2022/05/22

家呑み-鳴海 きもと純米 直詰め生 YK-66

家呑みでは初めていただくお酒です。千葉県勝浦市の東灘醸造株式会社の限定流通酒「鳴海(なるか)」きもと純米 直詰め生酒です。YKは杜氏さんのイニシャル、66は精米歩合だそうです。

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開栓するるとフルーティーで爽やかな香を感じます。ほぼ無色透明なお酒です。

一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。少しキリッとした口当たりです。口に含むと炭酸ガスのピリピリ感を感じてから、ヨーグルト様の酸味が出てきます。呑み込むと、酸味の後から旨味がチョイと顔を出してきますが、スーッと消えます。

口中で転がすと、爽やかな香りが鼻腔を抜けてヨーグルト様の酸味をより感じます。温んでくると酸味が柔らかくなって生酛らしい旨味とコクに少し甘味が出てきました。

酸味が前面に出ていますが、旨味とコクもあって生酛らしさを十分に味わうことができます。

開栓後から5日後に再びいただいた時は炭酸ガスのピリピリ感まだありましたが、10日過ぎるとガス感は殆ど感じませんでした。味わいの傾向は、開栓から日が経っても大きく変わることはありませんでした。

食事中か食後でいただくことが多く、食中酒としては鰺や伊佐木の刺身などと合わせたりしていました。お酒の味わいが魚の旨味をより引き出していましたねぇ。

生酛のお酒らしい味わいとコクを感じつつ、生酒のフレッシュ感も楽しめるお酒でした。


鳴海 きもと純米 直詰め生 YK-&&
  醸造元:東灘醸造株式会社(千葉県勝浦市)
  原料米:秋田酒こまち,精米歩合:66%
  アルコール度数:11度,日本酒度:記載無し
  酵母:6号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年4月
  購入場所:味ノマチダヤ,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2022/05/10

家呑み-秋鹿 純米吟醸 超辛口 槽搾直汲

大阪府のお酒「秋鹿(あきしか)」純米吟醸 大辛口 槽搾 直汲です。蔵元は大阪府豊能郡能勢町の秋鹿酒造有限会社です。

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栓を抜くと、熟れた果実のような上立ち香を感じます。器に注いだお酒は薄い黄緑色系の白緑に近い色合いをしています。

いつものように冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少しキリッとした口当たりです。口に含むとパインかライチの様な酸味と、舌上にほんのチョイとピリピリとした感触を感じます。呑み込んでお酒が喉を通ると、カーッと熱く感じます。酸味とお酒の辛さが口中に残ります。

口中で転がすと、果実様の香りが鼻腔を抜けて酸味をより感じますが、苦味も少し出てきました。室内に置いて少し温んでくると、口当たりが円くなり酸味は一歩後退して旨味が少し出てきました。お酒の辛さもより感じます。

酸味主体の味わいに加えて、お米の旨味やお酒の辛さも十分に感じられます。

開栓後はほぼ1週間毎にいただいてましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。

大辛口のお酒ですが酸味が強調されているので、料理にも合わせ易いかなと思います。実際、ひじきの炊き込みご飯や脂がのった真鯖の刺身などに合わせてみると、料理の美味しさがより強調されて食事も進みました(^o^)

アルコール度数と日本酒度が高い大辛口のお酒なので、一度に沢山呑むのでは無く、料理との相性を楽しみながら少しずついただく、そんな呑み方でこのお酒を楽しんでました。


秋鹿 純米吟醸 超辛口 槽搾直汲
  醸造元:秋鹿酒造有限会社(大阪府豊能郡能勢町)
  原料米:山田錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:18度,日本酒度:+15
  酵母:協会11号,酸度:2.9,アミノ酸度:1.8
  製造年月:2022年4月
  購入場所:髙原商店,価格:3,200円+消費税(1800ml)


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2022/04/29

家呑み-多賀治 純米 雄町 無濾過火入原酒

岡山県のお酒を凡そ3年振りに家呑みしました。今回いただいたのは「多賀治(たかじ)」純米雄町 無濾過火入原酒で、蔵元は岡山県倉敷市の十八盛酒造株式会社です。
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開栓しますが上立ち香は余り感じません。少し濃い緑色系の色合い、山葵色をしたお酒です。

いつもの様に一口目は冷蔵庫で充分冷やした状態で。少し柔らかい口当たりです。お酒を口に含むと柑橘系の酸味が口中で強く主張してきます。お酒の辛さも感じます。呑み込むと熟れた果実のような香りと旨味が、口中でグワッと拡がります。

口中で転がすと、熟れた果実のような香りをより強く感じます。室内に置いて温んでくると、味わいが少し円やかになって呑み易くなりました。

キンキンに冷えた状態では結構個性的でパンチの効いた味わいですが、温んでくると味わいに円やかになるので、燗上がりするお酒かなと思いました。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでましたが、味わいがだんだん円やかになってきました。冷えている状態では漬物をポリポリ食べながらチビチビと呑みたくなって、実際に沢庵と合わせてみましたが、中々いい塩梅の組み合わせでした。

開栓から3週間後位経ってから、最初の印象もあったのでお燗も試してみました。

5℃位(冷酒 雪冷え)……熟れた果実のような香りの酸味と旨味、お酒の辛さを感じます。
20℃位(所謂冷や)……酸味は一歩後退して、旨味とお酒の辛さが主体の味わいになりました。
30℃前後(日向燗)……お酒の辛さはまだありますが、円やかな味わいになりました。所謂冷やよりも味が少し濃く感じます。
35℃前後(人肌燗)……旨味と酸味のバランスがアチキには程よく感じました。お酒の辛さが弱まって、これまでよりも呑み易くなりました。
40℃前後(ぬる燗)……旨味主体の味わいで、お酒を口に含むと旨味がふわっと脹らんできました。お酒の辛さは殆ど感じなくなりました。
45℃前後(上燗)……味わいの傾向はぬる燗とほぼ同じですが、味わいがより軽やかになりました。
50℃前後(熱燗)……酸味が又出てきました。味がこれまでより濃く感じます。個人的に多くは呑めないなと思いました。
55℃前後(飛びきり燗)……旨味主体ですが、少し固い味わいに変わってきました。熱燗よりは薄く感じます。
燗冷まし(25℃位)……酸味とお酒の辛さは弱く旨味が少し出ていて、全体的に控え目な印象です。

色々試してみましたが、最も好みだったのは上燗で、次いでぬる燗でした。好みの温度帯では食中酒としていただいてもいいかなぁ、と思いました。ただ熱くし過ぎると好みの味わいから離れていくので、温度のさじ加減がチョイと難しく感じました。

開栓時のパンチの効いた味わいでは飲み手を選ぶかなと思いましたが、時が経つにつれて味わいに円やかさが出てきましたので、時間をかけて呑み進めて味わいの変化を楽しむのも一興かもしれません。


多賀治 純米 雄町 無濾過火入原酒
  醸造元:十八盛酒造株式会社(岡山県倉敷市)
  原料米:岡山県産雄町,精米歩合:68%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:協会九号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年1月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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2022/04/17

家呑み-天吹 恋する春の純米大吟醸

この春にいただいていた純米大吟醸酒です。佐賀県三養基郡みやき町の天吹酒造合資会社が醸す「天吹(あまぶき)」恋する春の純米大吟醸です。ラベルが春っぽくて買ってしまいました(^o^)

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開栓すると、吟醸香がほんのりと立ち上がってきます。お酒の色合いは薄い黄緑色系で、夏虫色が近いでしょうか。

冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し滑らかな口当たりです。お酒を口に含むとパイン系の酸味を感じてから旨味が奥から出てきます。ちょっぴり苦味もありますかねぇ。呑み込むと酸味が暫し口中に残ります。

口中で転がすと、少し熟れたような香りが鼻腔を抜けて旨味をより感じます。室内にほんのチョイと置くと、酸味が円くなって旨味が少し出てきました。さらに温むと、酸味と旨味が程よく混じり合ってコクのようなものも出てきました。

冷えた状態だと酸味主体ですが、少し温むと旨味が出てきました。

開栓後はほぼ1週間毎にいただいてましたが、味わいの傾向は変わりませんでしたが苦味はいつしか感じなくなりました。

主に食後ののんびりした一時にいただくことが多かったです。食中酒としては塩味ベースの鶏豆腐鍋と合わせた時は、少し温んだお酒の味わいが鶏や豆腐の旨味が引き立てて食や呑みが進みましたねぇ。

微妙な温度差で味わいが変わるのを楽しんでました。春を感じさせるお酒でした。


天吹 恋する春の純米大吟醸
  醸造元:天吹酒造合資会社(佐賀県三養基郡みやき町)
  原料米:国産米,精米歩合:50%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年2月
  購入場所:髙原商店,価格:3,000円+消費税(1800ml)


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2022/04/10

家呑み-岩の井 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 中汲み

初めていただくお酒です。千葉県夷隅郡御宿町にある岩瀬酒造株式会社の「岩の井(いわのい)」純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 中汲みです。

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栓を抜くと炭酸ガスが勢いよく抜ける感触とともに、林檎を思わせる香りが立ち上がります。器に注いだお酒は少し濃いめの黄色系の色合いで、女郎花が近いかもしれません。

いつものように一口目は冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと林檎系の柔らかい酸味を感じてから旨味が拡がります。舌上にピリピリとしたガス感をほんのチョイと感じます。呑み込むと旨味とちょっぴり苦味が口中に残ります。お酒の辛さも若干感じます。

口中で転がすと爽やかな香りと酸味が出てきますが、反面苦味も増してきました。室内に置いて温んでくると、酸味と旨味が混じり合って味が少し濃くなったように感じました。角が取れて円やかな味わいになりました。

冷えた状態だと酸味と旨味が濃すぎず程よく感じられます。

開栓後は3,4日から1週間毎にいただいてました。日が経つにつれて口に含んだときに感じるガス感は徐々に無くなり、味わいも少し落ち着いてきた感がありました。

料理に合わせ易いかなと思います。開栓直後のガス感をある状態では呑むと口中をさっぱりとさせてくれるので、濃い味付けの料理や油の多い料理にも合うんじゃないかなと思います。ガス感が無くなってからは、比較的優しい味付けの料理がいいかもしれません。実際、柚子塩をつけた真鯛のお刺身や小松菜とエノキの海苔和え等と相性がよかったです。

開栓時は無濾過生原酒のフレッシュ感を楽しめて、日が経つと微妙に味わいが変わっていくのを楽しめる食中酒向きのお酒でした。


岩の井 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 中汲み
  醸造元:岩瀬酒造株式会社(千葉県夷隅郡御宿町)
  原料米:千葉県産五百万石,精米歩合:50%
  アルコール度数:17%,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年1月
  購入場所:宮田酒店,価格:3,000円+消費税(1800ml)


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2022/03/28

家呑み-義侠 純米原酒60% 生酒

愛知県愛西市の山忠本家酒造株式会社が醸す「義侠(ぎきょう)純米原酒 生酒です。
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販売時は紫外線保護のため、上の写真のように新聞紙に包まれています。新聞紙を取り除くと、下の写真のようにラベルが見えてきます。
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ではいただくとしましょう。抜栓すると果実様の上立ち香が立ち上がります。うっすらと黄緑色系の色合いで、白緑が近いですかね。

先ずは冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。滑らかな口当たりです。お酒を口に含むと果実様な香りと酸味を感じてから、旨味とお酒の辛さが出てきます。呑み込むと旨味とお酒の辛さが口中に残ります。

口中で転がすと酸味をより感じますが、苦味も少し出てきました。室内に置いて温ませると、口当たりが柔らかくなって酸味がヨーグルトっぽい味になりました。

果実様の酸味が呑んだ後に口中をすっきりとさせてくれます。

開栓後はほぼ1週間毎にいただいてましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。

前述の通り、スッキリした味わいなので料理と合わせ易いかなと思います。実際、鮃の刺身に合わせると、鮃の旨味を感じつつ口中が爽やかになりました。

「義侠」と言えば熟成酒のイメージがありますが、今回いただいた生酒は新酒のフレッシュさを感じさせるお酒でした。


義侠 純米原酒60% 生酒
  醸造元:山忠本家酒造株式会社(愛知県愛西市)
  原料米:山田錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度以上17度未満,日本酒度:記載無し
  酵母:901号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年12月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:2,800円+消費税(1800ml)


2022/03/20

家呑み-亀甲花菱 純米生原酒 さけ武蔵 無濾過中取り

久しぶりに埼玉県のお酒を家呑みしました。埼玉県加須市の清水酒造株式会社の「亀甲花菱(きっこうはなびし)純米生原酒 さけ武蔵 無濾過中取りです。
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栓を抜くと少し華やかな香りが立ち上がります。器に注いだお酒は黄緑色系の色合いで、若葉色が近いかなと思います。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。キリッとした口当たりです。口に含むと葡萄の様な酸味と旨味を感じます。呑み込むと旨味とコクのような感触を感じます。嫌な雑味はありません。

口中で転がすと華やかな香りが引き立ちますが、チョイと苦味も感じます。室内に置いて温ませると、口当たりが柔らかくなって酸味が少し前に出てきます。

程よい酸味と旨味が心地よい味わいになっています。

開栓後はほぼ1週間毎にいただいてましたが、味わいの傾向は変わりませんでした。

味わいが尖ってないので、料理にも合わせ易いかなと思いました。個人的にはひじきサラダや肉豆腐と合わせた時が、食も呑みも進みましたねぇ。

「亀甲花菱」は時々外呑みてでいただいていましたが、家呑みは13年3ヶ月ぶりでした。随分間が空きました。今回いただいたさけ武蔵を使ったこのお酒はやや辛口の味わいでしたが、酸味や旨味を程よく感じられました。


亀甲花菱 純米生原酒 さけ武蔵 無濾過中取り
  醸造元:清水酒造株式会社(埼玉県加須市)
  原料米:さけ武蔵,精米歩合:60%
  アルコール度数:17度以上18度未満,日本酒度:記載無し
  酵母:901号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年10月
  購入場所:酒のなかがわ,価格:2,600円+消費税(1800ml)


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2022/03/13

家呑み-超裏 雅山流 神風 純米酒無濾過生詰

山形県のお酒「雅山流(がざんりゅう)」を家呑みしました。今回いただいたのは、純米無濾過生詰酒で、酒米は神力が使われています。蔵元は山形県米沢市の有限会社新藤酒造店です。
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栓を抜くと熟れた果実のような香りが立ち上がります。少し黄色味がかった、鳥の子色に近い色合いをしたお酒です。

一口目はいつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で。軽めの口当たりです。口に含むとライチを思わせる酸味と旨味が舌上を優しく刺激します。呑み込むと酸味と旨味が口中に残りますが、スッと消えます。キリッとした後味です。

口中で転がすと熟した果実香と旨味が口中に拡がります。室内に置いて少し温んでくると、酸味が少し柔らかくなって旨味がチョイと前に出てきました。

酸味と旨味が程よく感じられて、尖った印象は無く優しい味わいです。

開栓後はほぼ1週間後に再びいただいてましたが、旨味が少し出てきました。その後は味わいの傾向は変わりませんでした。

呑み始めの印象から食後にいただくのが合っているかなと思い、そんな呑み方が多かったです。食中酒としては、鰤しゃぶなどとの相性が良かったですねぇ。

優しい味わいが、呑んでいて気分をゆるりとさせてくれるお酒でした。


超裏 雅山流 神風 純米酒無濾過生詰
  醸造元:有限会社新藤酒造店(山形県米沢市)
  原料米:神力,精米歩合:70%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:901号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2022年2月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,400円+消費税(1800ml)


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2022/03/06

家呑み-雪の茅舎 山廃純米 (R3BY)

秋田県のお酒、「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」山廃純米の通年酒です。蔵元は秋田県由利本荘市の株式会社齋彌酒造店です。
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開栓すると優しい印象の香りを感じます。お酒の色合いはうっすらとした黄緑色系で、若芽色が近いでしょうか。

先ずは冷蔵庫で充分冷やした状態での一口目。柔らかい口当たりです。お酒を口に含むと、少しジューシーでマスカット様な酸味を感じてから、旨味が出てきます。呑み込んだ後も酸味がしばし口中に残ります。

口中で転がすと、マスカット様な酸味が鼻腔を抜けていきます。室内に置いて温んでくると、柔らかい味わいになって旨味が少し出てきました。

柔らかい酸味と旨味を程よく感じられる、優しい味わいです。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでましたが、味わいの傾向は殆ど同じでした。料理にも合わせ易く、鰤の刺身を食した後に呑んでみると、鰤の旨味がより引き立ちました。

お燗も試しました。

5℃位(冷酒 雪冷え)……マスカット様の酸味が味わいの主で、旨味は後から感じます。
20℃位(所謂冷や)……口当たりが円やかになって、旨味が少し出てきました。反面、少しベタッとした感じがします。
30℃前後(日向燗)……旨味主体の味わいになりました。冷酒に比べてキレを感じます。
35℃前後(人肌燗)……ふわっとした感触で、優しい印象の味わいになりました。
40℃前後(ぬる燗)……口当たりが軽く、旨味を程よく感じられる味わいです。酸味は味の下支えといった印象です。料理にも合わせ易いと思います。アチキの好みの味わいです。
45℃前後(上燗)……味が濃くなって、旨味がはっきりとと主張している味わいに変わりました。
50℃前後(熱燗)……再び酸味が出てきました。旨味とのバランスがアチキには丁度良く、するすると呑めてしまいそうです。
55℃前後(飛びきり燗)……また軽やかな味わいになりました。熱燗よりも味が濃くなく、落ち着いた印象です。
燗冷まし(25℃位)……所謂冷やよりも味は薄めです。酸味が旨味よりもチョイと前に出ていて、口当たりは軽いです。

5℃の違いで味わいが変わっていったのは、色々試してみて楽しかったです。最も好みだったのはぬる燗で、次いで飛びきり燗か熱燗でした。これまでお燗を何酒か試してみましたが、今回の「雪の茅舎」のぬる燗は、最も好みの味わいかもしれません。

「雪の某社」山廃純米を拙ブログで取り上げるのは2回目で、2013年7月以来となります。当時の感想はこちら。
 家呑み-雪の茅舎 山廃純米 (H24BY)
今回の感想と前回の記事を比較すると、味わいの表現に若干の違いはありますが概ね同じかな、と思いました。造りが安定しているんですね。

山廃のお酒ですが、ガツンとした味わいではありません。冷酒でもお燗でも呑んでいてどこかホッとさせてくれる、優しい印象のお酒でした。


雪の茅舎 山廃純米 (R3BY)
  醸造元:株式会社齋彌酒造店(秋田県由利本荘市)
  原料米:国産米,精米歩合:65%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2021年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,300円+消費税(1800ml)


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2022/02/20

家呑み-天美 純米吟醸 生原酒

初めていただくお酒です。山口県下関市にある長州酒造株式会社の「天美(てんび)」純米吟醸 生原酒です。生原酒は冬の限定品だそうです。

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開栓すると、柑橘系の上立ち香をうっすらと感じます。器に注いだお酒はほんのチョイと黄緑色系の色合いで、柳鼠が近いでしょうか。

いつもの様に冷蔵庫でキンキンに冷やした状態での一口目。少し柔らかめの口当たりです。口に含むと、ピチピチとしたガス感と甘味を少し伴った酸味を感じてから、旨味が口中に拡がります。葡萄が近いですかねぇ。呑み込むと旨味とガス感が暫し口中に残ります。雑味は全くと言っていい程感じません。

口中で転がすと酸味と旨味をより強く感じます。室内に置いて温ませると、ガス感は無くなって旨味主体の味わいになりました。

奇麗で旨味がやや前に出ている味わいですが、ピチピチとしたガス感が爽やかさを演出しています。

開栓後はほぼ1週間毎にいただいてましたが、ガス感は3週間ほどで感じなくなりました。反面、酸味が少しずつ出てきましたが、雑味を感じない奇麗な味わいは変わらずでした。

そんな奇麗な味わいなので、料理にも合わせ易いと思います。個人的に相性が良かったと思ったのは、湯豆腐、鰆の粕漬け焼や春菊とシメジの辛子和えでした。

開栓から時間が経つと味わいの傾向は変わってきましたが、何度か書いている「奇麗な味わい」は呑み始めから仕舞いまで変わらないお酒でした。


天美 純米吟醸 生原酒
  醸造元:長州酒造株式会社(山口県下関市)
  原料米:山田錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:901号,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  杜氏:藤岡美樹
  製造年月:2021年12月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:3,000円+消費税(1800ml)
  ※原料米と酵母は蔵元Websiteから転記


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