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2005/07/06

荻窪いちべえ 志太泉 唎き酒会

昨日、7月4日(月)荻窪いちべえで催された唎き酒会に参加しました。今回試飲したお酒は株式会社志太泉酒造の「志太泉」、静岡県のお酒です。

予定時刻の午後7時よりちょっと遅れて会は始まりました。フルネットの中野社長と漫画家の高瀬先生のご挨拶の後、乾杯をしました。「志太泉」の名前の由来は地元の地名志太郡の「志太」としっかりとした「太い志」をもって「」のように沸き立つ酒を造りたいという思いから銘々したそうです。今回、酒蔵が持ち込んだお酒は9種類、画像が暗くてちょっと見難いかもしれませんが、純米から大吟醸,今年醸したお酒から平成11年製古酒まで多彩です。
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私はこのお酒を今回始めて戴きました。種類によって味に違いはありますが、総じて感じたのは「きれいな味で呑み易い」。例えば酸味が強いとか老ね香が突出しているとかではなく、良い意味で味が平坦です。この「きれいな味」はお水に由来するのかもしれません。仕込み水を戴きましたが、やや軟らかい口当たりで雑味が無く美味しかったです。蔵の方も仕込み水の良さをアピールしていました。他の静岡県の蔵のお酒も似たような傾向の味を感じたので、この地方はこの様な味が求められているのでしょうか。

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お酒のラベルと言えば、ワインやビール,焼酎同様「顔」にあたると思っているのですが、この蔵の場合、ラベルに書かれている「志太泉」という文字は種類によって書体が違っています。個人的には「太い志」を表すのなら、もっと力強い書体の方がしっくりするように思えます。
今回試飲したお酒でどれが一番美味しかったかと問われるとちょっと返答に困ります。どれも良さがあり甲乙つけ難いです。冷えた状態で美味しい酒もあれば、お燗にして良しという酒もあります。これだけ実力を持っている「志太泉」、東京では余り見かけませんが、もっと呑まれても良いのではないでしょうか。今後も呑んでみたくなるお酒です。

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