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2018年3月

2018/03/21

家呑み-國権 純米生原酒 垂れ口

福島県南会津郡にある国権酒造株式会社の「國権(こっけん)」純米生原酒 垂れ口です。初しぼりのお酒だそうです。

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栓を抜いても上立ち香は殆ど感じません。ほぼ無色透明なお酒です。

先ずは冷蔵庫で充分冷やした状態で一口目。キリッとした口当たりです。酸味主体の味わいですが、旨味もかなり感じます。呑み込むとサッと味が消えていきます。

口中で転がすと酸味がより出てきました。室内に置いて温ませると旨味が増してきました。

新酒ですが、荒々しさは感じません。しっかりと味が出ていて呑み応えあるお酒、それが第一印象でした。

開栓後は1週間程度の間隔で呑んでいましたが、味わいに大きな変化はありませんでした。

試しにお燗に点けるとどうなるか、チョイとやってみました。

30℃前後(日向燗)……旨味が増してきました。酸味と程よく混じり合って少し円やかな味わいになりました。
35℃前後(人肌燗)……旨味の後から柔らかい酸味が口中に拡がります。ゆるりと呑みたくなる、そんな味わいでした。
40℃前後(ぬる燗)……旨味が前面に出ていますが、味わいに若干きつく感じました。
45℃前後(上燗)……ふわっとした口当たりです。旨味主体の味わいで、コクがあります。酸味は味の引き立て役になっています。
50℃前後(熱燗)……先ず旨味を感じますが、直ぐに円やかな酸味が味の中心になります。ジューシーさが増したかな?
55℃前後(飛びきり燗)……熱燗よりもさらに酸味が味の真ん中にあります。円やかな口当たりできつく感じません。
燗冷まし(20℃位)……外連味のない柔らかい酸味で呑み易かったです。

お酒の温度を上げていくと上燗までは旨味が出てきましたが、熱燗以上では円やかな酸味主体の味わいに変わりました。味わいの変わり目が判って、呑み比べていて楽しかったです。

色々試した中でアチキ好みだったのは上燗と熱燗でした。上燗では温かい料理に合わせてみたくなりました。一方の熱燗は寒い日にほっこりしたい時に呑みたい味わいでした。

「國権」を家呑みしたのは、実に9年振り!本当に久しぶりに戴きました。外呑みでは時たま呑んでいたんですけどね。今回戴いた純米生原酒垂れ口は、しっかりと味が出ている濃醇な味わいでした。生酒ですが、アチキとしてはお燗酒の方が好みでした。


國権 純米生原酒 垂れ口
  醸造元:国権酒造株式会社(福島県南会津郡南会津町)
  原料米:美山錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:17度以上18度未満,日本酒度:+2
  酵母:記載無し,酸度:1.6,アミノ酸度:1.3
  製造年月:2017年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,700円+消費税(1800ml)
  ※原料米,日本酒度,酸度,アミノ酸度は蔵元Web Siteより転記


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2018/03/13

家呑み-美寿々 純米吟醸 おりがらみ 無濾過生

2018年に家呑みした2本目のおりがらみのお酒です。長野県塩尻市の蔵元美寿々酒造株式会社社の「美寿々(みすず)」純米吟醸おりがらみです。

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冷蔵庫から出したら、瓶を静かに逆さまにし澱が均一にしてから栓を開けます。上立ち香は控え目な吟醸香です。グラスに注いだお酒は、うっすらと濁っています。

きんきんに冷えた状態での一口目、キリッとした口当たりで舌上にピリリとしたガス感を感じます。マスカットの様な酸味が主体の味わいで、後から仄かに旨味も感じます。呑み込むと酸味が喉奥に残りますが、やがてスーッと消えていきます。

口中で転がすと、酸味が口中に拡がっていきます。室内において少し温ませると口当たりが円くなりましたが、少し苦味も出てきました。

味が濃すぎずキレもあり、呑んでいると口中をスッキリとさせてくれます。やや濃い味付けの和食、例えばぶり大根や肉じゃがなどと合うのでは。

開栓後は5日から1週間置きに呑んでいましたが、ガス感がほんのチョイとずつ薄まった以外に、味わいに大きな変化はありませんでした。キレの良さも健在です。

この記事を書いている3月中旬は呑み始めから1ヶ月以上経ちますが、開栓時の印象が変わらないのは造りが安定しているからでしょうか。

「美寿々」を戴いたのは今回が初めてでした。味が突出していないので、料理と合わせて呑んだり食後にゆるりと呑んだりと、アチキには場面を選ばずに楽しめるお酒でした。ここのお酒も、機会があれば別の造りのお酒も試したいと思いました。

美寿々 純米吟醸 おりがらみ 無濾過生
  醸造元:美寿々酒造株式会社(長野県塩尻市)
  原料米:美山錦,精米歩合:49%
  アルコール度数:16%,日本酒度:+1
  酵母:記載無し,酸度:記載無し,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2017年12月
  購入場所:三ツ矢酒店,価格:2,650円+消費税(1800ml)


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2018/03/03

家呑み-原田 特別純米酒 槽出あらばしり

初めて戴くお酒です。山口県周南市にある蔵元株式会社社はつもみぢの「原田(はらだ)」特別純米酒のあらばしりです。

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澱が瓶底にたまっているので、開栓する前に瓶を静かに逆さまにして澱を均一にします。お酒を器に注ぐと、ソーダのような香りがします。お酒に澱が混ざっているので、色合いは乳白色です。

先ずは冷蔵庫で充分冷やした状態での一口目、キリッと締まった感じの口当たりです。適度にガス感があり舌を刺激します。お酒を口に含むと、リンゴの様な爽やかな酸味を先ず感じ、後からからお米の旨味が口中に拡がります。呑み込むと旨味が消え、喉の奥に酸味が残ります。

口中で転がすと、酸味と旨味が混じりジューシーな味わいになりました。温んでくると酸味は薄まり旨味主体の味わいになります。

爽やかな酸味が主体の呑みやすいお酒です。口中をスッキリさせてくれますので、口直しのお酒として戴くのもありかと思います。また、食後のデザートや果実と合わせてみるのも面白いかもしれません。

開栓後は1週間から10日間隔で呑んでいましたが、爽やかさはありつつもガス感は徐々に無くなり旨味がほんのチョイと増してきました。少しずつ酒質が落ち着いてきたんですかねぇ。

ここの蔵元は、しばらくの間酒造を停止していたのを、平成17年酒造年度から酒造りを再開させたんだそうです。今回戴いたのは「あらばしり」でしたが、先に書いた様に呑みやすいお酒でした。他の造りのお酒も試してみたいと思いました。

原田 特別純米酒 槽出あらばしり
  醸造元:株式会社はつもみぢ(山口県周南市)
  原料米:山口県産山田錦,精米歩合:60%
  アルコール度数:18度,日本酒度:+1
  酵母:記載無し,酸度:1.7,アミノ酸度:記載無し
  製造年月:2017年12月
  購入場所:髙原商店,価格:2,900円+消費税(1800ml)


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