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2005/05/24

武蔵野市民交響楽団 第62回管弦楽定期演奏会を聴いて

5月22日(日)、私が所属している武蔵野市民交響楽団の第62回管弦楽定期演奏会が、武蔵野市民文化会館(ARTE)大ホールで開催されました。私は今回は降り番だったので、一聴衆として演奏会を聴きに行きました。

プログラムは次の通りです。
指揮:棚田 和彦(群馬交響楽団トロンボーン第一奏者,当団トレーナー)
Tuba独奏:柏田良典(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団テューバ奏者,当団トレーナー)

曲目:
 序曲「謝肉祭」Op.92/A.ドヴォルザーク
 グリーンスリーヴスによる幻想曲/R.V.ウィリアムズ
 バス・テューバと管弦楽のための協奏曲ヘ短調/R.V.ウィリアムズ
 交響曲第1番「春」変ロ長調 Op.38/R.A.シューマン

事前に裏方スタッフの要請も無かったので気軽に一聴衆として出かけたですが、開場前から受付チーフが忙しく働いていて、結構大変そうだったので開場後は受付のお手伝いをしました。

特に気をつけていたのはお子様連れのお客様です。実は、ここ最近、演奏中にお子さんが騒いだりしていて、それに対する苦情が幾つかアンケートに書かれていて楽団としても気にしていたからです。

であれば、「未就学児は入場お断り」にすれば良いと言われるかもしれませんが、一人でも多くの市民の皆さんに演奏を聴いて欲しいというスタンスからそれはできません。それにただでさえ空席が目立つ演奏会です。年齢制限なんかして、折角来ていただけるお客様を拒むようなことはできません。対策として、これまでは、会場に設けられているガラス張り・スピーカー設置の親子席を案内していましたが、16席と僅かしかないためあっという間に満席になります。そこで、今年からは親子連れはお子様がぐずったら直ぐ外に出られるよう、1階扉に近い席を勧める事にしました。また、お子様連れのお客様に対する注意喚起の張り紙やアナウンスも前回吹奏楽演奏会から行っています。

受付はいろいろな仕事があります。チケットも切り,入場者数カウント,贈り物受付,ドアマン等々。チーフがフリーでいろいろと動ける立場なのですが、先に書いたお子様連れ対応や聴衆増であちこち動き回っていて大変奏です。私は関係者でもあるので、お客様誘導とかしました。お客様は開演後も多数いらっしゃいます。受付の仕事は続きます。結局私はTub協奏曲だけ客席で聴いて、それ以外は客席に入らず受付スタッフのお手伝いをしていました。これで、なんとか受付業務が廻ったかなと思いました。次回からはスタッフをあと2-3人増やす必要があるでしょう。

さて、演奏ですが、その殆どをスピーカーから聴いていたので、演奏の良し悪しは判断しにくいのですが、わりと良い演奏だったと思いました。「謝肉祭」やシューマン「春」は弦楽器がかなり細かい動きがあるのですが、結構まとまっていたかな。「グリーンスリーヴス」はもう少しピッチが合うとより綺麗になったでしょう。「Tub協奏曲」は柏田先生の演奏に惚れ惚れしました。Tubaがこんなにも時には意気揚々と時にはメロディックに奏でられる楽器だったのかと、改めて認識させられる素晴らしい演奏でした。奏者の皆さんも指揮者の要求に応えていました。まぁ、アンコールで、約1名ミスったTimp奏者がいましたが:p

終演後、打ち上げに参加しアンケートを幾つか読みましたが、概ね良い内容でした。今回の対応が功をそうしたのか、子供に対するクレームはありませんでした。

欲を言えば、集客数を.....あと1,2割増やしたいですね。

武蔵野市民交響楽団は5月25日で創立30周年を迎えます。秋のシーズンは30周年記念コンサートが続きます。今回の結果をステップにして、次回以降も盛り上げていきたいと思います。

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