カテゴリー「お酒」の記事

2019/06/01

家呑み-吾有事 純米 無濾過生原酒

薫風の季節、巷では夏酒が出ていますが、3月に発売されたお酒の感想です。山形県鶴岡市の奥羽自慢株式会社がH29BYから造っている新しいお酒の「吾有事(わがうじ)」純米 無濾過生原酒です。
吾有事 純米 無濾過生原酒

栓を引っ張ると「ポン」とう音とともに勢いよく抜けました。上立ち香はほんのうっすらと吟醸香を感じます。器に注いだお酒は無色透明ですが、器に炭酸ガスの細かい気泡が付着しています。

いつもの様に冷蔵庫で充分冷やした状態での一口目、口当たりはキリッとしています。ピリピリとしたガス感を感じつつ酸味と豊かな旨味が口中に拡がります。呑み込むとスッと味わいが口中から消えます。キレがありますねぇ。

程よい濃さの味わいと無濾過生原酒故の瓶内発酵から来るガス感で、しつこくなく呑み込んだ後も口中がスッキリとしています。

口中で転がすと酸味がより強調されます。開栓時は炭酸ガスも結構感じるので、なんだかラムネの様な感じがしました。室内において少し温ませると、ガス感は弱まって口当たりもやや円くなり旨味が前に出てきました。後味も旨味が主体になりました。

開栓して1週間後はガス感は健在でしたが、日が経つにつれ徐々に薄まっていきました。酸味を伴った旨味の味わいから大きな変化はありませんが、ガス感が薄まるにつれてキレのあるお酒から柔らかい感触のお酒に変わっていきました。アチキは一升瓶を呑み干すのに大凡2ヶ月かかりますが、チョイとゆるり呑み進めてくと楽しめる味わいの変化かもしれません。

開栓直後から2週間位かな?ガス感を結構感じた時は、口直しのお酒として肉汁したたるステーキやデミグラスソースを使った料理に合うかなと思いましたが、ガス感を感じなくなってからは少し淡泊な味の料理向きに感じました。実際、ガス感が薄まった頃に金目鯛のお刺身と合わせましたが、食事とお酒の旨味が引き合う感じが楽しかったです。

何年か前に時たまいただいた「奥羽自慢」はキレと旨味が同居していて、何度か楽しく呑ませていただきました。その同じ蔵から新しく世に出ている「吾有事」も美味しいお酒でした。これからが楽しみなお酒です。


吾有事 純米 無濾過生原酒
  醸造元:奥羽自慢株式会社(山形県鶴岡市)
  原料米:山形県産米, 精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2019年3月
  購入場所:髙原商店,価格:2,500円+消費税(1800ml)


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2019/05/18

家呑み-神雷 純米 千本錦 無濾過生原酒

多分初めていただくお酒です。広島県のお酒で、「神雷(しんらい)」純米 千本錦 無濾過生原酒です。蔵元は広島県神石郡にある三輪酒造株式会社です。
Img_2852開栓すると、うっすらと心地よい香りが室内に漂います。無色透明なお酒です。

冷蔵庫で充分冷やした状態での一口目、口当たりはスキッとしていますが、口中に拡がるのは柔らかい感じの旨味と酸味にチョイとお酒の辛さです。何となくバナナを思わせる香りも感じます。呑み込むとお酒の辛さと酸味が口中に残りますが、やがてスーッと消えていきます。キレがありますねぇ。

口中で転がすと旨味が主張してきますが、ほんのチョイと苦味も出てきます。温んでくると少しふわっとした口当たりに変わり、味わいも穏やかになります。

二杯目、何となく口当たりが滑らかになり、旨味が前に出てきました。お酒の辛さもありながら、柔らかな旨味や酸味も充分に感じられます。

開栓後から2週間位は、味の傾向もほぼ変わらずキレも健在でした。この味わいですと、少し油っぽかったり濃い味付けの料理を食べた後に呑むと、口中をさっぱりとさせてくれました。さらに1週間ほど経つと味わいが少し落ち着いいて、食事中にいただくと料理の味わいを引き立ててくれました。

開栓直後から時間が経つと味わいが少し落ち着いた感じになり、酒質の微妙な変化を感じました。これも搾ったままの無濾過生原酒をいただく楽しさでしょうねぇ。通年販売しているお酒とは味わいがどう違うのか、機会があったら試してみたいと思います。


神雷 純米 千本錦 無濾過生原酒
  醸造元:三輪酒造株式会社(広島県神石郡神石高原町)
  原料米:広島県産千本錦, 精米歩合:60%
  アルコール度数:17度以上18度未満,日本酒度:+4.5
  酵母:KA1-25,酸度:1.8,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2019年2月
  購入場所:はせがわ酒店グランスタ店,価格:2,830円+消費税(1800ml)


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2019/05/04

家呑み-天の戸 純米吟醸 夏田冬蔵 こま美

秋田県横手市にある蔵元浅舞酒造株式会社が醸す「天の戸(あまのと)」純米吟醸の限定酒、「夏田冬蔵(なつたふゆぞう」こま美です。麹米は秋田酒こまち、掛米には美山錦を使用しているので「こま美」なんでしょうね。槽しぼりの無濾過生酒です。
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いつもの様に冷蔵庫で充分冷やしてからいただきます。栓を抜くと、注ぎ口から心地よい吟醸香が拡がります。無色透明なお酒です。

一口目、口当たりは滑らかです。口に含むと柑橘系を思わせる酸味を感じ、遅れて旨味や甘味が出てきます。余計な雑味は感じません。呑み込んだ後もお酒の味わいが暫く残ります。

口中で転がすと酸味がより拡がりますが、少し苦味も出てきました。室内において温ませると、角が取れて味わいが柔らかくなり、旨味が出てきました。

爽やかな印象のお酒です。酸味がやや前に出ていますが、旨味も充分に感じられます。この時は白身魚の刺身を食べながら呑んでいましたが、相性よく食と呑みが進みました。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが味の傾向は変わる事がなく、酸味と旨味のバランスが程よく、食事と併せたり食後に呑む事もありました。ホタルイカの酢味噌和えとの相性も良かったので、味が濃すぎない魚を使った料理と合わせやすいかもしれません。

「天の戸」はしっかりした味わいのお酒、というイメージがアチキにはありますが、このお酒は呑み始めから一貫して爽やかな印象でした。蔵元のwebsiteを見ると、様々な味わいのお酒を造っているんですね。アチキが呑んでいたこの蔵元のお酒が、たまたま同じ傾向の味わいだった様です。機会があれば、違う味わいのお酒も呑んでみたいと思います。


天の戸 純米吟醸 夏田冬蔵 こま美
  醸造元:浅舞酒造株式会社(秋田県横手市)
  原料米:麹米:秋田酒こまち, 掛米:美山錦,
  精米歩合:麹米:45%, 掛米:55%
  アルコール度数:17度,日本酒度:記載無し
  酵母:自社酵母,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2019年2月
  購入場所:髙原商店,価格:3,200円+消費税(1800ml)


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2019/04/30

平成最後の呑み

平成も終わりが近づいてますが、今宵は平成最後の呑みとと言うことで、荻窪いちべえさんで呑み。
鰹のたたき、菜の花辛子和え、いちべえ焼に合わせたのは、次のお酒。

小生ビールで喉を潤してからの一酒目は、辻善兵衛純米吟醸雄町生槽口直汲み。

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続けて信州亀齢純米吟醸山恵錦無濾過生原酒。おそらく初めていただきましたが、香り豊かなお酒でした。

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三酒目は、小笹屋竹鶴純米原酒生酒。最初は冷酒でいただきましたが、お燗にしていただきました。

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次に呑んだのは、雪の茅舎の山廃純米と純米吟醸美酒の設計を半合ずつ。旨味主体の山廃純米と、酸味が少し出ている純米吟醸美酒の設計。味わいの違いを楽しみました。

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最後は王祿の純米吟醸を二酒。造りが2011年と2017年の古酒です。王祿らしい少し癖のある味わいでしたが、老ねた感じは無かったです。

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日本酒を好んで呑む様になったのは平成12,13年頃からですが、それ以来懇意にさせていただいています。今宵も楽しい呑みでした。令和になっても変わらず楽しい呑みが続けたいものです。

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2019/04/29

家呑み-小左衛門 特別純米 信濃美山錦

岐阜県のお酒です。瑞浪市の老舗蔵元中島醸造株式会社の「小左衛門(こざえもん)」特別純米酒で、通年販売している火入れしたお酒です。酒米は長野県産の美山錦を使用しています。
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栓を抜くと優しい香りがします。お酒の色合いは少し黄色く、「淡黄」が近いでしょうか。

冷蔵庫で充分冷やした状態で一口目、口当たりは滑らかで、先ず林檎を思わせる優しい酸味が口中に拡がります後から少し甘味を伴った旨味を感じます。呑み込むと、酸味がゆっくりと消えていきます。

口中で転がすと酸味がより引き立ってきました。室内に置いて少し温むと旨味が前に出てくる他、コクの様なものも感じます。

充分に冷えている時は美山錦らしい酸味が主役の味わいですが、少し温むと味わいの変化も楽しめます。

開栓後は大凡1週間置きに呑んでいました。味わいに熟成感の様なものが少し加わってきましたが、大きく変化することはありませんでした。

お酒の温度の違いで味わいがどのように変化するのか、久しぶりにお燗に点けてみました。

10℃位(冷酒 花冷え)……旨味と酸味に加えて、カカオの様な香り、コクを感じました。
20℃位(所謂冷や)……酸味が味わいの全体をまとめていますが、コクは感じなくなりました。
30℃前後(日向燗)……酸味主体の味わいに旨味が味の下支えをしています。
35℃前後(人肌燗)……ふわっとした口当たりになりました。旨味が先に出てきて、酸味が遅れて感じます。
40℃前後(ぬる燗)……お酒を注いだ器から漂う香りが、やや強まりました。旨味が口中にふわっと拡がってから酸味とほんのり甘味も感じます。
45℃前後(上燗)……再び酸味が出てきました。ほんわかとした味わいなので、体が温まります。
50℃前後(熱燗)……旨味が味わいの真ん中にいます。味が濃くないので、呑み易いです。
55℃前後(飛びきり燗)……酸味が先に出てきて、後から旨味を感じます。優しい味わいでゆるりと呑みたくなります。
燗冷まし(20℃位)……優しい味わいで、旨味の上にほんのりと酸味が被さってきました。

お酒の温度が5度違うだけで味わが変化してきて、呑み比べて楽しかったです。アチキの好みはぬる燗と飛びきり燗でした。ぬる燗は食中酒向きで、鰺の刺身との相性も良く食事が進みました。飛びきり燗は食後にいただきたくなる味わいでした。

どちらかというと食中酒向きの味わいで、様々な料理に合わせやすいと思います。また、お酒の温度によって味わいが変わってくるので、呑みたい場面によってお酒の温度を変えて楽しむのも一興かと思います。


小左衛門 特別純米 信濃美山錦   醸造元:中島醸造株式会社(岐阜県瑞浪市)
  原料米:長野県産美山錦, 精米歩合:55%
  アルコール度数:15.5%,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2019年2月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,650円+消費税(1800ml)


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2019/03/31

家呑み-酔鯨 純米吟醸 吟麗未濾過すっぴん

高知県高知市にある酔鯨酒造株式会社の「酔鯨(すいげい)」純米吟醸の新酒生酒です。濾過工程をできる限り減らしたので「未濾過」とつけている様です。
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栓を抜くと、柑橘系の香りが漂います。無色透明なお酒です。

冷蔵庫で充分に冷やした状態での一口目、キリッとした口当たりです。口に含むと柑橘系の酸味がジュワッと拡がります。呑み込むと旨味がやや遅れて口中に残ります。雑味は無く、お酒の辛さにチョイと硬さも感じます。

口中で転がすと、酸味と辛さが増しました。少し温ませると、旨味が出てきました。

所謂淡麗辛口のお酒ですが、水っぽくなく酸味や旨味をちゃんと味わうことができます。充分冷えていると酸味主体ですが、ほんのチョイと温むと旨味が出てくるので、温度の違いによる味わいの変化も楽しめます。

その味わいから。食中酒向きかなと想います。魚の粕漬け焼なぞと合わせてみると、食と呑みが進むかもしれません。

開栓後は1-2週間置きに呑んでいましたが、最初に感じた硬さは段々と感じなくなりましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。キンキンに冷えている状態ではなく、少し温んで旨味が出てきた方がアチキは好みでした。

「酔鯨」を家呑みしたのは、今回が初めてでした。元々「淡麗辛口」のイメージがありましたが、これはお酒の味を充分感じられました。


酔鯨 純米吟醸 吟麗未濾過すっぴん
  醸造元:酔鯨酒造株式会社(高知県高知市)
  原料米:松山三井, 中手新千本
  精米歩合:50%
  アルコール度数:17度,日本酒度:+6.5
  酵母:熊本酵母(KA-1),酸度:1.8,アミノ酸度:1.2
  製造年月:2019年1月
  購入場所:髙原商店,価格:2,670円+消費税(1800ml)
  ※原料米,日本酒度,酵母,酸度,アミノ酸度は蔵元Websiteから転記


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2019/03/21

家呑み-初亀 特別純米 かすみさけ

2019年の1月から呑んでいるお酒の感想を今頃書きます。静岡県藤枝市にある老舗初亀醸造株式会社の「初亀(はつかめ)」特別純米 かすみさけです。
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冷蔵庫で充分に冷やしたお酒取り出し、開栓する前に瓶を静かに逆さまにして澱を均一にします。栓を抜いた際、上立ち香は殆ど感じません。器に注いだお酒は、うっすらと白く濁っています。

一口目、柔らかい?口当たりです。お酒を口に含むとややヨーグルト風な酸味が口中に拡がり、その後から旨味と少し甘味を感じます。呑み込むと味わいが静かに消えていきます。

口中で転がすと、酸味がふわりと拡がります。少し温ませると、旨味がより出てきました。この状態では〆鯖との相性がよく、食と呑みが進みました。

酸味と旨味のバランスがよく、どちらも程よく感じることができます。味も濃すぎず、またアルコール度数も高くないので、呑み疲れしないお酒だなというのが、この時の印象でした。

その後、1-2週間置きに呑んでいましたが、酸味と旨味主体でチョイと甘味もある味わいは殆ど変わりませんでした。食事時や食後など場面を選ばすに呑んで楽しいと思いますが、アチキは食後のまったりとした時間に呑む事が多かったです。

穏やかな味わいの呑みやすいお酒でした。


初亀 特別純米 かすみさけ
  醸造元:初亀醸造株式会社(静岡県藤枝市)
  原料米:麹米:富山県なんと産 山田錦,掛米:富山県なんと産 雄山錦
  精米歩合:麹米:55%,掛米:60%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2018年12月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,770円+消費税(1800ml)


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2019/02/11

家呑み-白隠正宗 誉富士純米生原酒 30BY

久しぶりに家呑みの感想を書きます。2019年になってから呑んでいるお酒で、静岡県沼津市にある高嶋酒造株式会社の「白隠正宗(はくいんまさむね)」純米生原酒の新酒です。酒米には静岡県産の誉富士が使用されています。
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栓を抜くと感じる上立ち香は穏やかな吟醸香、ほぼ無色透明なお酒です。

先ずは冷蔵庫で冷やした状態の一口目、穏やかな口当たりです。口に含むとしっかりとお米の旨味が感じられて、後から柔らかい酸味が出てきます。少しコクの様なものと、お酒の辛さもあります。呑み込むと味わいがゆっくりと消えていきます。

口中で転がすと少し苦味が出てきました。また、室内において少し温ませると、口当たりが滑らかになり、旨味と酸味が混じり合う様になりました。

どちらかというと旨味が味わいの主で、酸味が味を引き立てています。他の新酒で時々感じる若くて荒々しい味わいでは無く、穏やかな中にも味をしっかりと出しているお酒だなと思いました。

開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、味わいは殆ど変わりませんでした。日が経つにつれ少しコクが増してきた様に感じました。

食事中や食後に呑む事が多く、食事はお刺身や少し濃し味付けの煮物等、和食が多かったでしょうか。呑んでも料理の味を損なうこと無く充分に引き立てていました。

「白隠正宗」は外呑みでも時々いただきますが、再三書いている「穏やかな」味わいのお酒、という印象があります。今回家呑みした純米生原酒も、新酒ながら「穏やかな」味わいのお酒でした。派手さはありませんが、食事中や食後に落ち着いた雰囲気を醸し出してくれました。


白隠正宗 誉冨士純米生原酒 30BY
  醸造元:高嶋酒造株式会社(静岡県沼津市)
  原料米:静岡県産誉富士,精米歩合:60%
  アルコール度数:16度,日本酒度:記載無し
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2018年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,800円+消費税(1800ml)


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2018/05/06

家呑み-羽水 純米

栃木県さくら市にある株式会社せんきんの「羽水(うすい)」純米です。「仙禽(せんきん)」で有名な蔵元が2017年より製造・販売している新銘柄で、今年が2期目になります。精米歩合から純米大吟醸クラスのお酒です。

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栓を抜くとバナナの様な柔らかい香りが漂います。器に注いだお酒の色合いは、ほぼ無色です。

いつもの様に冷蔵庫で冷やした状態の一口目、柔らかい口当たりです。口に含むと先ず旨味を感じますが、すぐさま酸味がバナナの様な香りを伴って拡がります。少しですがお酒の辛さも感じます。呑み込んだ後もしばらくの間お酒の味が口中に残ります。

口中で転がすと酸味が強調され、バナナ香が鼻腔から抜けていきます。室内において温ませると、酸味が弱まり旨味が出てきました。

温度帯によって酸味だったり旨味などを程よく感じますが、決して濃すぎず呑み易いお酒です。様々な料理に合わせやすいかと思います。

このお酒も開栓後はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、味わいの傾向は殆ど変わりませんでした。食事中や食後で呑むことが多かったのですが、食前酒として呑むのもアリだと思います。

食中酒としては、菜の花や新タマネギ等の野菜や初鰹のお刺身など、春の味覚と合わせて呑んでいました。

裏ラベルには「羽のように軽く、水のように透明」と書かれていますが、成る程重くなく軽やかで且つ雑味が無く済んだ印象のお酒でした。

ただ、個人的にチョイと不満だったのは、ラベル等の表記が判りにくかった事。精米歩合からこのお酒は「純米大吟醸酒」になるのですが、ただ「純米」としか表示されていなかったので、最初手にした時は戸惑いました。日本酒のラベル表記については、業界で統一されていない部分があって判りにくいなぁと思う事がしばしばありますが、このお酒についても感じました。「いい加減、業界が一枚岩になって表記統一しろよ」と今回も思いました。


羽水 純米
  醸造元:株式会社せんきん(栃木県さくら市)
  原料米:山田錦,精米歩合:麹米40%,掛米50%
  アルコール度数:15度,日本酒度:記載無し
  酵母:栃木酵母,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2018年3月
  購入場所:宮田酒店,価格:2,800円+消費税(1800ml)
  ※原料米は酒販店Blogから転記


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2018/04/30

家呑み-ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 生酒

秋田県秋田市にある秋田醸造株式会社のお酒です。「ゆきの美人(ゆきのびじん)」純米吟醸で、麹米に愛山を使用しています。

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開栓した際の上立ち香は華やかな吟醸香、お酒の色合いはうっすらとした黄緑色系です。

先ずは冷蔵庫で冷やした状態の一口目、シャープな口当たりで、舌上にビリリしたガス感を少し感じます。フルーティーで柔らかい酸味主体の味わいに、ほんの少しの苦味が味のアクセントになっています。呑み込むと味がさっと消えていきます。キレがありますね。

口中で転がすと旨味が少し出てくるほか、決して嫌みでは無い苦味もチョイと前に出てきますした。温んでくると作美が円くなり、ここでも旨味が少し出てきます。

キレがあり呑んだ後口中をスッキリさせてくれますので、魚料理を食べた後の口直しのお酒もしくは食後に呑むのに向いていると思います。

このお酒はほぼ1週間置きに呑んでいましたが、ガス感は徐々に弱まって少しずつですが旨味が出てきました。その後も旨味が増してきて、呑み始めから1ヶ月後はコクの様なものも感じる様になりました。

開栓から2週間後辺りでは酸味と旨味のバランスがアチキ好みで、初鰹のお刺身と合わせた時は食事が楽しかったです。

呑み始めの柔らかい酸味とキレの良さから1ヶ月経ち旨味主体の味わいと、期間をかけて味わいの変化を楽しめたお酒でした。

ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 生酒
  醸造元:秋田醸造株式会社(秋田県秋田市)
  原料米:兵庫県産愛山20% 秋田酒こまち80%,精米歩合:55%
  アルコール度数:16度,日本酒度:+3
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2018年3月
  購入場所:髙原商店,価格:2,700円+消費税(1800ml)


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