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2005年6月

2005/06/27

ITU、通信不能地域を官民で解消へ

通信業界に勤めている身としてちょっと興味深い記事がありました。

国際電気通信連合(ITU)は各国政府やKDDI、米マイクロソフト、仏アルカテルなどのIT(情報技術)企業と協力し、2015年までに世界の通信不能地域をゼロにする新計画を打ち出す。無線LAN(構内情報通信網)や衛星電話技術を利用して、先進国と途上国のデジタルデバイド(情報格差)是正を目指す。

日本は当初は韓国や米国に比してブロードバンド後進国と言われ、これまで通信網の整備・更新を進めてきて今やブロードバンド先進国の仲間入りしたと言って良いでしょう。でも、世界的に見れば電話の普及台数が1台/1人でない通信後進国はまだ多いのです。記事によると平均で通信手段を持たない人は全世界人口の6人強に1人、アフリカ,アジア,中南米といった地域に多いとの事。ちょっとむしのいい話でしょうがこれで我が社でも世界的に新たなビジネスチャンスとなれば幸いです。さてこのITUが発表したこの目標、何年後に実現するのでしょうか。

2005/06/25

紫陽花

近所で咲いている紫陽花です。ここ最近雨が降らなくても元気に咲いています。それにしても暑いです(T_T)
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2005/06/20

徳島出張記の様なもの

昨日、徳島から戻ってきました。

仕事は会社が納入した物品の動作確認。テスターである部分の電圧を測定し、規格外のものを選別していきます。試験対象数は約7,000枚。営業の人と折半したとしても3,500枚。作業場所は普段は無人で作業時にお客さんの立会いが必要なので、長時間・夜間はできません。また、既にサービス・イン(使用中)しているので、事故を起こさぬよう慎重にやらなければなりません。

午前8:00に入局して作業を開始して終了したのは午後6:30頃。何とか全部試験をすることができましたが、結構疲れました。結果、数枚の不良を発見。良品と交換してその日の作業は終了、取りあえずやることはやりました。

後は不具合が出ずに安定してくれるのを願うばかりですが、土曜,日曜と1枚ずつ不具合が出たとの事。試験したときは問題なかったので、何か潜在的な不具合原因がありそうです。どうなることやら。

夜は徳島市の繁華街秋田町で夕食がてら呑みに行きました。日本料理屋さんに行きましたが、徳島の特産品は「カボス」だそうで何でもカボスが添え物として出てきます。レモンとは違った爽やかな酸味があります。後は瀬戸内海で捕れる魚介類も美味しいそうです。初めて食したのが、「アナゴのうす造り」「ウツボの湯びき」「太刀魚の塩焼き」「カレイの生き造り」「鱧の湯びき」等。どれもこれも美味しかったですねぇ。カレイは煮物等火を通した料理しか食べたことが無く刺身は初めてでしたが、やや透明な身は柔らかくて美味しかったです。

お酒は日本酒が地元徳島産「芳水」にカボス酎等。カボス酎は上品な爽やかさと仄かな酸味があって呑みやすいお酒です。私にとっては「危険」なお酒です。何杯でも呑めそうです。

締めはこれまた徳島名物の「たらいうどん」。香川の讃岐うどんとは若干異なる食感でやや柔らかく感じました。


ともあれ、まぁ、何とか自分の責務は果たしたと思います。願わくは早く根本原因を見つけ対策を打つなどして、安定稼動して欲しいものです。(人事だけどそう言うしかない)

2005/06/16

急遽、徳島出張

現在、羽田空港第一ターミナルに来ています。フライトまで時間があるので、南ウィングにあるYahoo! CafeでこのBlogを書いています。

今日から徳島へ出張です。昨日の夕方命令がありました。何でも、客先納入品で不具合が多発していて営業が張り付き状態なので、それの助っ人らしいです。3月から客先研究所での作業で解決した問題ではなく、長期間お蔵入りしていた為の経年劣化か製造不良かもと社内ではいってます。(こんなこと書いていいんか?自分)

今日は移動日、明日午前中から問題の客先局舎に入り、納入品の検査を1枚1枚行います。2-3000枚あるらしいとの事。既にサービス・インしていて使用中の機器なので、事故無く作業が終わる事を願うばかりです。

観光気分にはちょっとなれません。それに徳島県の名物って何だっけ?日本酒では「芳水」「霧造り」がありますが。まぁ、後で時間つぶしにラウンジにでも行ってみよう。

2005/06/11

今日の呑み-荻窪いちべえ(2005/6/11)

夕食がてら荻窪いちべえに寄りました。今日は金曜日にしては空いてた方ですね。カウンターにすんなり通されました。(それでも結構入っていたと思います)
今日注文した料理は、焼きうどん,じゃこ豆腐,アジのたたき,冷やしトマト。それに合わせたのは次の通り。

 ・中生ビール(サッポロ)
 ・王禄直汲み純米
 ・臥竜梅 純米吟醸 無濾過生原酒
 ・磯自慢 五百万石 純米 大井川の恵みかおる瞬(とき)
 ・天明 純米本生
 ・天堕 純米

この中で目を引くのは、臥竜梅と磯自慢です。臥竜梅はほどよい旨味でそんなに酸味も感じなく呑みやすいお酒です。ラベルに描かれている錦絵が粋な感じがします。磯自慢大井川の恵みは純米吟醸に比べるとやや薄味ですが、これまた呑みやすいお酒です。050610_21500001
「かおる瞬(とき)」の「かおる」は草冠に「愛」と書きます。マーブル調のラベルに新しさを感じます。お値段もお手ごろですし、これから呑まれるお酒ではないでしょうか。

今日は比較的くせの無い呑みやすいお酒ばかりを頼んでました。料理とも合い良い気分になりました。

2005/06/09

祝日本サッカー代表2006年W杯ドイツ大会出場

やりましたねー、日本代表。2006年ワールドカップドイツ大会出場を決めました!!

タイ・バンコクで行われた北朝鮮-日本戦、異例の無観客,第三国開催となったこの試合、日本が2-0で北朝鮮を下しました。

今日は、先週行われた対パーレン戦同様、Panchiで観戦しました。前半25分辺りでお店に寄ったのですが、お店は満員で賑わっていました。仕方なく扉付近のスタンドカウンターで呑むことに。

前半は得点が入らず、もしかしたら0-0引き分けかも、といやな予感もよぎりましたが、後半に入りFWの大黒選手が投入されて流れが日本に傾いたように思いました。そして、後半28分こぼれ玉をFW柳沢選手が滑り込んでゴール!!お店は歓声で沸きました。終了間際には大黒選手が相手GKと1対1を見事にかわして無人のゴールへ。これで、日本の勝利は決定的になりました。

試合終了のホイッスルと同時にお店の中は歓喜の渦。俄かサッカーファンではありますが、代表チームがW杯出場を決めてくれて、本当に嬉しいです。なんでも開催時間の関係で、世界で一番最初に代表決定になったとか。ともかくおめでたいです。来年が楽しみです。後は8月のイラン戦に勝って、アジアB組1位突破するしかないでしょう。ガンバレ、日本。

勝利の余韻に浸って、つい呑みすぎました。

2005/06/07

いちべえ高瀬斉先生の日本酒講座2

5月28日に荻窪いちべえに於いて漫画家で日本酒評論家の高瀬斉先生による日本酒講座第2回があり、それに参加しました。5月の講座は「お江戸の酒合戦」。大酒呑みの呑み対決についてです。その概要は次の通りです。参考資料は当日配布されたテキストです。

平安の酒飲み大会 911年(延喜11年)

宇多法皇の離宮・亭子院の御前試合、
「大戸をよんで、賜うに醇酒をもってした」 大戸・・・・上戸の意
一人づつ酒を呑み、どこまで呑めるか競う。多分、一気呑みだろう
20杯を限度に呑み始めたが、6,7巡するうちに満座酩酊状態に。10杯で止めにする。ただ一人乱れなかった藤原伊衡(これひら)が駿馬を賜る。盃の容量を一杯5合とすると一人3升分か?


大師河原の酒合戦 1649年(慶安2年)

泰平を身にしみて味わうようになった時代
「水鳥記」(水鳥とはお酒を意味する)に記された、大蛇丸底深×地黄坊樽次の酒合戦。自身も大酒呑みだが、それぞれ大酒呑みの部下を従えて酒飲み合戦を交える。名前は水鳥名と言い大酒呑みを名で表す。

大蛇丸底深・・・・本名 池上太郎衛門幸広、江戸初期に川崎大師河原に移住し開墾、実績を上げる。家宝の酒盃(朱漆塗りで内面に金蒔絵で竜が描かれている、一升五合入り)を毎晩床についてから10杯呑んでいたと言う。→寝酒の盃
  
地黄坊樽次・・・・本名 茨木春朔、水鳥名の「地黄」とは薬の事で鉄気を嫌う、自分も鉄気・刀を嫌って坊主になった。酒呑みの「掟」を定めた。乱酒厳禁。喧嘩口論禁止、寝上戸は認める等々。部下には武士、商人、医者、学者、僧侶など身分のあるものが多い。

底深のいとこで山下作内請安が地黄坊に酒合戦を挑まれて負けたことが、発端。地黄坊が底深が居にしている大師河原まで攻め入る。途中、神田明神に寄っている。神田=燗だの意。
底深が途中で待ち伏せするが樽次に見破られ、酒合戦が始まる。樽次側が勝ち底深の家まで攻め入る。
底深が病に倒れ酒合戦ができなくなる。樽次が神社で祈念すると底深の病が治る。
 
合戦の結果だが、最終的に二人が和ぼくした,樽次側の勝利等諸説有


千住の酒合戦 1815年(文化12年) 太田南畝「後水鳥記」

千住の飛脚問屋、中村六右衛門の還暦祝い、文人,画人,俳人等の来賓を招く。上戸と思う人は誰でも参加できたが、狂花(怒り上戸)や病葉(眠り上戸)など悪酒呑みは一切お断り。
盃は五合入りの「江島盃」から三升入り「丹頂鶴盃」まで6種。酒は伊丹の上醸「玉縁」「上竹」、酒だけでなく肴も供された。当時きれいだった綾瀬川の鯉など。
参加者を東西に分けて飲み比べをさせる。一升以上呑んだ者が東西それぞれ20数名ずつ。


両国柳橋「万八楼」の大酒大食大会 1817年(文化14年)

一位の鯉屋利兵衛・・・・一斗九升五合飲みその場で倒れたが、数時間後目を覚まし水を茶碗で17杯飲んだ。
二、三升飲んだ者が三、四十人いたと言う。本当にそんなに飲んだだろうか?嘘じゃないか→嘘の万八→嘘っぱち の語源
東京農大・小泉教授の推論では、薄い酒を呑んでいたのでは?当時の造り方では酒は濃く、問屋で水増しして売っていたのでありえる。


近代の酒飲み大会 昭和2年 熊谷大酒会

参加料2円50銭払い一升呑み、さらに2円50銭払うともう一升呑め、後は飲み放題。
一位は61歳の老人、一斗二升

相撲界にも酒豪が多い、昭和初期の記録だと伊勢の海(1.8升)や常陸山(2時間で8升)等


以上の様な内容です。私は多くても6,7合あたりで酩酊し始めるので、これらの話はただびっくりです。
少々時間が余ったので、今年の新酒鑑評会の結果、高瀬先生の感想などを話されました。

講義の後は、宴会です。ちゃんこ鍋と肴各種。今回は「天青」の杜氏の五十嵐さんがゲストでいらっしゃっていたので、お酒は「天青」を3種。「天青」は呑みやすくて好きなお酒の一つなので、嬉しかったですね。2時間位いたでしょうか。料理もお酒も殆ど食し呑みお店を後にしました。来月も楽しみです、

2005/06/05

結婚式二次会出席

武蔵野市民交響楽団のHrのK氏とObのI嬢の結婚式が今日催され、私は二次会に出席しました。場所は台場のカフェ・レストランで貸切状態でした。

仕事で有明付近は行った事はあるのですが、台場は初めてでした。りんかい線を利用しましたが、ビル内でちょっと迷ってしまいました。

集まった方々はお二人の会社の同僚,学生時代の友人の他、新郎の高校吹奏楽部OB、それとうちの楽団の連中といったところでしょうか。音楽をやっている・やっていた人がかなりいます。

パーティーはやや遅れて始まりました。なんでも写真撮影に時間がかかり新郎・新婦が来るのが遅れたとか。乾杯の後、うちの楽団連中と新郎の高校吹奏楽部OB有志が演奏を披露しました。多少しくじるのはご愛嬌。嗜好を凝らした演奏もありそれなりに楽しめました。

後半はお決まりのビンゴ大会。リーチまでいったのですが、ビンゴにならず。欲しい商品があったのですが残念。

新郎・新婦は終始笑顔で幸せそうでした。
いつまでもお互いを支え合ってお幸せに。


二次会でちと呑み足らなかった感がしたので、荻窪についたらPanchiに寄って生ビールを3杯。気持ち良い気分の一日でした。

2005/06/03

一応一段落かな、それとも...

昨日で、3ヶ月に渡った客先研究所での業務もほぼ終わりました。後は、客先から許可がでれば撤収するのみという所までこぎつけました。

今の会社に勤めてから4年経ちましたが、こんなに長期間客先勤めしたのは初めてでした。最初、通い始めたときは何も事情が呑みこめず、その日その日の行き当たりばったりでしかも約10-12時間の拘束とかなりきつかったですね。4月後半になると不具合の原因も特定し始め、それの対処をしたファームウェアもリリースされ、作業も落ち着いてきました。5月に入ると出荷版のファームウェアがリリースされ客先の承認も得られました。もうこの頃はほぼ定時に帰れるようになりました。工場からの出荷も始まりました。

と、安心して久しぶりに事務所に行くと、状況一転。納入品に不具合が多発していて会社としても急遽対応する事に。先輩達や営業が納入場所に向かい、調査をする事になりました。納入数量が何千,何万枚と多いので、初期不良もありえるとは個人的には思っているのですが、飛び交うメールを読んでいるとそれだけでは無さそうです。基本的に物品の受領,機器への搭載は客先で行っているのですが雑に扱われているかも、と言った情報もあります。客先研究所の責任者は多少雑な扱いでも耐えうるよう云々とか書いてますが、そこまで責任取れるか、と言いたくなります。

ともかく会社としては不具合品の持ち帰り調査や出荷予定品のサンプル調査等を行う事を、客先に提案するようです。そうなると、また客先研究所勤めになるかもしれません。

どうなることやら。

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