダーアンサンブルまで、色々演奏したり歌ったり聴いたりします。この夏オフはインターネットが普及する前、@niftyがまだパソコン通信サービスだった頃から行われていて、今年は8月6,7日の2日間にわたって行われました。
私は2000年に初めて参加して今回が5回目、2日間とも参加するのは初めてです。とはいうものの、両日とも午前中は練習やら通院やら予定が入っていて中途参加ですけど。当日はこんな行動してました。
8月6日(土)夏オフ初日
午前中は通院、風邪気味だったので、いつもの薬の他に風邪薬も処方してもらう。その後昼食&買い物。一旦帰宅し楽器を持って再度外出。先週渡し忘れた楽譜を届けるために、武蔵野市民交響楽団の練習場の武蔵野一中に向かう。ともかく暑い、それに荷物が重い(T_T)
武蔵野での用事を済ませ、夏オフの会場に着いたのは16:00頃。マーラーの交響曲第1番「巨人」を演奏する前。私の出番は当分先なので飲食スペースで懐かしい方と少し談笑。飲み物がなくなったので買出しに。戻ってきたら「巨人」がそろそろ終わりそうな頃。演奏は止まらずに続いているようです。基本的に演奏する曲は事前に募ってオフ前に発表されてるんですけど、リハーサル無しの一発合わせの演奏ですから、どんなハプニングが起こるか判りません。過去には演奏が止まってしまい、指揮者が土下座したなんて事もありましたっけ。
さて、「巨人」が無事に終了し暫し休憩時間。飲食スペースはさっきまで演奏していた人たちで賑やかに。買ってきたビールがあっという間になくなります。皆さんお酒が好きなのねぇ。
休憩も終わり演奏再開。ブラームス交響曲第2番を演奏した後は「企画枠」。企画枠とは参加者が企画の立案から楽譜の調達,リハーサルから本番まで行うもので、毎年色々な企画がでます。この日の企画枠は「ビンボー人の弦楽合奏」弓を使わずにピチカートだけで演奏できる曲を3曲演奏。ヨハン・シュトラウスの「ピチカート・ポルカ」は有名ですが、3曲も集まりましたねぇ。
企画枠の次は「突発枠」。公募で選に漏れた曲や少人数アンサンブルなど当日エントリして演奏する内容。前もってフォーラム会議室で呟く(書き込み)も有りで、今年は某氏がクラリネット・アンサンブルをやりたいとオフ前日に呟きました。これがチト大変でして、演奏したい曲はチャイコフスキーの弦楽セレナードから「ワルツ」のクラリネット8重奏でアルト・クラが必要との事。前日では誰も準備できません。仕方なく私がバス・クラでアルト・クラ譜を読み替え、またサックスで参加している方にも手伝ってもらう事に。演奏は....何とか通りました。突発枠だからいきなり手を挙げるのも良いけど、もうちょっと根回しして欲しかったですね。
初日の最後に演奏する曲はベートーベンの交響曲第9番「合唱付」から第3,4楽章。この曲は毎年初日の最後に演奏しています。私は2nd(アシ付)を担当しました。クラリネットはB管とA管両方使うのですが、私は初めて自分のA管を使いました。マイA管デビューです。勿論この曲を演奏するのも初めて。事前にスコア買ったりCD聴いたりして予習したのですが、結果は今一でした。3楽章では途中で見失ってしまい、隣の方に教えてもらう始末。初見とはいえ、ちょっと情けなかったです。
とまあ、反省しながらオフのり初日は終了。打ち上げへ....お酒が美味しかった。
8月7日(日)夏オフ2日目
この日も午前中は他所で用事があったので、途中からオフに参加。15:00頃会場着。演奏は30分程押している様子。飲食スペースで談笑したり、会場に入って演奏を聴いたりして自分の出番まで時間を過ごす。
私の最初の出番はチャイコフスキー「スラブ行進曲」の1st。通俗的と評されているが、判り易い内容なので好きな曲の一つ。できは、これまた今ひとつ。うーん、やっぱり並クラは苦手になってきてるなぁ。チトヤバシ。
次の出番は「3分間指揮者コーナー」。このコーナーは指揮者経験無しでも一度は振ってみたい,曲に思い入れがあるといった方が、3分間だけだけど思いのたけで指揮をするというもの。つまり指揮者が主役で奏者はどんな指揮にでもついていく事を要求されます。今回は5人の方が指揮をしました。いきなり4拍目でフェルマータを付ける人、坦々と指揮をする人と様々です。その中でも今回最も感情が現れていた方は右手が不自由で左手で指揮をした方。ベートーベンの交響曲第9番「合唱付」でしたが、その方の一生懸命さが奏者にも伝わってきて、必死になって演奏してました。たった3分間でしたけど、熱い演奏でした。音楽の素晴らしさをまた一つ経験させていただきました。
感激の3分間指揮者コーナーの後は、オフ2日目の恒例のラヴェルの「ボレロ」とエルガーの「威風堂々第1番」を演奏。ボレロではバス・クラを担当。バス・クラではこれが3回目のボレロです。何度演奏してもハプニングが起きる曲です。でも楽しかったです。威風堂々は当初バス・クラを担当する予定でしたが、思う所があり降りました。この曲は歌詞が付いているのですが、一度歌ってみたかったのです。歌は下手なのですが、やってみて気持ちよかったです。
全てのプログラムが終わり撤収も済ませたらその後は当然打ち上げ。いろいろと話し込んで終電を逃してしまい、タクシーで帰宅の途につきました。
そんなこんなで夏オフの熱い2日間は終わりました。スタッフはじめ参加された皆さんお疲れ様でした。来年も是非開催して欲しいです。
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